| 2003年08月01日(金) |
人の力になること 2 |
先日電話をくれたWさん。
「どうしたの?」
とママが聞くと、 どうやら連絡を取らなくなった2年の間に 彼女はお付き合いしていた男性と別れたらしい。 男性も男性で、独り者らしいのですが、 食事したい時や遊びたい時に Wさんに寄って来て、 最終的にはポイッだったみたいです。 そして、 この間までまたもや以前入院していた病院に 暫くまた入院していたのだそう。 退院してリサイクルショップへ行ってみると Kさんは辞めてしまっていて、 知っている人がいないからどうしたんだろうと いう事もあってママに電話してきたらしい。 そして、
「一人でいると色々と考えちゃって、気が滅入るの」
という。 WさんのSOSだった。
「考え込んじゃダメよ。 あなたは一人じゃないの、息子がいるでしょう。 孫もいるんだから、気晴らしに会いに 行って来てもいいんだし・・・。」
などと励ますママ。 電話を切った後、ママが言った。
「ロレツが回ってない話し方だったから、 かなり強い薬を飲んでいるんじゃないかしら」
と。 ぱんちゃんが電話に出た時は いつもと変らなかったのに。 いつもロレツが回らないような マッタリした話し方だけどなぁ・・・。
前に、どんな事情であれ、 お金が無い人を人は余り相手にしない
と書いたと思う。 それは食事に誘うにもお金がかかるし、 自分の家に呼ぶにも手ぶらでは行かれないと 無理に気を遣うから・・・という人と、 バカにして相手にしないという人がいるから。
でも、精神的な病気を持った人も同じで、 誰も本当に親身になってくれないというのが現実です。 口では「お気の毒に」とは言うけれど、 本当に親身になって面倒を看てくれる人は 早々いないです。
Wさんの場合もそう。
皆、それこそ無視することはありません。 でも、何をするにもメンバーには入れて貰えません。
例えば。
この5月にぱんちゃんちで リサイクルショップのメンバーの中でも 特に頻繁にお付き合いのあるお友達同士 7人でお食事会がありました。 各自色々と作って持ち寄りで。 ぱんちゃんママは自作の漬物やサラダ、 お吸い物などを作り、 Sさんはちらし寿司、Y野さんはスイカ、 お隣の奥様は大根の煮付け、 Iさんはモロゾフのプリン、 Hさんはアメリカン・チェリー、 Kさんは飲み物・・・。
またKさんがリサイクルショップに 勤めていた頃はクリスマス会があって、 お料理が得意なKさんが腕をふるって 作ってきてくれて、 それも日曜日にお声が掛かった人だけの 参加だった。
また、Kさんのご自宅でパーティがあった時も お声が掛かった人だけ。 (この時はSさんとは知り合ってなくてSさんは 呼ばれませんでした)
ぱんちゃんママは全て呼ばれているという 珍しい人です(笑)
そういう催し物にWさんは一度も呼ばれない。 その一つは、会費制の時は会費が出せないという事と、 持ち寄りで何か持ってきてのお食事会でも 食材を買って料理を作って持ってくる事が 経済的に無理だということがある。 そして、もうひとつは病気の事・・・。 多分、Wさんによって雰囲気がかなり変るから。
可哀想なんだからWさんだけは 会費とかそういうの免除してあげればいいのにって ぱんちゃんは思うの。 だって、誰も頼れる人がいなくなっちゃうよ・・・。 そんなにWさんを邪険にする事ないぢゃん。
確かに一緒に居ても楽しくない人だと思うよ。 物を良く知っている人だけれども 自我が強くて冗談を全て間に受けるから 話してても面白くないと思うよ。 でも、可哀想だよ。
彼女は親が創価学会に入っている。 けれども彼女は創価学会に入会する事を 拒否されている。 誰に拒否されているかというと、 地区にある学会の地区長から。 要はお布施が出せないから。 座談会の後に、やっぱり持ち寄って お食事会があるけれど、Wさんはお金も出せないし 物を作って持っていくことも出来ないから。
でも、学会は宗教でしょう。 お経は日蓮だけど、信仰宗教でしょう。 宗教は本来、誰が入ろうと自由じゃないの? 宗教は心のより所でしょう、 それを拒否するなんて・・・。
なんだかんだ言って 結局、世間がそういう心の病気を持った人を 見下したりして、優越感に浸るだけで 本当に助けてあげようとしないんだよね。
Wさん、またうちにご飯食べにおいで。 辛くなったらいつでも電話ちょうだいね。 待ってるから。
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