妄言読書日記
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2005年05月08日(日) 『暁天の星 鬼籍通覧1』(小)

【椹野道流 講談社ホワイトハート文庫】

面白いらしいということで、文庫化を待っていたら、ホワイトハートであら?と。
ホワイトハートで悪くはないけど、読んでみたら、更に、あらら?と言う感じでした。
楽しみにしていたぶん、がっくり。
そうなんです。あんまり面白くなかったんです。

キャラ小説なんですねぇ。
私はキャラ小説を嫌ってはいないですけれど、意味もなくキャラ付けされていると気になります。
ST読んだ時のような感じ。

ただ単にキャラが私のツボに入らなかっただけだろう、と言われると、うつむいてしまいますが。

あらかじめ、ミステリーだと思って読むと肩すかしを食うというのを知っていたので、幽霊オチでも別に驚かないし、文句もなかったです。
司法解剖のシーンがやったらめったら詳細なのは、作者が昔やっていたからですかね。ちょっと、詳細すぎて、私は想像してはうわーという気持ちになりました。

しかしこの内容なら、半分の長さで収められそうな気がしますよ。
2巻以降は読みそうもないですが、2巻以降を読まなきゃ損だ!という方はその旨ご連絡ください。文庫になったら読みます。



蒼子 |MAILHomePage

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