だいありー

2005年12月01日(木) ばっちいうーちゃん号 前置き

Y野さんとぱんちゃんと
ぱんちゃんママはこのところ
3人でKさんちに行く事が多い。
実はY野さんは今本当に
お金に困っている。
Kさんは人の保証人になって
借入金を背負うハメになり、
更にご夫婦で命を取られる病気に
なったことから健康食品に走った。
西洋医学でダメなら健康食品に
頼るほかは無い。
・・・お金があってもなくても、
重い病気にかかったら一度は皆、
そう思うんじゃないかしら。
「金も無いくせに」
と陰口を叩かれようとも、
最愛の人を失いたくないと思えば
恥じを偲んでいくらでも人様に
「お金を用立ててもらえないか」と
頭を下げる事など何とも無い事だろうと思う。

でもY野さんはそれとは違う。
旦那とは離婚するつもりで息子と家を出た。
酒癖が悪く、酔うと暴力を振るい、
難聴という障害を背負った息子には
親らしいことなど何一つしてこなかった。
生活費も家に入れず、
妻の内職で飲み食いしては
昼間から酒をかっ食らう。
個人タクシーをしていたけれども、
いつも二日酔いで運転している為、
人身事故を何度か起こし、
そのうちの1人は亡くなった。
信号無視による事故で、
歩行者はちゃんと歩行者用の信号が
青になった横断歩道の上を歩いていた。
ところが反省するどころか居直って、
開き直って、警察でも

「あいつ(被害者)が車に
突っ込んできたんだ!」

と言い張って、免許取り消しになった。
そのほかにもしょっ中ドライバーとの
喧嘩が耐えない為、Y野さんの旦那は
護身用に催涙スプレーを持ち歩くようになり、
喧嘩を売っては反論してくる相手に
スプレーをかけるという有様だった。
Y野さんは今までに何度となく
夜中に病院に駆け込んだかしれない。
何度となく息子を抱いて夜中に
家出を繰り返したかしれない。

いくら難聴だと言っても補聴器を入れていれば
聞こえるDちゃん(20代半ば)。
子どもの頃、お母さんが殴られている時は
いつも隣の部屋に行かされていたという。
でもね、子どもと言うのは大人よりも敏感で、
お母さんが殴られたり蹴られたりしていれば
隣の部屋にいたとしても判るんだよね。
だからDちゃんは今回、お母さんが
離婚を前提に家を出るにあたって、
迷う事なく、お母さんについてきた。

DちゃんはY野さんが年いってからの
子どもで、20代とはいえ、
お母さんは60歳半ばかそれ前後。
ギックリ腰をやったことと、
長年の身体的・精神的疲労から
腰を悪くしているので働きたくても
働けない状況にある。
ともかく掃除にしてもマンションなどの掃除は
階段を上り下りしたりするため腰に
負担がくるからと組織に入っての掃除は
やりたくないという。
だから障害者としての国からのお金と、
自分の年金で家賃・光熱費・
バイクのガソリン代・食費代を賄っている。
Dちゃんは障害者のため、
会社からの給料は安い。
会社からは国から補助が出ているはずだった。
イジメもあったようで、
店長(車の中古販売)がかなりヒドイ
やつだった。(現在はホリ*モンになっています)

そんなY野さんとDちゃんを、
Y野さんの一番上の兄貴が心配して
可愛がっていたという。
調子が悪く、入院したことも
知ってはいたもののお見舞いに
行けない状況だった。
Y野さんは俗に言う

「宵越しの金は持たない」

というタイプなので、
どんなに給料を多く貰おうとも
貯金は多分出来ないタイプだろうと思う。

そのお兄さんが亡くなった。
こんなに早く亡くなるとは
思ってもみなかったという。
朝早く、お金を借りにぱんちゃんちに来た。
新幹線で帰る事は無理なので、
長距離バスかローカル線で帰ったと思う。
Dちゃんも礼服を持っておらず、
父親から離れた事によって
ストレスから開放されかなり太った。
体型はモロ親父体型で、
腹だけがポッテリ。

・・・まるでぱんちゃんと同じ

って、誰だそこで笑うのは!

ぱんちゃんがママと話したのは、
Dちゃんがお母さんのお金の苦労を
全く知らないんじゃないか
という事だった。
というのは、Dちゃんと会う時、
着ている洋服がどう見てもそこら辺りで
売っているような服じゃないから
だった。
ブランドは判らないけれど、
例え合皮であろうと
皮のジャケットとパンツ、眼鏡、
ネックレスや指輪(これらはたいした額じゃ
ないと思う)、ジャケットの下に着ている
シャツなどは確実に数万円するだろう
というのは服オンチのぱんちゃんでも
一目でわかる。

お給料が障害者ということで
社員であっても健常者よりは少ないので、
自分で働いた給料は貯金せずに
自分で全て使っているのではないだろうか。
彼女(エライ金持ちなんだけど、
やはり耳が不自由)と付き合うのでも、
割り勘にせず全てDちゃんが
出しているのだろうと思う。


Kさんは

「Dちゃんが自分で稼いだ金なんだから
何を買おうとDちゃんの自由」


と言う。
けれど、ぱんちゃんは
その考えにはNOです。
Kさんもそうやってここまできた。
そしてお金に困っている。
年俸2000万も稼いでいた彼女が
全く預金せずに来た結果が今だからだった。
ぱんちゃんは、ぱんちゃんママに言った。

Dちゃんも彼女とのデート代は
少なくともある程度は折半にした方が
良いのではないか?
彼女の分を全て出すのなら全て
2倍のお金が要る。
出不精のDちゃんを出たがりの彼女が
いつも嫌がるDちゃんを引っ張り出して
あちこち連れ回す。
それを何でもかんでも彼女の分まで
出してあげていたのでは
Dちゃんのお給料では貯金なんて
出来たもんじゃない。
そんなことは、金持ちがすれば良い事で、
今はそれよりもお母さんを支えることを
しなければならないんじゃないの?
お母さんが腰が痛くても病院に行かないのは
何故なのか、行かないんじゃなくて、
行きたくても行かれないんだということを
20代半ばになったのだから考えなくては
ならないんじゃないのか?


と。
そしてこうもママに言った。

Y野さんは子育てを間違えていると思うよ。
障害を持つ子どもを産んでしまった
という子どもに対して申し訳け無いという
気持ちは判る。
けれど、だからといって、
自分で稼いだお金を自由に使わせる事が
せめてのも罪滅ぼしだと思う事は
絶対に間違っている。
Dちゃんが可愛くて、不憫に思うなら、
まずは彼女との結婚を考えているのなら
今の生活の全てを話すべきではないか?
お金を貯めさせる事を教えなくては
ダメではないのか?


と。

Dちゃんの彼女は
お金持ちのお嬢として育ち、
全て親が高価な物を買い与え、
お金の有り難味を全く知らない娘に育った。
金銭感覚がまるでないの。
わがままで全て自分中心で
動かないと気が済まない子なので、
恋人として付き合うまではまだしも
嫁にするにはかなり大変だと思う。
Dちゃんのお母さんが倒れたら、
じゃあ、医療費は嫁か嫁の実家が出しますか?
応えはNOです。

Dちゃんはお母さんの面倒を看ないと
ならないのだから、お母さんが病気になって
貯金が無ければ病院にも行かれない。
例えのたれ死になったとしても、
葬儀はあげないにしろ、火葬するにも、
身体に氷を使うにも、
自宅で亡くなれば一度警察に亡骸は
収容されます(病院にかかってないから)
その運搬費用もかかるんです。
だから事件で「お金が無いから」と
庭に埋めたなんてのが時折あるんです。

だから。
Dちゃんはお金の面もシッカリしないと
いけないのです。

そういうお嬢さんを嫁としてもらうならば
Dちゃんが今のような濡れ落ち葉ではダメで、
金銭感覚をつけさせないとならない。
彼女の親が生きているうちはいいけれど、
親が死んだ後、困るのは娘等だからね。
ましてやDちゃんの親がどうにかなった時を
考えれば尚更です。
ところがそのDちゃんですら、
給料を全て自分の欲しい物に
使っている状態・・・。
これじゃあ親も先々が心配でおちおち先に
死んでなんていられない。
だからDちゃんが本当に可愛いならば
今の生活の事を隠さずにきちっと話すべきで、
人からお金を借りた事も話さないとならないと
ぱんちゃんは思う
のです。

お金が無い事は決して恥ずかしい事じゃない
と、ぱんちゃんは思います。
恥ずかしいのはお金が無いのに
見栄を張ったり、借りたお金を平気で
踏み倒すことで、働きもせず人に集る
行為だと思う。

あのドロンチョのように。
見栄を張るからお金が無い。
働こうとしないからお金も入ってこない。
お金が無いから家賃が払えない。
だから人のお金が欲しくなる。
でしょ? ドロンチョさん!

恥ずかしいのはそういうことだと思う。
そして、貯金をしてこなかった過去が
恥ずかしいのだよ。うん。
無い物は無い。
いいじゃないか、それで。
後は地道に借りたなら返す、
無いなら働く、贅沢は止めればいい。

ママはY野さんに話した。
ぱんちゃんの意見を・・・。


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