生存報告―目指せたくまし道。
〜こっそりひっそり編〜


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2005年06月05日(日) 有給休暇取得推進運動

日本ではお盆休みは1週間+−、お正月休みは4,5日間
というのが通例ですよね。・・・みじかいってば!
ヨーロッパではバカンスは4週間程度、年末年始だって2週間とります。

ドイツに行ってたとき、クリスマス前シーズンなのもあり"奴ら働かない!"と思いました。
旦那さんが昼休み家に帰ってきて(←平気で2,3時間とる)子供の面倒とかみてるんですよ!
日本じゃありえない光景だ〜とか驚いた覚えがあります。

休みがとれれば遊びに行くからお金も使うんですよ!<経済効果

つまり、日本人働き過ぎってことです。
○○党の回し者じゃないんですが、この記事読んでみて〜。


残業 上限を法律で決め長時間労働ただす

 ヨーロッパでは、週三十五時間などと労働時間が短いうえ、残業の上限を法律で規制しています。ドイツは年六十日を限度に一日二時間まで。フランスでは年百三十時間が限度です。

 日本は長時間労働と裏腹に年次有給休暇(年休)の付与日数が少ないうえに、取得率もきわめて少ないのが実態です。

 政府の試算でも、年休を完全消化すれば、百五十万人の新規雇用創出と十二兆円の経済波及効果があります。

 ヨーロッパでは、長期のバカンス休暇を楽しむのは当然のことになっています。ドイツやフランスなどでは、夏と冬に四週間、二週間とまとめて休暇を取得し、年休の完全消化は当たり前です。

パート派遣 非正規の労働条件 正社員と平等に

 フリーター青年の85%が年収二百万円未満で働いています。パートの七割は女性が占めていますが、パート女性の一時間当たりの賃金は男性正社員の34・4%という低さです。「最低賃金ぎりぎりの時間給」「妊娠したら解雇」がまかり通る非正規労働者の増加は、正社員の賃金と労働条件まで引き下げています。

 ヨーロッパではフルタイムとパートとの労働条件の格差を規制しています。たとえば賃金でも、日本はフルタイムの一時間当たりの賃金を100とすると、パートは49・7と五割を切っていますが、スウェーデンでは87・2です。ドイツでは82・5%、オランダでは73・2%、フランス73・0%となっています。

 「パートだから」といった雇用形態による差別は本来あってならないものです。「同一労働同一賃金」は、近代社会が確立した大原則です。

 ILO(国際労働機関)は、パート労働者がフルタイム労働者と差別されないよう求める条約を採択。EUでは、法的拘束力のある「EU指令」を採択し、各国が歩調を合わせてパート労働者の保護をすすめています。

 ところが日本政府は、ILO総会で条約作成に反対。パートと正社員との「均等待遇」をはかる流れに逆らう世界の“孤児”となっています。



2004年6月19日(土)「しんぶん赤旗」より



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