遠距離M女ですが、何か?
井原りり



 築地明石町










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2003年03月27日(木)



 長い髪

あんまり髪が長く伸びたので、15cmほど散髪屋で切ってもらった。

美容院ではなく、理容店を利用したのは、顔を剃ってもらうためでもある。


あたしは以前いはらに確認したことがある。


髪はどうしてたらよいのでしょう?


切らないで。


伸ばしてて。


時々少し切るのはかまわない。


ひとから「あの髪の長い人」っていわれるようであればよいのですか?


よいです。




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2003年03月26日(水)



 禁句

「そんなに遠く離れたところに、想い人がいて、寂しくないんですか?」

読者さんから質問された。


寂しい? 

よくわからない感情だ。


「う〜ん。寂しいっていうのがよくわからない」と、わたし。


「寂しいって思ったことないんですか? あたしは寂しい」


高校生の頃、付き合ってた上級生が一緒に帰ってくれないからって、寂しい、さびしいって言いすぎて叱られたことがある。


なんで叱られるんだか、その時はわからない。


今のわたしは、寂しいなんて言ってられるほど暇じゃない。


寂しいって感じてないのかな?

う〜ん、感じないなあ。


距離は遠くても、あたしはいはらの存在をとても近くに、それも充分すぎるほど感じるから、遠距離のみなさんが、何をそんなに寂しがっているのか、わかんないな。



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自分が寂しかろうが、相手はそんなことは知ったこっちゃないんである。


寂しさを訴えることで、相手に負担をかけて、いったいどうして欲しいっていうのよさ。


ダメぢゃん、そんなの。



2003年03月25日(火)



 HOTEL IRIS

若い友人は、ちょっとした難病で、入退院を繰り返している。

彼を見舞うべく、隣の隣の町の市民病院へ行く。

今月、二度めだ。


先回は夜で、正面玄関から入らなかったから気づかなかったのだが、その隣の隣のまちの市の花は「花しょうぶ」。

英語でいうと「iris」だというのだ。


アイリス、アイリス……。


アイリスといえば……。


あたしは当然のように小川洋子の『ホテルアイリス』の中の官能的ないくつかのシーンを思い浮かべる。


けして自分は衣服を脱ぐことなく、少女には服を脱がせ、ただひたすらにそのみずみずしいカラダを愛撫する初老の翻訳家。


帰途、クルマを運転しながら、あたしは服を縫いで全裸で運転してみたくて、たまらなくなる。



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2003年03月24日(月)



 戦略

自分の書店に並べた本を自分で注文し、売上ポイントを稼ぐ。


なんて、せこい。


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2003年03月23日(日)
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