妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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| 2009年02月01日(日) |
『世にも不幸なできごと6 まやかしエレベーター』(小) |
【レモニー・スニケット 訳:宇佐川晶子 草思社】
今回の後見人は金持ちのスクアラー夫妻。 前回さらわれてしまった、クァグマイヤー家の三つ子の2人はいまだ行方知れずのまま。 オラフから逃げながら、オラフにさらわれた2人を救出しなければならないという困難な状況が加わりました。
ボードレール家の3人の子ども達がもっとずるかったら、あるいはもっと弱かったらひょっとしたらこんなに不幸ではないのかもしれない。 オラフに立ち向かおうとしなければ、嫌な後見人の下から逃げ出していれば、諦めてしまえば今よりももっと楽だったんじゃないかと思ってしまう。
がんばる健気な子ども達を見てこんなにも励まされない小説もない。 三人の絆に毎回目頭が熱くなる。
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