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2008年03月11日(火)  ホントはね。


ホントはね。

そばにいたい。

いつも一緒にいたい。



それが叶わぬ願いでも。



何も言わないで

離れてしまうより。



わたしの思ってること、

ひとつひとつ。



しっかり、キミに伝えたい。



それは、わたしのエゴ。



分かってるよ。




だけど、

伝えられないもどかしさを知ってるから。





わたしは、わたしを変えるため。




少しでも、キミの中に

わたしの存在を植え付けたいから。




どうか、どうか

そのおおきなてのひらで。



どうか、どうか

そっと、すくって。



零れてもかまわないから。

ひとしずくだけでもいいから。



どうか、どうか

その手の中に。



願わくば、残ってくれますように。





2008年03月09日(日)  いと

張り詰めた糸が切れるように
ふわりと舞って
歪んだ現実

息する暇もなく
堕ちて消えた
僕はただ
見つめることしか出来なくて

一人取り残された
光のない世界
暗くて何も見えない

ここは何処?
君は何処?

少しずつ壊れて行く
僕の記憶
全てなくなる前に
この手で最期の瞬間を

手探りで辿る道
音のない世界
遠くて何も聴こえない

僕は何処?
君は誰?

ひとつずつ薄れて逝く
君の記憶
全て忘れる前に
その目に最期の瞬間を

映して
焼きつけて
そして

刻み込んだ




2008年03月08日(土)  SMILE


ドアを開けた
空が見えた
どこまでも青く続く

手を伸ばした
雲を掴んだ
どこまでも飛んで行ける

大きく息を吸って
想いと一緒に吐き出した
どこまでも流れて
そっとキミのところへ

走り出すぼくら
手をつないで
笑ってくれたら
それだけでいいや

ふたつの道
右へ進んで
次はどっちに行く?

交差点で
信号待ちして
繋ぎ直した手

小さく微笑んだ
そんなキミが愛しくて
どこまでも歩いて
いたいと思ったんだ

見つめあうぼくら
ノイズ消して
キミがいてくれたら
何もいらないや

切り取られた世界
そこにあるふたつの鼓動
耳をすませば
笑い声しか聴こえない

そんな世界にキミといたい

走り出すぼくら
手をつないで
笑ってくれたら
それだけでいいや

Always smile,with you





2008年02月22日(金)  夢の続き


小さな頃から夢見てた
いつか人魚になって
広い海を泳ぐこと

小さな頃から描いてた
いつか誰かに出会い
大きな愛で包むこと

大人になることは
夢が叶うことじゃなく

こどもでいることは
夢を描くことじゃない

たったひとつの願いすら叶わないなら
たったひとつの夢すら描けないなら

ここから願えばいい
ここから描けばいい

終わることは始まること

季節は巡り同じ足跡をたどるから

終わったなら始めよう
新しいわたしがきっとそこに

巡ったなら夢の続きを
新しい願いがきっとそこに








2008年01月18日(金)  ループ・ループ

きっともう届かないと
諦めかけていた
それでも伝えたいと
もがいていた

それは永遠のループ
満ちては欠ける月のよう
いつもどこかで溜め息をつく
そんなぼくを君は
優しく包んでくれた
それだけで幸せだったから

あぁ神様
もしそこにいるのなら
ちっぽけな悩みを
ありったけの想いを
取り除いて
伝えて

友達の関係がいつか
壊れてしまうのが恐くて
ためらっていたんだ 
それだけじゃいけないと分かっているのに

どうしたらいい?と問いかけても
ただ、輝き続ける月に
ぼくは何も言えず
闇に溶けたまま
立ち尽くしていた

あぁ神様
もしそこにいるのなら
ほんの少しでいいから
ぼくの背中を押して
月と共に
見守って

ぼくの未来を
君の未来を
ぼくと君の未来を




2007年11月10日(土)  揺れて。

月明かり

揺らめく光

誰もいない海でひとり

波の音

からっぽの瞳

こっちへおいでと手招きされて



闇に飲み込まれそう

どこまでも堕ちて行けばいい

そう一歩踏み出せば

あたしはもう・・・



一筋の光

あたしを呼ぶ声がする

柔らかな空気が

あたしを包む

還る場所があるなら

もう一度その手を繋いで



きっとこの先

何が起こるか分からない

けれど

その手を離さないで

あたしをひとりにしないで・・・



あたたかな陽に包まれて

さぁ帰りましょう

捜し求めてた場所が

すぐそばにあったから










2007年10月29日(月)  はるなつあきふゆ


桜、舞い散る一本道
想い出すのはあの日の電話
あの日、あの時、あの場所で
ぼくたちはひとつになった

緑、鮮やかな公園で
何度も話した未来への道
いつも穏やかな顔した君を
ぼくはそっと眺めていた

もうすぐ季節が巡る
サヨナラがそこまで来てる
遠く離れてしまうなら
泪も一緒に連れてくよ

落ち葉、踏みしめる音を聴き
それぞれが答えを出した時
想う気持ちを閉じ込めてぼくは
笑っていようと決めたんだ

凛と、澄んだ空を眺めては
君がついたため息を
大きな空が飲み込んでいって
時間が経つのが怖かった

もうすぐ季節が巡る
サヨナラがそこまで来てる
遠く離れてしまうけど
想い出だけは置いてくよ

たくさんの感情をありがとう
たくさんの表情をありがとう
いっぱいの愛情をありがとう
きっとずっと忘れない





2007年09月14日(金)  カラフル



足元見つめて溜め息ひとつ

涙でぼやけた視界が揺らぐ

顔を上げたくても

あたしがあたしを赦してくれず


青空見つめて溜め息ひとつ

ドキドキ心臓気持ちが揺らぐ

顔を見たくても

あなたがあたしを見つめるから


想いが溢れて泣いた日々

届かず眠れぬ夜が続く

思い切って顔を上げた

涙で濡れた頬を

吹いてくる夏風が

いつの間にか、攫って行って


気付けばあなたの腕の中

思えばここが、あたしの居場所

耳をすませばあなたの鼓動が

あたしの呼吸と重なって

モノクロの景色が色づく


想いのひとかけら

雫となって

波紋を広げて

消えていく


涙のひとしずく

想いとなって

波紋を広げて

届いてく


頬を拭うその指が

あたしの全てを包むから

やわらかなベールを纏って

ふわりと微笑むの


目が覚めたらきっと

涙は乾いてる

顔を上げて

あなたをずっと

見つめられるから


その腕であたしを包んで

その声で愛を紡いで

その胸の鼓動を聴かせて

そうしたら、きっと

いつまでも、ずっと。






2007年08月27日(月)  空

どんより曇り空

あたしは上の空

流れる雲を見つめ

ただ目で追いかける


振り向けば何処までも続く道

向かう先は何処へ続く道?


目の前の誘惑に

負けるくらいなら

何時までも待ってる

後悔はしたくない


流されて身を委ねても

正しく進むとは限らない

それでもいいと思えるなら

自分で判断すればいい


それがあたしなんだと

自信を持って進めばいい

それがきっと

あなたへ続く道なんだと




2007年08月20日(月)  一期一会


恋はするものじゃなく
ある日突然落ちるもの
見つけるものではなく
気付けばすぐそばにあるもの

ないものねだりで
隣の芝生ばっかり見て
足元すくわれないように

見渡せば
たくさん落ちてる欠片
拾い集めて
太陽にかざしてごらん
一番大切なものに気付くはず

あなたにとって
誰が必要なのか
気付いた時こそ
恋に落ちる瞬間

全ては一期一会
今その一瞬も
たったひとつの物語

零さないで全部すくって
ココロの奥にしまったら
溢れ出す想いがあるから

想いに迷ったら
欠片を探して
また集めたら
そこから始まる

何もかもが新しく
何もかもが必要な
あなたの大事な物語
それがあなたの一期一会




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