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| 2004年08月08日(日) ■ |
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| 3つ数えろ!(1) |
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いま隣人のふたりは 引越しの準備をしているところ ふたりとも20歳くらい いかにも最近の若者という感じの男女である
昨年4月 この部屋を見せてもらいに 不動産屋に連れて来てもらったときに 毛布に包まれたエンジンが空き部屋の玄関前に置いてあった が、その時はそれが何を意味するものなのか気付かなかった あのエンジンが全てをものがたっていたというのに
5月、引越ししたその日に 隣りは前もって不動産屋に聞いていた、女性のひとり暮らしではなく 若い男性とのふたり暮らしであると気付く 壁は薄いが話し声も大きいし 壁は薄いが音楽の音量がまた大きい(GLAYとSPEED)
翌日、深夜、午前1時頃 隣りの部屋から(←以下略)エンジンをふかす音
そのまた翌日、午前4時頃 友達が来てるらしくいっせいに「ヒューっ!!」の声 驚く、も怒る、もとおりこして笑ってしまう
同月下旬 大家さんはかなり離れたところに住んでいて 不動産屋さんにはなにかあったら大家に直接ではなく ウチを通して欲しいと言われていたので 初めて苦情の電話というものをいれる 「注意しておいたので今後大丈夫だと思われます」とのこと
6月、 状況変わらず 声、音楽の騒音と走り回る足音、壁にぶつかる音、 なにか重たいものをひきずる音、叫び声、主に夜中2時ごろからはじまる
同月下旬 2度目の苦情電話をいれる 「再度苦情がでるようなら保証人に連絡をとる、と言いました。 今後ふたばさんが直ってないと判断されるようでしたら退去も考えますので」との返答 この答えにはもちろん安心できたが 逆に困ってしまった こちらとしては、迷惑かけてほしくないだけで 「退去」というのは大袈裟で乱暴な気がしたから しかも自分が判断ですと??
こう言われてしまうと 逆にこちらは訴えにくくなってしまう 頼むからもう電話させないでくれよ 見た目はいい大人なんだからこれ以上迷惑かけんでくれ、と祈った
その祈りを知ってか知らずか知らないだろうが 一ヶ月おとなしかった程度で 隣人はまた少しずつボルテージをあげていったのだ
問題があるのは主に男性のほうで バイクの改造が趣味であるらしい 昼間は外でカスタムをしつつ部屋の中にいる彼女に向かって 大声で呼びかけている、または罵倒している 夜はさすがにエンジンを部屋の中でふかすことはなくなったものの 他の騒音は一切なくならない 夜中にどうして思いきりドアの開け閉めができるのか 部屋の中を走り回れるのか なぜいまSPEEDなのか
8月、 この頃から玄関前の通路に大型バイクを置くようになる そのうえで通路の反対には粗大ゴミを放置する 通れん 更に生ゴミの入った袋を縛らずに放置 実家にいた頃には見たことのない虫がその袋の上に乗っているのを発見
9月、 粗大ゴミと生ゴミとバイクは依然そのまま その他キムチの袋を放置 推測ではあるが 近くの川に布団とバイクの部品を投げ捨てた模様 (アパートの前に置いてあったものが翌日朝、川の浅瀬に そのままひっかかってたので) 苦情をだすとしたら区役所のほうが先か?と呆然
10月上旬 3度目の電話を入れる 今度はこちらから「退去」という言葉をだす 「実はふたばさんが引っ越す前にも苦情あったんですよ」と このとき初めて聞く なにかい?黙ってたんかいー。 なになに、それはアパートの前の狭い公道に車何台も止めて 通行妨害したから? あ、そー。
受忍限度という言葉がある 近隣の迷惑な音や行為も 生活をするうえでやむを得ない程度のものは 我慢しなければいけないですよ、その限度という意味だ もちろん線引きなどはないのだけど
訴えていいものか、もうしばらく様子を見るべきか 残留か、退去か、こちらが引っ越すか そっちがその気ならこっちも考えあるで いやいや、こちらも知らずに迷惑をかけてるかもしれない
この部屋に越してきてから こんな感じでずっと悩みつづけていた おいこら!3つ数えろこんにゃろ!!とタンカ切ってもみたかったんだけど
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