妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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| 2007年05月24日(木) |
『ハンニバル・ライジング』(映)『邪眼は月輪に飛ぶ』(漫) |
【監督:ピーター・ウェーバー イギリス、チェコ、フランス、イタリア合作】
ハンニバル・レクターシリーズ、最新作は、初めてレクター博士自身が主役の話しです。 レクター博士の生い立ちに関する話しと言うことで、あまり観たくはなかったのですが、ファンとして観ておくかぁという感じで観に行ってまいりました。 レディ・ムラサキって!と、日本人は総ツッコミしただろう、謎な日本文化の数々はさておき、レクター博士がいかに怪物となったかが描かれる本作。 もちろん、レクターを演じるのはアンソニー・ホプキンスではありませんが、若かりし博士を演じる、ギャスパー・ウリエルは美青年ながら、気持ち悪くてよろしかったと思います。 レディ・ムラサキ役のコン・リーも、日本人から見ると日本人に見えないんですが、凛とした女性でよろしかったと思います。 ポピール警視も素敵でした。
まーでもつまらんかったな。 私がレクター博士に求めるものと、監督が描きたいハンニバル・レクターが違うせいなんでしょうけれど、あの恐るべき知性があまり発揮されていないのがなんとも。 『羊たちの沈黙』の時の、脱獄するのに何もそんな芸術的に飾り立てなくとも!みたいな部分は、これから養われていくんですかねぇ。
でもやっぱり、生い立ちをここまで鮮明に描かれると、レクター博士の持つ理解不能な恐ろしさがなくなってしまって興醒めという感がありますね。 いっそ、普通に生まれて普通に育って、という方がイメージだな。 原作者がそう言うなら、そうなんでしょうけれど。 そろそろ、原作本を読もうかなぁ。
+++++++ 【藤田和日郎 小学館ビッグコミックス】
藤田氏の漫画を読むのは初めてです。 だって、どれも長いもんだから・・・。
表紙がかっこよいです。 中身は、ミネルヴァのデザインが怖い・・・と思いつつも、最後はちょっと切なくもあり。 初めて読む作家なので、話しがどう転がってどういう所に着地するのかわからなかったのですが、おもしろかったです。
他の漫画も読みたいなぁ。
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