生存報告―目指せたくまし道。 〜こっそりひっそり編〜
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えー、今週もNHK映像散歩で癒されている私です。空に舞う雪の粒、一面真っ白な雪が降り積もった広大な雪山。こんな真っ白な世界にいったら、身も心も浄化されるだろうに。
青白く光る朝、深い闇が降りる夜、冷たい空気に覆われた凛とした世界。
映画『Dolls』の最後が雪山だったのは単に春夏秋冬なのかもしれないけれど すべてのものが白で覆われる冬はあのふたりの最期にぴったりだった。そして光が射す。
映像に合わせて流れる曲はなつかしい賛美歌や外国の民謡で、人生のことなんて何も考えていなかった十代のことが甦って。
『アヴェ・マリア』は下校の音楽だった。よく聴いていたということは 私は最終下校時刻まで残って何をしていたんだろう?思い出すのは、誰もいない校舎を走り回っている感覚。
最近稽古でルパン走ってるからか、この季節走るのもいいかもしれないと思った。何もかも忘れて、頭の中からっぽにして まっすぐに走るの。
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