妄言読書日記
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2006年05月01日(月) 『Vフォーヴェンデッタ』『リバティーン』(映)

映画の日なので映画二本立てで。

【監督:ジェイムズ・マクテーグ アメリカ】

『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟が脚本をという先入観もあるのかもしれませんが、やっぱりテーマは、「考えるんじゃない感じるんだ」であり、「愛は地球を救う」だったような気がします。
「考えるんじゃない感じるんだ」は漠然とした主張のように取られがちですが、日常で抱く「このままでいいのか」「これは正しいのか」というささやかな違和感を、見過ごすなという意味合いでの「感じるんだ」という言葉ですね。
「愛は地球を救う」は私の独断ですが。
でもマトリックスも最終的に、トリニティの愛でしょう。
どうかと思ったけど。

ネオは“救世主”という分かりやすいヒーローの役割を与えられていたけれど、Vはどう捉えるかは観る側に委ねられていて、その点、マトリックスよりもとっつき辛く、そして面白い点だったと思う。
私の見解は、テロリストで復讐者で、ちょいオタクな内気な子、でしたけど。
花柄エプロンにはきゅんとせずにはいられませんでしたよ。

それにしてもV役のヒューゴ・ウィービング(観てる間は全く気づかず)はもちろん、ナタリー・ポートマンの演技には括目です。
ナタリーの服が、いつもさりげなくかわいい。

そこそこ面白かろうと観に行ったら、ちゃんと面白い映画でした。
そうそう、アクションバリバリとはいきませんが、要所要所でのVのナイフさばきはかっこいいです。
Vが銃ではなく、頑なにナイフなのって、「暴力で支配することはできない」という主張の現われなのかな、と思ってみたり。

Vも好きでしたが、フィンチ警視も好きでしたよ。
枯れ具合が。

++++++
【監督・ローレンス・ダンモア イギリス】

全くもってどうしようもなくダメな男を演じているジョニー・デップほど魅力的なものはない、という映画でした。
脚本とか演出とかはうーん・・・?と思うところ多々ですが、デップのダメな天才ぶりを鑑賞して、最後の問いに意地悪く「Yes!」と答えてやろうじゃないかと。

女性陣の演技も光っておりましたよ。



蒼子 |MAILHomePage

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