咲百合さんが8月に結婚して、結婚式はするだのせんだの言っていたのが、来年2月にすることに決まった。
他人のお祝いごとの話なのにめっちゃ淡白な言い方で恐縮ですが、すみませんいつも通りいきます。ネタバレはないです。

それでウエディングドレスを選定する現場に立ち会った。
迷っていて決められないからどうしても来て欲しい私しかいない、と召還された。
なんで……？って未だに思ってるけど、そこまで言われたら行くやん。それが4日前でも。それが平日でも。妹子は仕事が忙しくて休めないからこれなかったんだって。私は仕事が暇だから半休にして行った。
行ったところでこれが一番好きって言われたやつに「うんそれがいいと思う」って言う働きしか確実にできないんだが。でもきっとそれが大事なんだな。うん。

行く前から、自分が着たいやつを着るのが正解だと思うとは言ってあったし、既に試着したドレスの写真を見せてもらった時点で意見が割れていた。
私「写真3枚目の背中と4枚目がかわいいな」
咲百合「2枚目が有力候補」
私「4枚目の後ろがふわふわの層になっていてかわいいな」
咲百合「2枚目の後ろのレースがすごいかわいいねん」
うんもう2枚目に決めたらいいと思う😌

行ったら実際にそのドレスに即決まったしね！！
咲百合さんと喋ってるスタッフさんの声が聞こえていて「幼馴染と選ぶのって素敵ですね。背中押して欲しいですもんね」とか言われてたけど、背中押してすらいない見守っていただけなんよ。
これ別に愚痴じゃないんですよ。ただ、私も咲百合さんもウエディングドレスを前にしてどれも素敵〜あれもこれも試そう〜悩んでる時間が一番楽しいよね〜🤟ってなるタイプではまったくないから、えっ悩んでるっていうかそんなん着たいやつ着て終わりやろ？って結論がわかっていたんですよ最初から。ね。
咲百合さんも、迷って決められないと言ってたけど、この人は私が疑問に思った時点では既にこうするという道を決めていて絶対にそれを譲らない人なんです。それも私知ってるから。
ドレスが決まった後にちょっとティアラを物色して、そこでも完全に意見が割れて一切聞いてもらえなかった。でも個人的にはドレスよりも小物を見る方が楽しかった。
まぁ真剣に相談されたところでお役には立てないので、この感じでよかったんや…。
咲百合さんの両親と20年振りぐらいに会っておもしろかった。

ドレスが即決だったので予定より早く終わって、晩御飯には早いよなぁと言いながらとりあえずレストランを探していたらお腹空いてきて結局とんかつ食べた。

そして次の日が今日で。土曜日で。
咲百合さんが今住んでいるおうちに遊びに行く予定がもとからあった。
おうちはなんか、咲百合さんの家って感じだったな…笑。家財が少ない。二人で住んでるんだしもっとホーム（？）なのを想像していたのに、3ヵ月経ってるのに家財少なくない…？いや不足が無いならいいと思いますが。

私はこたつに入って阪神のパレード中継を見ていた。咲百合さんは伸び切った豆苗をカットしてナムルを作り始めた。ナムルは別に私に振舞うものではなく。
そしたら旦那さんが帰宅されて、初対面。お顔は知っていたし、お互いにお噂がかねがねなのでめっちゃあっさり挨拶をした…。いい距離感。

その後は咲百合さんとランチに行った。チキンカツを食べた。昨晩とんかつだったのに。

いろいろ書いたけど、たぶんほとんど咲百合さんには伝えていない内容なので読んでなんか思われてたらごめんね。
以前から咲百合さんは、私が彼女の結婚に関することを全然書いていないから私がよく思っていないものと感じたようで「書いてくれていいんだよ」と言い出して、いや私も別に深い意味なく書くことを選んでいるし、他人と共有した時間についての方が書かない方向性なんだよね…。深い意味はなくて深層心理に近い何かが作用してる。

人間喋りすぎるのは絶対によくないと思っていて、それを知りながらも近しい人が読んでる場所でいろいろ書いてるのってちょっと捨て身だと自覚してる。嫌われても教えてもらえないやつだから。
実名では自慢か金になる話だけして悪口は匿名で言うネット社会は合理的なのだと思う。でもそこには行きたくなくてこのインターネット古代遺跡にずっと住んでる。みんなここは秘密にしてね。