妄言読書日記
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2004年12月26日(日) 『魔法使いハウルと火の悪魔 ハウルの動く城1』(小)

【ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 訳:西村醇子 徳間書店】

映画を観に行く機会を失してしまい、なんとなく行かなくてもいいような気分になっていたこの頃。
とりあえず原作を読んでみたら、映画を観に行ってもいいかなーという気分になってきました。

話は、オズの魔法使いっぽい。
実際、ベースになっているらしいですが。
主人公の少女が、おばあちゃんになってしまうというのが、興味深い設定です。
その上、ハウルは全くもって駄目な奴です。

全体として、面白かったのですが、なんだかキャラクターが多すぎないかなという気がします。

火の悪魔とマイケルくんが、好きでした。
ハウルとソフィーは可愛いカップルだと思いますよ。
原作を読んだら、移り気で気ままで虚勢ばかりで、のらくらしているハウルの声がキムさんなのは、別にそれほどまでに違和感がないような気がしますが、こればかりは観てみないとなんともいえません。



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