だいありー

2004年06月16日(水) ドロンチョがドロ

あれ程えっちゃんがドロンチョの面倒を見て、
仲良くしていたのに4月になってから全然
ドロンチョの事を言わなくなった。
元々「何か問題が起こらなきゃいいけど」って
思ってたぱんちゃん、直ぐに

「なんかあったな・・・」

って思いました。
5月の半ば、えっちゃんがぱんちゃんちに
泊まりに来ました。
その時お布団に入りながらママとえっちゃんと
話をしたんだけど、世間話をしてたつもりが
実はH氏と自分がお金をドロンチョに盗まれた
えっちゃんが話したのでした。
ぱんちゃんは自分の部屋で寝るのでその話は
全くその時は聞いてなかったんです。

昨日の日記にも書いたけれども、
ぱんちゃんはドロンチョとは友達じゃないし
友達になろうとも思わないし、
従って彼女の面倒を見ようとも思わないし
彼女の話が本当だとしても「大変だ」とは思うこそすれ
「可哀想だ」とは思いません。
離婚する時に女1人で生活することがどれほど大変かは
判って別れたのだろうから。
だから彼女をイチえっちゃんのお店の客として
見ていたし、ぱんちゃんは初対面で人をすぐ
信用するような子ではないんですね。
どちらかというと、疑って接するに近い子です。
もちろん、ネットなどで知り合って実際に会うとなれば
メールのやり取りもするし、チャットで会話もするので
100%その人の性格が判らなくても
大体判るし、会ってイヤだったら会わなければいい。
・・・って、ネットで会う人は俗に言う出会い系ではなくて
普通のサイトです。
好きな作家のサイトだったり、好きなミュージシャンの
サイトだったり。。。

で。

ママはドロンチョがドロボーした事を最初はぱんちゃんに
隠していました。
別に知ったところでぱんちゃんが盗られたわけでもないし、
ドロンチョに 「あんたやったでしょ!」 って
言いに行くこともないから、
ママが話したければ話せばいいし、話したくなければ
別に話さなくてもいいんですが。
でも、何気にぱんちゃんが

「そういや、えっちゃん、
最近ドロンチョと一緒に行動しないね」

って言ったことがきっかけで、ママがぱんちゃんに
えっちゃんが話したことを話してくれました。




<ドロボー えっちゃん編>

4月1日の夕方、ドロンチョが1人でぱんちゃんちに来た。
えっちゃんを探して来たという。
えっちゃんのお店は午後6時に開店なんですが、
不精なえっちゃんは鍵を開けて電気をつけて
ノレンを下げればお店開業。
お通しを作るとか、そんなことは一切しません。
ただ飲むだけのお店です。

ドロンチョがぱんちゃんちにえっちゃんを探して
来たのですが、ママはドロンチョを家に上げて
お茶することはありませんでした。
丁度えっちゃんが帰る所だったんです。
2人揃って帰って行ったのですが、
お店に着いた時、近所のすし屋さんが来た。
お金41,700円を持って。
このお金は昨年のストアーで毎月徴収したお金で、
その返金がひと店あたり41,700円だったのです。

余談なんですが。
何故こんなにお金が返ってくるのか。

実は、こどもの日と敬老の日に、近くの神社から
お神輿が出て練り歩きます。
その時にストアーに立ち寄るので、
酒屋ではジュースやビールを用意し、自腹で差し入れを
する人はするのです。
また子どもには駄菓子屋でお菓子を買ってきて、
1袋100円位になるようにお菓子を詰めて
子どもに渡します。
このお菓子代と酒屋で用意するビールとジュース代を
月いくらか徴収して賄っていました。
でも、そのお菓子とジュース、ビールが目当てで
立ち寄るだけで、普段お神輿を担ぐオヤジたちが
えっちゃんたちのお店に飲みに来ることは
殆どありません。

大型ディスカウントショップが出来て、
マイカーで安くお酒などを買うここら辺の住民たち。
えっちゃんたちにとっては、普段飲みに来てくれない
人たちにここまで振舞うことは無いのではないか?
という思いがずっとありました。
ましてや売り上げがそんなにあるわけではなくて
えっちゃんに至ってはその日暮らしに近いのですから。

そこで、昨年からそういう差し入れは
やりたい人が自腹を切ってやればいいという事になり、
お金が戻って来たのでした。

さて。

その戻って来たお金をえっちゃんはが、
直ぐ人を信用するという弱点がある彼女がした行動は。
ドロンチョの前でお金を一緒に数えた
ということでした。
丁度その時、酒屋のおかみさんがえっちゃんを呼んだので、
えっちゃんはそのお金をそのまま出しっぱなしで
テーブルの上に置いたまま酒屋へ行きました。

ドロンチョはえっちゃんの様子をチラチラ見ては
いたそうで、それは酒屋のおかみさんが見ています。
えっちゃんが帰ってくるホンの少しの時間に
ドロンチョがお金を盗みました。
帰って来たえっちゃんはお金が無いことに気付かず、
(それもどうよ?)
直ぐにお客が来たので接客したのでした。

いつもなら夜中までいるドロンチョが、
その日は8時に帰宅。
そして翌日も何食わぬ顔でえっちゃんちに来たのでした。
えっちゃんはお客が帰った後に必死になって
お金を探したのですが、盗られたものが出てくるわけが無い。
ドロンチョが後日何食わぬ顔で来た時に

「ねぇ、あんたを疑うわけじゃないけれど、
この間の41,700円が無いのよね。あんた知らない?」

って聞いてみたら、ドロンチョはすました顔で

「あらえっちゃん、
あなたエプロンのポケットにしまったじゃないの」

と言った。
前日は必死になって探してたえっちゃん。

「エプロンのポケットなんてとっくに探したわよ」

と言ったのに、ドロンチョは知らん顔。
すし屋も酒屋のおかみも、えっちゃんがお金が無いと
言った時に「一緒に探してあげる」と青くなったというのに
一緒にお金を数えたドロンチョは知らん顔です。
本来ならばその場に現物を見たのはドロンチョだけだったし、
自分が疑われるのってイヤじゃないですか。
だから普通なら「一緒に探してあげるよ」って
言うだろうし、疑われた方も驚くじゃないですか。
それが、すましているというコト自体怪しいと
えっちゃんはその場で思った。
っていうか、コイツしかいないだろう、もう。。。

そして。

後日、H氏を呼び出して、ちゅー(*忠)へ行った。
H氏も優しいおじちゃんなので、ドロンチョの生活が
大変だろうと思って自分と出かける時は絶対に
彼女にお金を使わせなかった。
食事だけでなく、洗濯石鹸からシャンプーから
ティッシュからトイレットペーパーから
全て買ってあげていた。

ところがいつもなら絶対にレジでお財布を出そうとしない
ドロンチョが、この時は自分で物を買った。
もちろん、日用品を買ったんですが。

つまり、ドロンチョは、えっちゃんから盗んだお金で
珍しく自分で日用品を大量に買ったのです。
それを知ったえっちゃんが、ある日、H氏が飲みに来た時、
たまたまお客がいなくてH氏1人だったこともあり、
聞いてみた。

「ねぇ、H氏、あんたドロンチョにお金貸してない?」

H氏は

「いや、俺、ご馳走とかして大分金使ったけど、
俺と一緒の時であって、お金そのものは貸してないよ」

という返事だった。
だからえっちゃんがH氏にドロンチョがお金を盗んだ
という事を話した。
H氏は半信半疑だった。
あとで、自分も会社からのお金をドロンチョに
盗られたのだけれど、その時はまだそんなことは
起きてなかったので信用してなかったみたいです。

そして。

ついにH氏もやられたのでした。


つづく


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