だいありー

2005年08月15日(月) Y野さん 1

ママがえっちゃんと付き合わなくなりました。
実は4月頃からなんだけど。
えっちゃんはね、最初は
可哀想な人だなって思ってたんだけど、
2年間彼女と付き合ってみて、
彼女の性格が判るにつれ、
色々な事件の全ての原因は
彼女本人にあることが判った。
H氏も全くえっちゃんの店に
行かなくなりました。

そして、彼女の代わりに最近は
Y野さんがぱんちゃんちに
来るようになりました。
Y野さんもとても苦労したお母さんです。

最初はぱんちゃん、Y野さんを
「得体の知れない人」
と思っていました。
だってね、
普通はお友達と話をする時に、
旦那さんの事や、子どもの事、
自分の事って世間話で
話すじゃないですか。
家の住所や電話番号、家の所在なんかも
教えあったりするじゃない?

ところがY野さんは、
家の電話番号も住所も
所在も家庭内の話も一切しない。

皆が話していても口を割らない。
ぱんちゃんちにも予告無しで
フラリとやってきて敷地内の庭を眺め、
ぱんちゃんと鉢合わせすれば
「あら、いた〜!」と驚く。



なんなんだ、この人は?

と思った。
ぱんちゃんはパパが亡くなってからは
特にちょっとそういう事には
ピリピリしていて、それでママには

「女の子2人暮らしなんだから、
誰かれ構わず家に入れるんじゃない!」

って言ってたのです。
実際、パパが亡くなってからは
ターゲットになる事が多かった
から。

例えば。
旦那さんが居ると、
お茶するにも旦那に気を遣って
自分の家に人を呼んだりはしない。
でも、ぱんちゃんちは
パパが亡くなって居ないわけだから、
お茶する溜まり場としては
気がねなく来れるし、
昼間はぱんちゃんも会社に行ってて
いないから集まるには最適な場所

それから、
パパの相続を当てにする人が居た。
ぱんちゃんパパには遺言状がありまして、
遺言状を開くにも時間がかかったし、
パパが亡くなった時点でパパの口座は全て
凍結しましたからね。

この凍結した口座は開くのが
エライ大変で約1年近くかかりました。

凍結は早い段階でしたんですが、
開く手続きをしたのが3月。
さらに遺言状を開くのに、
ともかく何か1つでも無いと
裁判所が動かず、そのうち3ヶ月しか
効力が無い戸籍謄本などの期限切れ、
裁判所への再手続き
(1ヶ月かかるんだよ、これが)
それから公開された遺言状によって
初めて銀行との手続き。
銀行では窓口で凍結手続きは出来るのに、
開く時は全て本社のコールセンターとの電話の
やりとりのみ。
更に、土地家屋の証明書を取り寄せたり、
区役所から自分の身分証明書と発行して
もらったり。
その度にパパの田舎に何度も町役場に
通ってもらって大変な思いをしました。
更に、遺言書と遺言を施行する施行人は
別でして、これが遺言書に書かれて
いなかったためにまたもや裁判所に
施行人を裁判所にして貰うための
手続きをし、これまた一ヶ月かかるわけ。

それなのに銀行口座が開かれる時は
何故か窓口で行える
んだよね。
これにゃ、不思議だわ。
こういう場合は銀行の窓口の中でも
立場のある人の立会いで
行われたんですけど、
銀行側から言われた事は、

「通常は亡くなる前か凍結せずに
死亡届出る前、あるいはATMで
一気に下ろすのが通常なので、
ぱんちゃん家は、凍結解除の中でも
一番面倒なケースでしたしねぇ・・・」


だと。

人ってさ、男も女も、特に女はお金に
浅ましい人が多くてハイエナみたいなのが
うじょうじょ居るからさ。
パパの送迎をしてくれた
Sさん(お隣)だって、
結局最後は「欲」だったもの。
充分過ぎるほど「お礼」をしたのが、
当たり前になり、ご近所やKさんを通じて
お友達になった皆にぱんちゃんちの
「金庫の在り処」、「貯金が1億もある」
とか言いふらし・・・。
1億も貯金があったら今の家を売って
田園調布に住むってばよっ!(笑)
大体、金庫が何処にあるかなんて
普通他人は知らないでしょうに。
終いには自分が植木を置いて通れない程
狭くした自分の家の外周りを

「あんたんち、こんなに土地があるんだから
少し私に売ってよ!」


と、こう来たもんだ・・・。

さて。
大分話が逸れちゃったケド(^^;)

そんな感じでぱんちゃんちが
タムロの場となる事が凄く嫌だったのね。
人の腹の中までは判らないし、
腹黒い人間に狙われたら最後だとも
思ったから。
ママなんて直ぐ人を信用して
誰でも家に居れちゃうからさぁ。
仏壇からパパの位牌が無くなったって
気が付かない位の人だからね。

だからぱんちゃんとしては
Y野さんを信用できませんでした。
だから陰では良い顔をする事は無かったの。

でも、ここのところKさんちに
行かなくなったY野さん。
お金が無いのはY野さん以上なのに、
傍目には贅沢しているように見える。
口がリッチだから、
食材の質は落とせないという事も
あるんだけれどね。
だからY野さんはママに

「貧乏人には付き合いきれない人だから」

と言ったという。
Y野さんはKさんがリサイクルショップで
働いている頃からのお客で、
ママ達もそこで皆とお友達になりました。
Y野さんはママ以外には絶対本音を
語らないの。
それでも家の中の事は絶対ママに
話す事はありませんでした。
ただ、息子のDちゃんのことだけは
皆にも良く話していたという。

えっちゃんとママが付き合わなくなってから
ママは昼間に1人でいる事が寂しくて、
最近はY野さんを呼ぶのです。


つづく


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