妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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| 2008年04月17日(木) |
『ロング・グッドバイ』(小) |
【レイモンド・チャンドラー 訳:村上春樹 早川書房】
チャンドラーはいずれ読んでおくべき、と思っていたので新訳が出たこの機に(と言っても結構経つんだけど)読んでみました。
後ろ指差されることを承知で言うのだけど、退屈な話しです。 文章の特異性については、村上氏の解説をお読みいただくとして、レノックスが死んで以降からはもう、寄り道につぐ寄り道で、それを楽しく読める村上氏のような読者は楽しいのだろうけど、マーロウという人間がわからない初対面の私には戸惑いとともに退屈なエピソードの数々。 じゃあそこを省け、と思うかと言えば、そこを省かれたら何も残らないわけで、そこが魅力なのもわかる。 そのしつこい比喩はなんなんだ、と呆れたりもする。
テリー・レノックスというキャラクターは魅力的で、ラストも粋。 わかる。名作なのはわかる。 再読されるべき作品であり、もっと味わうべき文章なのもわかる。
だが長いんだ。 しかし短くしろとも言えない。 名作ってこれだから感想に困るんだよなぁ。
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