妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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| 2009年03月25日(水) |
『町でいちばんの美女』(小) |
【チャールズ・ブコウスキー 訳:青野聰 新潮社】
私小説めいたものからSFみたいなものまで色々とごたまぜの掌編集。 表題作が一番わかりやすくかつありきたり。 なんともアメリカン。 アメリカのハードボイルドな酔いどれ親父が無節操に書き溜めたという印象。 確かにヘミングウェイの香りもする。 もっと下品なのかと思ったのだけれど、そうでもなかった。 それとも翻訳の時に穏便に直したのか。 あとがきを読むとどうも大分直してるらしい。 うーん、下品でもいいから原文のまま読んでみたかった。 なんとなく中原昌也を思い出しました。 「ファックマシーン」「レイモン・ヴァスケス殺し」あたりが好きかな。
この手の猥雑な本は他にあまり読んでいないので、どうも落としどころがわからないですね。 似たようなのを色々読んだらもう少し読み方がわかるんだろうけど。
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