くじら浜
 夢使い







11月の声   2006年11月03日(金)

ススキの茂る畦道の先
脇を流れる小川に泳ぐ
天に飛ぶトンボは高く
揺れ動く染まった木葉
対岸を歩くきみは言う








   2006年10月30日(月)

手が溶けるくらいに赤く焼けた太陽を掴みたい
傷痕が焼けただれるくらいに

細胞が細かく千切れるくらいに
沸騰した塊と同化するくらいに
掴んだ手が再生するくらいに








刻むこと   2006年10月29日(日)

いつも思うのはあの海の深さ
記憶の欠片が幾層にも重なり
それは夢をあわせるように
静かに沈みゆく








閉じ込められた空   2006年10月25日(水)

砂浜に寝そべって天を仰いだ君に
銀色に閉じ込められた空が落ちてきた
いくら探せど答など見つかるはずもなく
砂に窪んだ自分の背から
空の熱と距離だけが伝わった
君はまだ知らないんだね
その空間に答があることを









雨をよむ   2006年10月23日(月)

乾いた宙からおちた
その一粒のつながり
とけゆく昨日は
分裂された雲のよう
つながっておちて
どこまでもつづくのか








「いから始めよう」   2006年10月22日(日)

途中経過”い〜そ”まで。
完成したら正式にUPします。








眼にくる   2006年10月21日(土)

すずめの鳴声で目がさめた
そう
あのときはすべてが眼にきたんだ







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