だいありー

2002年11月25日(月) consideration 2

はいはい、真面目な話2です。
つまんなかったらごめんね。(笑)
っつーか、ほんと、話があっちこっち
飛ぶんで、ホントすんません(^^;)


今日は「謝礼」を渡す
患者について
書こうと思う。

大きく分けて3つあります。

1つめは「同じ入院患者から言われたから」
2つめは「前の病院(転院した場合)でもやっていたから」
3つめは「本当に感謝しているから」

があります。

1つめは、確かにいます。こういう患者。
ご丁寧に医師に渡す金額まで言います。
実際、「謝礼」は禁止(黙認の所もあり)
になっていて、金額なんぞはありません。
それをまことしやかに吹聴して歩く
輩(患者)
がいます。

実はぱんなも今、パパがお世話になっている病院の
入院患者に言われました。
パパは国立病院にお世話になっていて、
ここは大変厳しく、お見舞いを装って厚生労働省の
人が見回っていると言われています。
もちろん、医師も看護婦も彼らの顔を知りません。

この病院に来る患者は、殆どが有名な病院から
紹介状を持って来ています。
名をあげれば、慈○医大とか、聖○加国際病院とか・・・。
ぱんなが初めてパパを病院に連れてきた時
(パパは紹介状なしで来ました)、
女子高生が制服を着て慈○医大のレントゲンの封筒を
持って外来窓口の看護婦さんと話をしていました。
女子高生なのに? と随分驚いたものでした。
また、「謝礼」が禁止というのも患者には魅力かもしれません。

またその殆どが末期の患者難しい個所の患者さん
7割が残念ながら亡くなります。
正直を言えば、ぱんなのパパもその7割に
入ろうとしています。

この病院には相談室があって、
「別の病院の誤診のお蔭で末期になった」
という方が「医療訴訟」のための相談に訪れたりします。
もちろん、中には「謝礼」についての相談もあり、
そういう時は「やっていはいけません」と
判で押されたように言われます。
そして、こうも言われます。
(言われた人から聞きました)

「○○先生は、院内の地位的には上の方の先生ですから、
謝礼が禁止になっている以上、貰った事がバレれば
地方に飛ばされるか、状況によっては解雇になりますから
やってはいけません」



・・・と。
ぱんな達の場合は今の病院に去年入院した時に、
術後に病棟の食堂でママが昼食を取っていたら、
その時にある男性の患者から、

「A医師には10万、B医師には5万、C・D医師には
 レジデントだから3万包むのが常識なんだよ。」


って言われました。
ぱんなが会社の帰りに病院に行ったら
ママが困惑顔をして、それを言ったんです。

「医療費がどれくらいかかるか判らないのに
21万も包まないとならないんですって」


って。
ぱんなはね、ブチ切れてしまったんですよ。
病院側から言われたのではなく、なんで患者に
言われなくてはならないのかって。
まぁ、病院から言われても怒るけど。
でも病院から言われれば、そこを選んだ自分が
悪い
のだからそれなりに諦めもつくけどさ。

で、後日。
その患者に食堂でお会いした時に、
わざと話を「謝礼」の方へ話を誘導しました。
で、ひとしきり聞き、

「あの、謝礼の金額を一体誰がどういう基準で
 決めたんでしょうか?
 その金額の差の線引きはどなたがどういう基準で
 なさったのでしょうか?」


と言いました。おほほほほ・・・
↑度胸あるよね、今ホントそう思うよ(笑)
っつーか、ぱんな意地が悪いですかね?

結構キツイと思われるかもしれませんが、
でも良く考えてみて下さい。

誰でもがお金が余ってしょうがないという
生活をしているでしょうか?

中には生活が大変だけれども病気になったから
私立ではなく、少しでも安い国公立の病院に来た
という方もいます。
生活保護を受けられてる方もいれば、
ご老人お一人で生活し、一人で入院し、
ご自分で治療費を出されている方もおられます。
もっと言えば、このご時世ですからリストラされました
だの、会社が倒産しましただの、給料・賞与・退職金が
大幅にカット、保険を解約しましたなんて言う人もいます。
ぱんなのパパのように、国保・老人保険で1割負担で済む
患者ばかりではありません。

個人商店では医療代は国保だから3割負担だったり
するんです。
今度からサラリーマンも3割負担になるけど、
医療費の3割負担は大きいんです。
特に手術を要するような病気や、
難病に侵された方は。

ちなみに、ぱんなパパの治療費は保険抜きで言えば
手術代だけで200万かかっています。
国立でこのくらいですから、私立ではもっと行くでしょう。
その他に薬代、食事代、病室代、点滴などの技術料、
レントゲンやCT、MRIなどの技術料やフィルム代
などが含まれて行きます。

この他に、ICUに居た頃は寝たきりですから
治療代として病院には支払いませんが、手術となれば
尿取りパット代やら、T帯(手術ではパンツはNGです)
水のみとか、その他諸々の身の回りに使う消耗品代が
結構な出費
になります。
実際、パパの治療代よりもそっちの方が掛かりました。
パパは3ヶ月の入院費ではそれここそ保険適応
(国保・老人保険)されて13万で済みましたけど、
消耗品代で15万かかっていますから・・・。

一割だからこそこれで済んだわけで、
これが3割負担だったら大きい額ですよ、ええ。
パパが4年前の胃癌の手術した時は国公立の病院じゃ
なかったから退院時に50万追加で払いました。
国立病院・県立(都立・府立・道立)病院・
市立病院・町立病院が人気なのは、
やはり医療に掛かるお金については否めないでしょうね。

そんな懐事情を知らないとはいえ、
同じ患者という立場の人間が「謝礼」を他の患者に
強要するべきではありません。

権利もなければ道理もありません。

「謝礼」した人だけが、治療から何から
特別に施して頂いているでしょうか。

それによって治らないと言われている病気が
治っているのでしょうか。






そんなことはありません。





命は皆、平等なんですから。

「謝礼」を渡した人と渡さない人と、
何の隔たりもなくお医者さんは
治療を施して下さっています。


ま、自分から「謝礼」を要求するような医者は、
中にはくれた人とくれない人と差別するだろうけど。
でもそれは決して治療ではなく、ちょっと良さげな
個室に入れ貰ったり(でも個室代はしっかり取る)とか
そんなんだと思うけど。
でも大概、渡しても何もしないって医者多いしね。

そして、謝礼を渡したからといって、
くれた人が病気になる前の健康な状態にはならんでしょう。
盲腸とかなら別だけど。
(それでも身体へのリスクは大きいけど)




つづく。


 < 過去  INDEX  未来 >


ぱんな(Panna) [MAIL] [BBS]