妄言読書日記
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※ネタバレしています
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| 2006年03月04日(土) |
『銀河英雄伝説外伝 星を砕く者・上下』(小) |
【田中芳樹 徳間デュアル文庫】
再読は書かない方針ですが、まあ、外伝はどれを読んでいてどれを読んでいないのかいまいち記憶が定かではないので全部書きます。 でもさすがに、これは読んでる記憶ありました。
シリーズ全体のネタバレを含みますので、刊行されて早、云十年経つ人気シリーズのネタバレをいまさら心配するのも気を回しすぎのように思いますが、お気をつけください。 私が読んだ当時ネタバレされて、非常に落胆したので必要以上に気を回してしまいます。
現在、銀英伝再読中なのですが、2巻に続けてこれを読むと感慨もひとしおです。 特にラストシーン。 ラインハルトさまのばかーっ!とついつい言いたくなります。 本人が一番わかっていることであるだけに、責め切れませんがそれでもふと、言いたい気持ちになる。 いやー3巻以降がまた辛いんですよねー。ことあるごとにみんながみんな、「キルヒアイスがいたら・・・」って思うんですよねぇ・・・。
それはさておき、外伝。 タイトルで察せられる通りに、帝国サイドの物語。 帝国サイドは、ラインハルトさまが打倒皇帝に燃えている期間が一番好きであります。 もちろん横にキルヒアイスがいる時。 そんなわけで、双璧が陣営に加わる経緯が描かれるこの話しも楽しく読みました。 (逆に同盟サイドはヤンがある程度の地位についてからの方が好きです。でないと活躍できないからなー)
なかなか解説が面白いです。 これだけの小説になると、いろんな人がいろんな考察して、いろいろ論評してるんだろうなぁ。 私がはじめて銀英伝を読んだときは、単純に三国志が元になってるのかなーと勝手に思っていたし、解説で三国志の名が出てくることも多々あるのですが、数年前に三国志ブームが来て、三国志読みまくりした後に、もう一度銀英伝を読むと、アレ?違ったのかな、と思いなおしてしまいます。 三つ巴であること以外なんら共通する点は見出せないのです。 と言うよりも、帝国と共和制という対立の時点でもう、三国志とは全く別の視点であると言えるんじゃないかと。
10年ぶりの再読はいろいろ思うことが増えて楽しいですね。
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