| 2002年11月27日(水) |
consideration 4 |
はいはい、まだまだ続くシリーズでし。 いい加減にしろって言われそうですが、 いい加減にしない。。。おほほ・・・。
さて、前回の続きなんですが、
3つめの「本当に感謝しているから」
これについては、書く必要ないんじゃないかね?
ここから先はぱんなの場合を書きます。 ぱんなのHPのコーナー 「医師(せんせい)の手は魔法の手」にも 書いてあるのでサイトに来てくれている人は 同じ話が重複して申し訳ない。。。
4年前のパパの胃癌の時、 主治医が手術2日前になってパパの担当を降りた。 まったくもって、ふざけんな! の世界である。 理由も告げず、若い下っ端の先生がそれを伝えに来た。 家族として納得できるわけがない。 もちろん、これには理由があるわけで、 それはサイトに書いてあるんで、面倒臭いから ここでは省くけれど、直接ヘッポコ医師本人から 言われていないので患者側の憶測にしかすぎません。 とはいえ、合ってると思うけどね。
2ヶ月の入院中、この病院の医者というものを ぱんなは見たことが無い。 手術の説明も術後の説明も
「娘は来なくて良い」
とか言うし、説明を求めても
「聞いたところであんたたち判らないでしょ」
と来た。
こんなヤツに「謝礼」を渡そうなんて思えます? 「有り難いな」なんて思えます? ぱんな的に言えば 「オマエ、馬に蹴られてどっか飛んで行ってしまえ!」 と思うわけです・・・っつーか、 「いつか刺されるぞ、オマエ」状態です、ええ。
じゃあ、「全く感謝はしていないのですか?」 と言われればそれは違います。 手術を施して頂いたから、その後3年間は パパは元気だったのですから。 ただ、感謝はしていますが、思っているだけで お礼はしてない。 そんな気にならんでしょう、だって。
こういう病院を経験したからでしょうか、 今お世話になっている病院には驚かされっぱなし。 本当に献身的に身の回りの事に気を配って下さった 看護婦さん。 手術室に行く直前にパパの顔を見に来た 主治医と執刀医。 熱が出たといえば、手術着を着たまますっ飛んで ICUに来たパパの担当のレジデントの先生。 他の手術の前にパパの所に着てくれた担当医・・・。 他所様の術前に一般病棟に戻って来たパパの所に 来てくれた先生・・・。 パパはICUに居た頃は、本当に危ない時期が 何度もあったんですよ。 先生が心配そうにICUに詰めていた事も 実はあるんです。手術した翌日に追加手術したし。 先生から「普通はこんなことは無いんだけど」 って言われた時やぱんなの携帯電話を控えさせて くれって看護婦さんに言われた時は、 もう泣きそうでした。 その夜から携帯を枕元に置いていて、 寝るというよりも、うつらうつらとしていた、 まどろんでいたという状態だったし。
8時間という長時間の手術を交代なし (何せ食道専門の外科の先生が3名しかいなくて、 1人は外来。食道の外来は全員外科の先生です) で行って、内容的には食道を切除して大腸を食道として 移植して再建するという大変な手術でした。 毎日2時間置きに先生がとっかえひっかえ来て、 主治医は朝晩必ず2回、病室に一人で来て、 時間が空くと病室に来て、時間が空くと ナースステーションでカルテを読む。
良く言われる「大名行列」も殆ど無かったし。 この大名行列とは文字通り・想像した通りで、 主治医の先生の後ろを若い医師がゾロゾロと 金魚の○ンみたいにくっついて来ることです。 まぁ、無かった訳ではないけれど、 本当に数える程度しかなかったし、 なんと院長先生が来たこともあります。 病院のトップの椅子に腰掛けている人が わざわざ自分の患者でもないのに 「頑張って下さいね」って来られた時は、 流石に驚いたし、パパも 「なんで俺のとこに来たのかなぁ?」と驚いてた。 そしてとても嬉しかった。 余談だけど、パパの病院は「研修医という立場の先生」 は受け入れない病院なんだそうな。
嬉しかったよ、凄く。
「見放されていない」と何度思ったことだろう。 だからぱんなはお礼をしました。 仕事とはいえ、大変な思いをして手術を施してくれた先生方。 術後も頻繁に患者の元に来てくれてシッカリ本人を サポートして下さっていた先生方と看護婦さんたち。
だから、退院が決まって、退院2日前に、 そっと先生のケーシー(パン屋さんのような白衣)の ポケットに入れました。(お金じゃありませんが) お手紙と一緒に。 ハンカチかもしれないし、ティッシュかもしれないし、 宝くじの引換券かもしれないから、勝手に「お金かも」 なんて想像を膨らませないように。(笑)
パパはあれから1年経たずに転移したけれど、 去年、退院してからの外来、今でも必ず手ぶらで 病院には行かないですね。
だって、
「謝礼」は禁止だけど 「差し入れ」は禁止されてないんだもん(笑)
↑ この辺がぱんなちゃんの得意な 屁理屈なんですけど(笑)
食事を摂る時間が全然無い先生達。 お昼になっても外来ではずっと患者さんの診察に 時間を費やしている先生達。
外来に行くと、去年お世話になった外科の先生と お世話になった病棟の看護婦さんと、 現在の主治医の先生達に「皆さんでどうぞ」と 持って行きます。 絶対「○○先生だけでどうぞ」とは持って行きません。 パパは入院する度に沢山の先生の手を借りている訳で、 一度も会った事は無いけど手術の際は麻酔科の先生にも 大変お世話になりました。 入院中は精神科の先生にもお世話になりました。 だから主治医だけに持って行くのはオカシイと思うのです。 正直を言えば重いけど、やっぱり「感謝をする」という 気持は失いたくないんですよね。 でもって、差し入れだから先生も手を出しやすいように 持って行きます。化粧箱に入ったようなものではなくて。 それでも回りの目もあるだろうから、無地の紙袋とかに 入れます。 先生の白衣が白なんで、殆ど淡い水色とか、白い紙袋に 入れていきます。 中身は、まぁ、パン(調理パン:コロッケパンとか)とか バームクーヘンとかプリンとかスィートポテトとか アップルパイとかシュークリームとか・・・。 凄い数になっちゃうんだけれど、 でもホントに感謝の気持ちなのです。 先生達の大変さも看護婦さんの大変さも判ったから。 そして、入院中は本当にお世話になったし。
ぱんなママが食事時に先生方が皆で食べれるようにと ママが漬けた漬け物をカットして持って行く事もあります。 先生から「食事の時に取り合いになった」なんて お世辞を言われると、嬉しくって木にどこまでも登る ぱんなママ。(笑) 退院してから現在に至るまで、 前回の外来から次回の外来まで家で過ごした経過を 手紙に書いて渡します。 ラブレターじゃありません。(笑) (外科の主治医の先生は58歳ですしね。 ぱんなは大好きなんですが。執刀医は40代半ばですしね。 内科の先生は・・・・あ、もういいって? 笑) 外来でパパの状態を短い時間で全て把握するのは 正直を言って絶対に無理です。 患者はパパだけじゃないのですから。
つまりはね、だから・・・。 「謝礼」は、先生に感謝したいという気持ちで あげるならどうぞ。 でも、渡し方は先生の迷惑にならないようにこっそりと!
そこんとこ、よろしくね。
つづく。
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