妄言読書日記
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2007年04月03日(火) 『聖域』(小)

【北方謙三 角川文庫】

今回の主人公は、家出した教え子を追ってN市にやってきた高校教師(科目は日本史)西尾です。
今までの主人公で一番、理解しやすかったな。
今までも全く理解不能というわけではないのですが、うーんまぁ・・・そういう思考回路もあるか・・も?くらいの理解でした。

この巻、妙にみんな可愛くて、どうしたんですかね。
すっかり下村に懐かれたらしい坂井とか、女子高生にはどうも辛辣になれないらしいキドニーとか、知子にすげなくされているらしいドクだとか、久しぶりに殴り合いな社長とか。
しかしやはり、主にキドニーが妙に可愛くて、困るな。
最初の頃から結構、好きだったのだけれど。

好きになっても、次の最終巻で死ぬんでしょ!?と言いたくなるのですが…。
もう次でどれくらい死ぬのか、そればかりが気がかりで。
秋山さんもそろそろ大人しくしているのに飽きてきたらしいし。

安見ちゃんが「川中のおじさま」と言っていて、あの人おじさまと呼ばれるほど、上品なもんでもないんじゃないのか、と思いつつ可愛かったのでいいや。

シリーズ中どこかで、主人公が死ぬパターンが出てくるんじゃないかなぁと思っていたので、あまりびっくりもしなかったのですが、好きな話しでした。
高岸が今後、ブラディ・ドールでどうしてくのか気にかけつつ、人が死にまくるであろう最終巻を思うと気が重い・・・。

ところで立野さんは東京に帰ったのかな。



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