風紋
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| 2003年10月11日(土) |
練習へ / いつぶつけた? |
久しぶりに楽団の練習へ行った。継続してこの日記を読み続けて下さっている方には、既に私が相当練習をさぼってしまっている不真面目な楽団員であることがばれてしまっているだろう…。前回練習に行ったのはいつだったっけ(探さないで下さい)。
実は、今日の練習前は、相当落ち込んだ気分でいた。良くない考えだとわかりながらも、私の存在には何の意味もない…だとか、私が生きていても仕方ない…だとか思ってしまっていた(でも死にません)。そんな状態で、しかも体が楽器を吹く体勢になっていない状態で合奏に入って、しかも今日合奏した曲は私にとっては初見で、途中でぼろぼろ落ちまくってしまって(隣の人がきちんと吹いてくれていたので何とか譜面を追うことはできたものの)、あぁ、ほんとに、なんだか、なんだかなぁ…と思ってしまった。うまく吹かなくてはいけないと思うと、また張りつめた気分になって、何だか動悸も激しくなってきたような。途中で、ごーんと目眩がしたような。
けれど、今日は初めて本番前のテンションを味わうことができた。合奏の途中に、“私はステージの上でこの曲を演奏することができるのだなぁ…”と実感した。過去に経験した演奏会の高揚感を身体で思い出して、私はまたステージに乗ることができるんだ!と思った。それが何とも幸せだった(全然吹けてなかったくせに…)。
演奏会に出る自信は、まだない。でも、出たい。ステージ乗りたい。
○ 左の膝に、ぶつけたような痣ができているのだけれど、いつどこでぶつけたのか思い出せない。数日前に、どこかで、何かに膝をぶつけて「あっ、痛っ」と呟いた覚えはあるのだが。
○ あ、ちょっと頭痛。
とあるお寺に伺い、住職の方とお話をしてきた。私はそのお寺の直接の檀信徒ではないのだが、最近何度かお伺いするうちに偶然お会いする機会があり、顔を覚えていただいたのだ。一度ゆっくりとお話がしてみたいと思っていたので、嬉しかった。
まだ肩に力が入りながらも、いろいろお話させて頂いて、本当に良かった。今は言葉にすることはできないのだけれど。またいつでも来て下さい、と声をかけていただいて、はいありがとうございました、と心から言った。
時間が経てば忘れてしまうものだと、無意識のうちに思い込んでいた。けれど今は、時間が経ってからわかることや、時間が経ったからこそ深まる想いもあるのだと思っている。だって、数年前は、今、このようになっているとは考えもしなかったから。
私が過去に経験したある出来事は、確かに悲しいものだったが、悲しいだけで終わらせたくない。「悲しい」以外の部分にも目を向けていきたい。だって、悲しいだけのことではなかったから。悲しかったこととして話せる部分だけではなくて、ごく普通に話せる部分もあるのだから。でも、悲しかったことも忘れずにいたい…というか忘れられない。今も悲しいし。今はそう思っている。
(2003/10/11,23:55記。ちなみにこの日の夜は、1週間の疲労が一気に出てパソコンを開く力もなかった。あぁ、1週間長かったよぉ。せめてこれだけは書いておきたいと思ったので…)
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