妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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| 2004年02月06日(金) |
『指輪物語4 旅の仲間下2』(小) |
【J・R・R・トールキン 訳:瀬田貞二・田中明子 評論社】
サムー!サムー!!サムーっ!!! という感じの旅の仲間編が終了しました。 うん。もう、サム大好きだね。 映画版も好きだけれど、小説のなまり過ぎな感のあるサムも愛しいよ。 フロド、サムを大事にしてやって…置いて行くなんて言わないでさ。
原作はよいですね。 ここまで来ると、翻訳のおかしさは気にならなくなりました。 野伏の馳夫、おおいにけっこうじゃないですか。たまに王様のオーラを出す馳夫。 けど普段は野伏。 指輪一行の引率者になって、四苦八苦している様が泣かせるやら笑わせるやら(笑っちゃいけませんよ) がんばれ、アラゴルン!!
今回出てきた、白鳥の船。 何をどう頑張っても、白鳥ボートしか想像できません。貧困な想像力をお許しください。 足が届かないホビット達の代わりに、一生懸命ペダルをこぐアラゴルンとボロミアが脳裏にいました。 ギムリは多分、立ちこぎでがんばるんですよ。
ボロミアが不憫でなりません。 本当はいい奴なんだよ、フロド…。
丁度、テレビで旅の仲間が放映です。楽しみだ。
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