楓蔦黄屋
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2021年09月20日(月) 辛未・月と甘い涙(はChara)

この3日間めーーーーちゃめちゃ頭使って過ごした。

子どもを育てるってこと。
そして
自分が親であることは一生続くということ。

間違うのは能力が低いからじゃない。むしろ逆だということ。

正しく怒ること。
怒りを伝えるということ。

私の気持ちが私のものでいいんだということ。

子どもを解きほぐすことは自分を解きほぐすこと。
少しずつ。

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スピッツのレコードを買った。
「花鳥風月+」だ。

A面を聴いた。
秋のはじまりによく合う。

「スピカ」は結婚式の二次会で、ダンナがサプライズで歌ってくれた
(そして友達が演奏してくれた)曲だ。
サプライズをするようなタイプではなかったのでとても驚いたし
とても嬉しかった。

「幸せは途切れながらも続くのです」ということを私に贈りたいと言ってくれた。

この人は私のほしいものをなんて的確にくれる人だと改めて思ったのを覚えている。

歌ってくれたときから13年経つ。
幸せは途切れながらもたしかに続いている。

聴きながら口ずさんで泣いた。

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明日は中秋の名月だ。
お団子を作りたい。買うのでもいい。子どもが好きだからだ。

そして一緒に月を眺めたい。一瞬でもいい。

月なんていつでも見られると思っている人に
「では最近見たのはいつだったか」と聞いて答えられる人は少ないと思っている。

月は見ようと思わないと見ないよ。

月に限らず物事全部そうだな。

月を見るとスピッツの「涙」を思い出す。
さっき見ながら口ずさんだ。


2021年09月11日(土) 壬戌・いのちのよろこびー

買ったシャモの手羽中にわずかな羽毛を見つける。おうふ。

そりゃ羽毛だって残ることもあるだろうよと思うので
別にクレームをつけようってんでも何でもなく。

でもなんか、とたんに生命の息吹を感じるよね。
あ、これ鳥かと。肉じゃなくて鳥類かと。
しかもシャモなもんだから羽毛も黒くてさ、なんとなく連想するカラス感。

つまんで抜いて流しに捨てるあいだ
全身を駆け巡る、微弱電流のごときゾワゾワ感。

調理しちゃえば肉なので、別にこのことを思い出して食べられなくなったりしません。
まだ途中ですが、キャベツとともにクリーム煮になる予定です。

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そういや「あさりちゃん」でもあったなあ。
鴨をまるごと一羽もらって鴨鍋にする話。
ママがばりばり羽根をむしるのを見てたあさりちゃんが可哀想って泣くっていう。
けっきょくは「食べたら成仏するんだよって夢のお告げで言われてますます食べるようになった」ってオチなんだけど。

今読むと、鴨をさばけるママすごい。全然料理ヘタじゃないじゃん。

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そういや、きのう食べたセブンのおつまみブロックベーコン、あれは美味しかったなあ。
またオンライン飲みの機会があったらぜひ食べよう。
それまでなくなりませんように!

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プラネタリウムに行きたいなあ。

渋谷のコスモプラネタリウム。
ずいぶん前に一人で行って、それっきり。
星を見るのが好きなんだけども、本当の夜空で実際にあんな満天の星空を見たことは
…あれ?あるか?あるのか?実家だと冬はかなり見えるな。
でももっとものすごい数の星が見られる夜空を一度見てみたいもんです。

でもプラネタリウムって、本当の夜空とはまた違うよさがありますね。
星座が映るとことか、解説員さんが静かに語りかけてくれるところとか。
あの半球の下で、リクライニングする椅子に腰かけるっていうのがいい。
そして何よりあのでかい映写機がいいですよね。イエナさんです!

2021年09月01日(水) 辛亥・マニキュアの別の言い方なんだっけ

iPad。
お手軽に揃えた周辺機器が、あと一歩のところでかゆいところに手が届かず
あらためてお手軽じゃないやつを揃える。
むー、充分だと思ったんだけど、充分じゃなかった。

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ずーっと仕事している。あー。

新しく始まったり続けたり終わらせたりを繰り返している。
もうダメだ、と半分虚ろになって立ち止まったらせん階段の途中で奇跡が起こったりもする。

どこまで行くんだろう。どこまで行けるのかな。

とかそんなこと考えても仕方ないので
とりあえず今日の夜を気持ちよく寝る。そして明日も起きる。

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セルフでできるジェルネイルを買ってみた。
まだ試してない。
今の爪にはボロボロになったマニキュアがまだはりついている。

なんか写真家の人だったらこういう手もいい感じに写真にできるような気がする。
とか思った。モノクロでね。

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8/31を過ぎた真夜中。8月が終わるのか。そうか。

2021年08月10日(火) 庚寅・アップグレード

仕事環境をアップグレード。

今までずっと、仕事は自室のデスクトップPCでやってきていたが
新たなるデバイスを投入。iPad。

iPadそのものは半年前に買ったものだが、
周辺機器を揃えあぐねて、仕事用に使うのに二の足をふんでいた。
そしてもっぱら、子どものオモチャになっていた。なんと贅沢な。

最近になって、やっぱり持ち運び作業ができるようにしたいと強く思ったのと
周辺機器が思ったよりもお手頃に揃えられたので
ついにiPadを武器として装備することに相成った。

「趣味として使うには充分」といったレベルの装備。

でも趣味として充分使えるなら、仕事でも実は充分使えたりする。
無料ツールで仕事してる人もいるし。
だいたいが紙とペンあればできるもんな。鉛筆だのボールペンだので仕事するプロもいるしさ…。

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そんなわけでもって今はセットアップの真っ最中。

会社員だったときも大抵そうだったけど
このセットアップって、前もってやるのとそうでないのとで
時間のつぶれかたが全然違うんすよね。

実作業直前にやったりするとエラー出がちだし。
足りない物とかもぼろぼろ出てきたりする。
反して、用心しつつちょっとずつ前もってやると、スムーズにいったりする。

そういやきのうはPCの電源コードが外れててビックリ困った。
作業しようとしてほんとによかった。

シャットダウンしないままスリープ中に外れて、
しかもおそらくそれがOSアップデートの真っ最中だったらしくて
数時間経っても起動しなくて、あれが実作業直前だったら本当に焦ってた。

たいていは「再起動のときにシフトキーとか押しっぱなしにするやつ」やれば直るんだけど。きのうも例に漏れず。
デュアルモニターも映らなくてちょっと焦ったしねー。まあコードがつながってなかっただけなんだけどねー。

こういうときは本当、前職に就いててよかったと心から思う。
大嫌いだと思ってたけど、今思えば、そこまで向いてない仕事でもなかったのかもしれないなあ。
まあでも、今の仕事が奇跡的にできてるからこそ言えることだな。

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アナログに戻りたいと思うこともある。

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セットアップは続く。私は何もしていないんだけども、iPadが今がんばっている。


2021年08月09日(月) 戊子・涼風至・起きる

朝に起きられるようになっている。

ある日とつぜん、「あ、そういうことか」みたいに、朝に起きるコツを体感した。
言葉では説明しづらいが、思うにこれは
今年の3月から続けていた生活改善がここのところ実を結んでいることにより
「自分の身体を変える」実績ができたからなんじゃないかと思う。

端的に言えば
ダイエットが成功したということになるが、
ダイエット=短期集中で体重を減らす・体型を変える、ということではなくて
食事内容と運動を生活に組み込む、ということ。

体型が以前とくらべてかなり変わった。
ウエストは6cm減ったしお尻も上がったし足も細くなった。
しかし体重と体脂肪はぜんぜん減らない。
でも服を着たラインが前とは違う。とりあえずはそれでいい。

特に食べたいものを何もガマンしていない。
食べたものを把握していると、欲しいときにピンポイントで摂取できるし
2〜3日で調整できるのでガマンする必要がないのだ。
お金と一緒だ。やみくもにガマンして倹約するより使う額を把握するのが大切なのだ。

なるほど私でも自分の身体をコントロールできるんだなという経験がひとつ増えたので、
その意識を睡眠にも当てはめてみたらうまくいった感じ。

まずは眠りが浅いから起きられないのかもと思い
ダンナのアップルウォッチを一晩借りて睡眠の質を測ってみたら
6時間睡眠で90点ぐらいたたき出した。ものすごいちゃんと寝られてるのだ。

効果があったのが意外にも「明日は○時に起きる」と頭で決めることだった。

よくネットで見かける睡眠ハック。
そんな優等生みたいなことワシにできるかいと思っていたらできた。
本当に目が覚める。

コツとしては、決意というよりも賭ける感覚。
懸ける、のではない。懸命ではない。起きる時間を賭けるのだ。ベットするのだ。
「この感じだと…7時…いや6時だな」と、今までの人生で脳に蓄積された睡眠経験値を
総動員してこの数字に賭ける感じ。なんとなくしっくりくる時間に賭ける。そして寝る。
この「しっくりくる」が非常に大事だ。

ただし0時には寝ないとこの方法は無効になる。
寝るのが1時過ぎるととたんに9時とかになってしまう。
就寝時間によって睡眠時間は変動するものだと知った。

まあ、今は身体的に一番バッチグーなコンディションのときなので、
よくない時期にはまたそれなりに対策を練る必要がある。
特に私はものすごく夜眠れない時期があるので、
まずは命の母ホワイトと運動で乗り切りたい。

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今日は歳時記カレンダーによれば
「涼風至(りょうふういたる・秋を感じさせる涼しい風が吹く頃)」らしい。
台風の影響でびょうびょう風が吹いているというのもあるが、
おとといぐらいからたしかに、風のおかげでいつもより涼しかった。

楓蔦きなり

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