妄言読書日記
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2009年05月21日(木) 『極北クレイマー』(小)

【海堂尊 朝日新聞出版】

いままで話題に上がっていた極北市が舞台。
主人公は三枝先生だとばっかり思い込んでいたのですが、左遷されてやってきた外科医の今中が主人公です。
実際のところ三枝先生が主人公のほうがよかったような気がしましたが。
どうも今回の主人公はキャラが弱いなぁと。
北の田口先生といった役どころ。

私が北海道人なので、一番身近に感じる作品になっていました。
しかし作品の出来としては、何かの前哨戦のような雰囲気のまま終わってしまった部分もあり、これ一作ではいまいち評価が上がらないだろうなぁ。
三枝先生も逮捕されたっきりだし。
海堂先生はそろそろもうちょっとゆっくり作品作った方がいいんではないの?と思いますが。

姫宮は看護師の時よりも有能で驚きます。
それにしても、もう少し出番が長いかと思ったらけっこうあっさりと帰ってしまって、目的がわかったようなわからないような。

直接には出てこないけれど速水も元気そうで何より。
ラストに出てきた人がしばらく誰だったか思い出せなかった・・・こんな人になってたのかぁ。

あまり褒めてないけど、ラストの清川先生や今中の決断には胸打たれます。
いつもの熱い海堂節であることは間違いない。

北海道人としてはテキトーきわまりない北海道弁が気になりましたが、まぁいいです。海堂先生だから。



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