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2005年06月06日(月)
「時は流れて」










「あんたには もう逢えないと思ったから
 あたしはすっかり やけを起こして
 いくつもの恋を 渡り歩いた
 その度に 心は 惨めになったけれど
 そして あたしは 変わってしまった
 泳ごうとして 泳げなかった 流れの中で
 今はただ 祈るほかない
 あんたが あたしを みつけやしないように
 時は流れて 時は流れて
 そしてあたしは変わってしまった
 流れの中で 今はただ祈るほかはない
 あんたが あたしを
 こんなに変わった あたしを
 二度と みつけや しないように

 時は流れて 時は流れて
 そして あたしは変わってしまった
 時は流れて 時は流れて
 そして あたしは
 あんたに 逢えない  」




              中島みゆき 「時は流れて」
              アルバム 「あ・り・が・と・う」 から 

 



ビデオテープがかなりある
ビデオ狂と言うよりも記録屋なのである

VHSではかさばるので
縦5cm、横10cmくらいの8mmテープ
それが40本くらい入るケースが
いま数えたら26個
本棚を占拠しており上から
音楽、映画、ドラマ、バラエティと分類分けされている

いちばん古いテープがどうやら94年のもので
10年に渡ってコツコツためてきたみたい
部屋にいるときに音がないのが寂しい
かといってつまらない番組よりは
好きなものを何度でも流していたい
最初の理由はそんなものだ

けれどこうしてためてみると
いつの間にかコレクションと呼べるかもしれないと
思うようになった
愛着もある
いつか壁一面の棚に
この愛しいコ達を整然と収めてみたいと
つまらない夢を描くことも

しかし、
時は流れる
DVDというものが主流になろうとしている

決して新しいものが好きではないのだけれど
10年という時間はテープには長い時間である
劣化もするし
擦り切れるという悲惨なこともしばしば
それがビデオも販売されていない、再放送も望めない舞台の
だったりするとガックリ肩を落として滲む夕陽なんか見つめてしまう

といった事情があり不本意ではあるが
DVDとかいったピカピカのギラギラの
ペラペラ野郎に乗り換えることにした
単価はまだ若干高いものの
これでほぼ永久に保存状態は保てる
もう夕陽に吠えなくても済むのである

問題はその引越しそのものであるのだが…
1000本を越えるテープをDVDに移すのは
想像するのも怖い作業だ
一日一枚焼いていたとしても(もちろん不可能だけど)
およそ2年間くらいだろうか

やっぱり
滲んだ夕陽を見つめちゃうのである