妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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| 2004年12月19日(日) |
『罪な約束』『罪な悪戯』(小) |
【愁堂れな 雄飛アイノベルス】
昨日の『罪なくちづけ』シリーズ二冊です。 感想はまとめさせていただきます。
約束の方から。
良平とごろちゃんのラブラブ話というよりは、事件がメイン。 それは前作も同じなのですが。 ごろちゃん、露天風呂で死体発見!という、二時間サスペンス好きの作者らしき趣向。 被害者本宮の心情が、なかなか切ない話でありました。
ごろちゃんに惚れてる富岡くんなんてのも出てきて、にぎやいでおります。 オフィスの中心で愛を叫んじゃった、ごろちゃんが可愛いんだか、なんなんだか。富岡君でなくとも脱力しちゃう。 温泉ラブは基本だよね、というお話でした。
続いて悪戯。
ごろちゃんの周りは事件がいっぱい。 それともごろちゃんの会社に犯罪者がいっぱい・・・? 殺人犯が二人も出てしまった会社と言うのも対外的にいかがなものか。 今回はトミーこと富丘君ががんばっておりました。 私は杉本さんなんてのが、けっこう好きですが。 納刑事は、そんなにわかりやすくごろちゃんに惚れていていいのでしょうか。
このシリーズ、意外と良平とごろちゃんは顔つき合わせているシーンが少ないんですね。 お互い忙しいからねぇ。
拉致も基本だよね、というお話でした。
サイトにしろ、本にしろ、次の良平とごろちゃんの話を楽しみにしております。
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