妄言読書日記
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2008年09月09日(火) 『図書館革命』(小)

【有川浩 メディアワークス】

とりあえず完結です。
冒頭の堂上と郁の付き合ってもいないのにラブラブというあたりで、かなりダメージを受けつつも、まあいいと言えばいいんではないでしょうか。
最初から無理だろうなぁとは思っていたけれど、メディア良化法の廃止には至りませんでしたね。

今回の話は、原発施設にテロが発生。その手口と酷似した小説を書いていた作家が、テロ対策のために執筆の権利を奪われるかもしれない、という内容。
重ね重ね言うけれど、こんな世界仮定でも嫌だ。
それにしても何があって、こんな社会が成立しちゃったのか凄い疑問なのだけれど、良化法サイドの話しは書かれないのでよくわかりません。
外交的に脅威がある、という世界設定でもなさそうだし。
まあ、成立過程や社会情勢は重要じゃなく、検閲がまかり通る世界でそれとどう戦うかが主眼の物語りなので気にするなということなんでしょうが。
検閲というものに的を絞った話しもそうそうないので、もっとつっこんで欲しい気持ちもあった。

そんなわけなので、主役二人が無事くっついてめでたしめでたし、という気分にはあんまりならんのもまた事実。
あとは好きにやってくれ、という感じである。



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