かなしいうわさ
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嫌われ松子の一生
気持ちの整理がつかないので今は感想が書けません。観終わってからずっとうなだれて過ごした。 とりあえず、こんなにクソ暗くクソ重い題材を、これだけあっけらかんと明るく楽しくメジャーで吸引力があってたくさんの人が観てくれるような映画にしてれたことを、本当に本当に感謝したい。「スティーヴィー」とコインの裏表。
ものごとには、「はじめて受けた衝撃」というものとは別に、経験や鍛錬を経なければ解らない楽しさというものもある。最初はよく解らんかったジャズも、たくさん聴いているうちにある日ピンと良さが「わかって」しまうとか、そういうこと。それは「はじめて受けた衝撃」なんかより良いものだったり楽しいものだったりする。だから、これは!?と思ったものと出会ったら、ある程度のめり込んでやってみるといい。その行為自体は他人からすると信じられないくらいたわいもなかったり無駄だったりバカバカしかったり愚かしかったり格好悪かったりするかもしれない。だけどそれでもいいじゃないか。それを突き詰めたらどんなに楽しいのかを想像することもしないで、その行為の格好悪さを貶す奴らのことなんて気にすんな。
この人たちみたいにやったったらいいのだ。 赤い疑惑 /LIVE 2005.11.05
 54-71をハチャメチャに格好悪くしたような格好良さ。ECDがお気に入りというのも納得の生身さらけ出しスタイル。
Bruce Springsteen /We Shall Overcome: The Seeger Sessions
 前作から1年という彼にしてはとても短いスパンで出されたアルバムは、フォーク・シンガーのピート・シーガーのカバー集。ほう... たくさんの人が思い思いの楽器をもって佇んでいるジャケ。ほほう... さてはディラン&バンドの「地下室」だな!という予想は大当たり。 適度なルーズさ、アットホームな楽しさ、そしてルーツミュージックへの愛は「地下室」の空気と一緒だ。あのアルバムほどプログレッシブではなくて、こちらのほうがジャンガジャンガとストレートにロッキン&フォーキンしているけれど、それもまた良し。 昔の仲間を自宅に呼び寄せて、一杯ひっかけながら演奏された様子がおまけDVDに収録されている。はらっぱで一列にならんでブンガブンガ。すごく楽しそうだ。そんな気のおけない状況で作られているにもかかわらず、詰まらないお気楽カバー集にならないでいるのは、アレンジの素晴らしさはもちろん、ブルースのピート・シーガーへのひたむきな情熱が伝わってくるからだろうか。そんな生まじめさを含めて、ビリー・ブラッグ&ウィルコがウディ・ガズリーの詩に曲をつけたド傑作「マーメイド・アヴェニュー」を思い起こしたりもするね。あと、スロウに歌うボスの声はポーグスのシェインそっくりなのな。アレンジや勢いも似ているので、ポーグスのファンも楽しめると思う。歌詞がぐっとくるのもポーグスみたいだ。 なんか○○に似てるとかばっかり書いててバカみたいだな。まあ入り口やきっかけは多い方がいいよな...
ぴかおさんちのレコ評もぜひ併読を。
うちのマンションはたまに換気扇が逆流する 今日はどこかの家でカレー。 くそうくそう カレー喰いに行ってくる=(;´Д`)
このところ毎日午前様だけど大丈夫、苦労はおいしくいただきますヽ(´ー`)ノ
フジロック出演者追加。 ハリー細野、Congo Natty feat. Rebel MC、Nightmares On Wax 初日から行くしかないなこれは。

空中キャンプ 6/3開催
ヒマシロせんせいが!
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060520k0000e040029000c.html
東京都世田谷区から訪れた漫画家の今城隆浩さん(45)は 「シーズンの到来を景気づけようと思って来た。今年もたくさん釣りたい」と笑顔で話した。

(日記にも載ってた) 頑張ってたくさん釣ってください!
 マンガも描いてね!
平凡の狂気を描ける数少ないマンガ家なんだから。
はてさて ヤンさんの術中にまんまとハマってみた。
本と
 CD
 両方買った。 どっちもまだ内容触れてません。
CDよりむしろ本に期待してる。ヤンさんはロジックがキマり過ぎていてすばらしい。やることなすことロジックでガチガチなんだ。そしてそのロジックはとても心地よい。俺なんかが読むと「うわ、キチガイ...」と思ってしまう程。どこで聞いたか読んだか忘れたんだけど、虫歯治さないって話とか。人って、自分が大切に思っている信念や思いすら、瞬間瞬間でついつい忘れちゃうものでしょう。人はそういうことを刺青で体に刻み込んだり、装飾品を身につけたりすることで常に忘れないように努力したりするけれど、ヤンさんは虫歯をわざと治さないで、その痛みを常に感じることで忘れないようにする、とか、そんな話。正しい!でもキチガイ!面白い!格好良い!
bounceにインタビューがあった。 http://www.bounce.com/article/article.php/2643/ALL/ ジャンルとかは今となってはどうでもよくて、姿勢が一番大事なんだよね。でさ、今回TORUMAN君をプロデュースして『友情』ってタイトルをつけたのね。昔の不良の奴らって絶対に仲間を裏切らなかったじゃん。その感じがこれからの世の中には絶対いいと思うんだ。つまり、〈友情〉っていうタイトルをつけることって、すごくポップだと思ってるわけ。
ヒョーヒョーとしてやがって。

モー。憎いわー。 イノチ削っている人には敵わないわ。
出張の嵐。
5/20(土) ICHI / Ett / ベートルズ / スズメンバ at 京都UrBANGUILD
とても楽しい夜だった。もう1週間前になるのか。 たまたま京都で研修があった日。イノダコーヒでお茶して百々んでアロハ買ってから駆けつけた。お目当てはべーちゃんとEtt。
ベートルズこと渡辺さんは俺の一番好きなシンガー。この日はウクレレ一本弾き語りスタイルだった。お客さん(?)が皆におもちゃの打楽器を配ってくれて、各自テキトーにリズムをとりながらペケペケ・ポコポコ... 土曜の夜ということで、シュガーベイブの「ダウンタウン」からスタート。「I Walk」「ぶらさがる」など、5曲くらい演ってくれたかな。ご出産後初ライブだったようだけど、声はいつも通り気持ちよく空へ舞い上がっていた。至福の時間を過ごすことができた。
ICHIは、木琴鉄琴リズムボックススティールパンなど駆使したちゃかぽこガムラン。とても気持ちよかったのはド酩酊していたからだけではあるまいよ。
ettは名古屋の2人組。(おれわたしベストでオススメしてもらって知りました)音源もいいけど、生の方がずっといいなぁ。のびやかな曲をのびやかな声で存分に歌う。ただ綺麗なだけじゃなくて憂いと毒とお茶目さも隠し持っているのが良い。
終電の都合でスズメンバは観られず。
これだけ楽しめて当日1ドリンク付2,500円なんて只みたいなもんだな。
浅野いにお ソラニン 2
 最後まで青臭くてイライラして体が痒くなる感じがとても良かった。そうそう、青春て「平凡恐怖症」なんだった。ムズムズ。 でも本当は平凡ってもっと凄いんだな。過激だし。それをこのむず痒さを保ったままで描き切ってくれるようになったら嬉しい。よしもとよしともみたいにリタイアしないで頑張って欲しい。
しかし、音楽メーカーの人間が「本当に良いバンド探し回ってる」のなんて当ッたり前なので誤解なきよう。
東洋経済
 メーメーンートーモーリー(´Д`) しかし買って読んで不安になることで逆に安心しているだけかもしれない。
森下裕美 /大阪ハムレット

小田扉の「江豆町」と表紙のデザインが似ていたのがきっかけで読んでみた これは...まっすぐだ。まっすぐ過ぎだ。 不器用だけどまじめに頑張る全ての人に出来る限り幸福が降り注ぎますように(´人`)
業田良家のマンガが好きな人はぜひ読んだってください。
チューハイを飲みながら録画したリンカーンやナイトスクープを観ています(´ー`) 巨大ぺヤング「出ちゃったね」 フイタ
アラントーサンとコステロとかスプリングスティーンのピートシーガーカバーとかボノボとか未発売のCDがなぜか手元にある。試聴盤という魔法。いやいやいや!良かったものはきちんと金払って買いますよ!これとか。
Cocco /陽の照りながら雨の降る
 でっかい歌だ。ラケンローの魔法が宿ったでっかい曲。あまり展開のない、フックに欠けたメロディ。だけどその単調なメロディは反復されてぐるぐる廻りながら少しずつ上へ上へと昇っていく。気がつくといつのまにか地上をはるか見下している。そこは、とても気持ちが良い。 ラジオやテレビや着うたのように曲を俯瞰で眺めることのできないメディアで聴くと良さがわからないだろう。だからこういう曲はなかなか流行らない。もったいないね。表題曲よりちょっとポップな2曲目、ガインガイン鳴るギターに乗せてウチナーで歌う3曲目も良い。久々のアルバムが待ち遠しい。
Red Hot Chili Peppers /Stadium Arcadium
 映画のクライマックスで流れて人々の涙を誘うようなバラードや、DJが好んでプレイしてフロアを沸かすようなフックのきいた目立つ曲は一切無い。とても地味だ。でも、地味でつまらないわけではない。最高の地味曲ばかりだ。滅茶苦茶気に入って何度も聴いたアルバムって、シングルカットされたリード曲よりも、ひっそりと埋もれた地味な曲をやたらと気に入ってしまったりするものだ。派手な曲はすぐに飽きてしまうけど、いつのまにか心の隙間にするりと入り込んできた地味な曲は、ずっと飽きずに心の隙間に居座り続けてしまったりする。そんな最高級の地味曲ばかりで2枚組28曲もの時間が埋まっている。そんなアルバム、俺は今まで聴いたことがないよ。これは凄い事だ。史上最強、無敵の地味盤。咬みに咬みまくってしゃぶりにしゃぶりまくろう。なにしろ28枚も入ったお徳用パックだからね、このスルメは。
地味だけど飽きずに通して聴けるのは、ジョン・フルシャンテのギターの力に拠るところも大きい。これ地味だー詰まらんわい、という人はもう一度ジョンのギターに耳を注目してはじめから終わりまで聴いてみるといいよ。魂が抜けるほど気持ち良い瞬間がそこらじゅうにある。クロスロードで悪魔と取引しちゃったのかもしれないね、ジョンは。次のアルバムが出るまでこの人は生きていられるのだろうか?と心配にすらなってしまう程に美しい。

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