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いつもきみが連れてくる不安に もう付き合いきれない |
見つめた言葉の中 互いに違う意味を見出していた |
ぼくがきみを好きな訳は きみが輝いていたからではないんだ もちろん きみの輝きは 何にも勝る魅力ではあったけれど きみの輝きが いつしか消えてしまっても その亡骸ごと その存在ごと 全部愛せる自信だけで この思いは成立している |
もしもそのときがきたら ぼくは かみさまと心中してもいいとすら おもっているんだ |
しあわせは まるで影絵みたいに 幕の後ろ側で カタチを変えて 光が消えてしまったら それでおしまい |
哀しみの名残りが 体から出て行こうともがく 出て行く先の 心当たりが あるとでもいうのだろうか |
もうさ あれこれ 御託を並べるのはやめて いいかげんにぼくら 出会っちゃおうよ そしたら すぐにわかるはず ものすごく気が合うはず 2度と離れられないぼくらになろうよ |
きみはまだ 出会えてないかもしれないよ きみにとっての たったひとりの人に きみの隣で笑っているその人は 実はそうじゃないかもしれないよ だって きみは探してもいないじゃん きみはいつだって 探されるばっかりじゃん だからきみはもうすぐ ぼくを探しはじめるよ |
あなたはいつも わたしから言葉を奪う なんにも言えずに ただ見ているだけ 桜色に染めた爪が 恋に堕ちたわたしを嘲笑う |
過去と とてもよく似ている今にいる あの夏から始まった時間は 知らぬまにわたしの中にあったのに もうそこを見ずにも ちゃんと笑えてたことで もうすっかり「忘れた」と思い込んでいた けれど やってくる季節のそれぞれに あなたに纏わる記憶があって その確かさが あなたをいつまでも今にとどめてしまう |
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