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あなたが手にした夢の形を見て ただ平伏すだけなどいやなのです あたしの手にした夢の形を あなたにも愛でて欲しいのです |
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きみから受け取るばかりではなく きみにも何かあげられたらいい きみが欲しがりそうなものを ぼくは果たして 持っているだろうか? |
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きみの背中は いつも遠くにあるから 伸ばした手が すっかり冷えてしまう きみの歩幅は いつも大きくて 追いつけぬ足が おぼつかない それなのに きみの声はとても優しくて とても近い 求める心が あたたまっていく |
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あなたのもとに届いた たくさんの手紙の中に あなたの心を動かしたコトバは ありましたか? また それはどんなコトバでしたか? |
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失われなかった記憶と 折れなかった心の強さに 驚くばかり あなたはずっと遠くにいたから 遠回りをしたり休んだりしたら すぐに見失ってしまう だからわたしはいっそ あなたから目を反らしたかった 時が早く経ってくれることだけを願った けれど 他の誰といても あなたはいつも わたしの心の一番優しい場所で 穏やかに息づいていた あなたが勝手に住み着いたのではない あなたがわたしの心の中に住むことを 許したのは 他ならぬわたしだ それがちょっぴり悔しくもあり ちょっぴり幸せなことだと思える |
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あなたを好きだと認めたことで そこに在る苦しみの存在をも 認めてしまった けれど わたしは あなたに出会えたことを 少しも後悔などしない |
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空っぽの鳥かごをぶら下げて歩く こうして生きていることを しあわせだと思えないまま 空っぽの鳥かごに入れる鳥を探し歩く |
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空虚があたしを刺す 空虚なくせに刺す 満たされない想いだけが満ちて 不能な獣になる |
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あなたにまつわることが あたしの中にはたくさんあって ちょっとそこをくすぐられただけで フラフラする それはそれは なさけないほどに |
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わたしは 世界に愛される なぜなら わたしが 世界を愛しているから |
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