風紋

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2003年12月26日(金) メモ程度に(まとまりがなくて申し訳ありません)

私自身のためのメモ程度に。

(「書き残す場所がこの場所なのかどうかということはひとまずおいておいても、1日に一言でもどこかに何か書き残すということを続ける」と、以前書いたものの、私にとっては、この場所に書けることはこの場所に書くのが最も便利であるということに最近気がついた。公開しているものなので、詳細を書き残せない(敢えて書き残していない)というデメリットはあるものの、逆に、後でくっきりと“その時の自分”が見えてきたりするからだ。どうしても詳細を書き残したい時は、日記帳に書くか、フロッピーに保存して外には出さない。)


引き続き、(…以下省略)。午前中は、起きて何かしなければと思いながら全く身体が動かなかったので、結局ずっと横になっていた。「起きなければ」と思いながら休んでいたので、かえって中途半端な休み方をしてしまったと後悔もしている。なぜか午後3時頃から、頭がしゃきっとして、…したものの…何か仕事したっけ? 

今日に限って、仕事の関係の連絡が複数個入って、おたおた(おろおろ)していた。冷静に考えると、きちんと仕事をこなせるように思うのだけれど、連絡が入った直後は、程度の差はあれ、必ずおたおた(おろおろ)してしまう。


夜、覚悟を決めて、話せる範囲で正直に事情説明と話し合いをする。

(注:こういう時に「誰に何を」説明したのかをこの場所では書かないので、読んで下さる方には不親切だし、推測に任せてしまうという意味では危険を含む記述でもあると思う。一応、特別な人に特別なことを話したわけではないが、ある程度覚悟は要ったということだけは補足しておく)

私は、ある程度正直に私自身の話をしようとする時に、泣きながら話さずにはいられない時がある。今日もそうだった。それは、私自身何とかしたいなぁと思う。しかし、泣きながらでもとにかくある程度話し合ったことで、あぁそうなんだ…と実感したこともあるし、今まで“何がずれているかわからないがとにかくずれを感じる”と思っていて避け通していたことについても、どういう点がずれているかわかったということもあった。結局、ずれがあることはわかったので、それがわかっただけでも良かったと思う。

私は、どうやら、何をするにも人よりも時間がかかるらしい。それは子どもの時からそうだったのだけれど、小さなことから大きなことまで、とにかく時間がかかるし、遅い。それを言い訳にしないで、ある程度手際よく時間をかけずに進んでいかなければならないと思う。しかし一方で、こんな進み方だからこそ見えてくるものや手に入れられるものもあるのではないかとも思っている。

今日は、話があっちこっちに飛んでしまって申し訳ありません。

ちなみに、以前「あなたが夕食の仕度をするんだったら、おやつの時間から取り掛からないと夕食の時間に間に合わないね」と言われたことがある。そんな感じです。


2003年12月25日(木) 楽器にまつわる思い出と今の私 / 年末の気分がない / 昨日眼科に行った

引き続き、とても疲れているので1日中横になっていたような気がする(いつまで「引き続く」んだろう、この記述…)。やや頭痛とだるさ。資料を開いたままでうとうとと眠っていた。

午前中、少しだけ出かけていた。ついでにいろいろと用事を済ませていると、どこかから吹奏楽の音が聴こえてきた。どこだろう?と、音の聴こえる方向に足を向けると、グラウンドで中学生(に見えた)がマーチングの練習(だと思う)をしていた。人数はやや少なめだったけれど、大きなスーザフォンやきらきら光るトランペットが見えた。

懐かしいなと思い、穏やかな気持ちになった。同時に今の自分の状態を思い、唇を噛んだ。

私は、中学・高校とも、それほど指導の厳しくないクラブに属していた(と、他の人の話を聞くとそのように思う)。初めて楽器を手にした時は、とても嬉しかった。1年生はなかなか楽器を吹かせてもらえず、夏までは楽器を手にすることができなかった。だからとにかく最初は楽器を持っているだけで嬉しかった。夜になると、昼に触れた楽器の感触を思い出して、翌日の練習が待ち遠しくてならなかったものだ。そうそう、定期試験前はクラブ活動が停止になるのがもどかしかった。試験の最終日に誰かが楽器を吹いているのを耳にすると、“あぁ、私、帰ってきたんだ”と思ったものだった(どうして「帰ってきた」という想いになったのかは不明だが)。

“あの頃は純粋だったなぁ”とは言わない。あの頃もあの頃なりに、どろどろとしたこともあったし、もめたりもしたし、悩み抜いたりもしたし…。ただ、ただ…何だろう。

同時に、こうして街中でふと楽器の音を耳にしただけで、穏やかな気持ちになる私が今ここにいるということも事実であって。


今日は12月25日というわけで、今年もあと6日なのだけれど、何となく「年末」という気がしない。クリスマスも、それほどクリスマス気分のないまま過ぎていった。特別な理由は全然ない。

12月の間にあちこちで見られた電飾、夜は綺麗だったけれど、昼に見ると、電線を巻かれた木が痛そうに見えたのは、私がセンチメンタルになり過ぎなのだろうか。


私自身のための覚え書きも兼ねて。

昨日、左眼が痛み、しかも「これは眼科に行った方がいいだろう」と思う痛み方だったので、眼科に行った。結果はそれほど大したことはなく、傷もなかったらしく、目薬が2種類処方されただけ。

私は、小さい時から近眼で、小学校2年の時に眼鏡をかけ始めたくらいなので、眼科の診察を受けるのには慣れている(という言い方も変だが)。ちなみに耳鼻科や外科にはあまり慣れていない。いくら行っても慣れないのは歯科。

視力検査、子どもの頃は「絶対に全部見えなければならないものだ!」と思っていたので、かなり頑張って見ようとしていて、よく注意されたものだ(その頃から既に視力は1.0以下だったので、見えないところの方が多かった。今は0.1以下である)。今は、視力検査の目的を理解しているので、昨日の診察でも「右か上」「たぶん左」「左かもしれない、いや下かな」という答え方をしていた。

しかし、眼科に限らず、病院にかかるのは難しいなと思う。話し下手の私は、自分の状態をうまく伝えられているかどうか自信がなく、そもそも「私、お医者さんに行っていい状態なのか?」という時点で悩んでしまうので(その意味では、昨日受診しようとした判断は、いつになく素早かったな)。


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浜梨 |MAIL“そよ風”(メモ程度のものを書くところ)“風向計”(はてなダイアリー。趣味、生活、その他)