妄言読書日記
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※ネタバレしています
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| 2004年08月01日(日) |
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(映) |
【監督:アルフォンソ・キュアロン アメリカ】
夏休みのハリー・ポッターを舐めていた。いやー混んでいました混んでいました。 二回遅らせてようやく見れたと言う。
監督が変わった第三作目。 相変わらずのダイジェストっぷりですが、磨きがかかっておりました。 早い早い。あっという間。 うまい編集ですが、なんか物足りないのは原作を読んでいる人だけが感じる感覚なのか。
パンフレットの内容が薄いです。 もっと役者のプロフィール載せてよ。新しい人出てきたんだからさ。
ハリー親世代が顔をそろえる今作。 シリウス役はゲイリー・オールドマン、ルーピン先生にデイビッド・シューリス。なかなか良いのではないでしょうか。 良かっただけに、シリウスがラストに唐突に出てきて大暴れして去って行っただけ・・・だったのがなんとも寂しい。 ルーピン先生の狼男のCGはもっとなんとかならんのか。せめてもう少しふさふさしていてもいいんじゃないのか。 私ならアレ見ちゃった翌日に、ルーピン先生に笑顔で会いにいけないな・・・。怖いもん。
ところで、シリウスとルーピン先生、スネイプ、そしてハリーの両親が同年代という説明がとこにもなかった気がしたんですが、子どもにはわかりにくいのでは。 なんでスネイプはそんなにシリウスとルーピン先生を目の敵にしているのか説明なし。あれではスネイプは誰にでも絡む人になってしまいます。 そんなスネイプのおばあちゃんの格好は、映像で見るとより笑えました。 あのシーンを見て、映画化してよかったと今までで一番思ったかも(大げさな)
しかし、シリウスとルーピン先生の熱い抱擁には子どもたち同様、唖然。 ハリーが何もいう間もなかったです。 熱いよ二人。キスしてもおかしくなかったよ。 そりゃスネイプも「夫婦喧嘩」と突っ込むさ。
ルーピン先生が大好きなものだからついつい親世代の話ばかりになってしまいます。
クルックシャンクスのぶさ猫ぶりが可愛かった。 新校長は優しさが薄れた感じです。ガンダルフに近かった。 主役三人組はよくテレビで見るからなのか、それほど大きくなったなーと思わなかったですが、ドラコとか脇役の子どもらの成長振りに驚きました。 みんなデカイなぁ。ひょっとしてダニエル君は小さいのか。
次回作はまた監督が変わるようですが、3時間くらいになっていいので、もう少し原作のシーンを取り込んで欲しいところ。
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