妄言読書日記
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2004年09月01日(水) 『ダレン・シャン11 −闇の帝王−』(小)

【Daren・Shan 訳:橋本恵 小学館】

そろそろ、「この続きは大人になってからね」とかそういう注記を入れて、脱児童書にしたらいかがだろうか。
そしてエロでもグロでもなんでも好きにしたらいい。
そんなことを思いながら読んでいたら、次で終わりですか!!
ここら辺が限界ですよね。もうこれ以上書いたらいくら売れていても児童書としてアウトです。いけません。

ダレン、故郷に戻る編。
故郷に戻ったら懐かしの我が家では妹のアニーが女で一つで幼い一人息子を育てているという、ヘビーな展開。
16で子どもを生み、父親は誰か不明。
父親はアイツか?
だとしたらどこまで外道なんだと思いきや、アイツことスティーブにも息子がいることが判明。
えーと、その子の母はまさか・・・

やっぱりアニーの子どもだった!!

えげつないよ、展開が!!
こんな児童書、私は嫌だ。
確かにダレンはグロくてダークなのが売りですが、えげつないのはいけませんよ。

そしてそれは酷いのでは、というのがトミーの死。
いつも誰かが死にますけれど、いかにも死ぬために出たというのが酷いです。
ミスター・トールも死ぬし・・・。え、君らも親子?もうどうでもいいよ。
苛酷な予言を言いまくるあたりはなんだか、『X』(CLAMP)を彷彿とさせます。

さらにシャンカスまで死ぬ。
本当に酷いなぁ・・・。駄目だと思うよ、それは。
児童書じゃなくてもその殺し方はいけないと思う。子どもなんだし。

あー・・・ひょっとしてこのラストは・・・・・・
日記の筆者と言うのは・・・・アニーの息子ですか。どっちかわからないけど。



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