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風紋 もくじ / この前 / この後
自分でも、うまく言葉に出来るかどうか自信のないことを思い切って書いてみる。 そんなことを考えながら寝た…のが原因ではないと思うのだけれど、昨夜はどうも寝つきが悪く(全然眠れなかったわけではないが)、最終的には朝にあきらめて、“じっと寝転がっているのも退屈だから”という、理由になっていないような理由で起き上がった。そのせいか、昼間に何度か立ちくらみに襲われていた。座っている状態から立ち上がる時に、頭がじーんと重くなって、目の前が暗くなって、かすんでいくというのが数秒間続くということを2〜3回起こした。その状態よりももう少し軽度の似たような状態も数回起こした。別世界に引き込まれるような不思議な感覚だが、あまり味わいたいものでもない。 先月に受けた血液検査では何の異常もなかったので、貧血ではないです。ご心配をおかけしたなら、申し訳ありません。 正直なところ、現在自分自身がどの程度元気なのか、どの程度体調が悪いのか、よくわからなくなってきている。調子が悪いと思うのは気のせいか甘えで、本当はもっと頑張れるのかもしれない。一方で、“この程度の無理なら十分許容範囲だ”と思って行動していることが、意外に大きな負荷となっているのかもしれない。 空や花を見たり、風を感じたりしながら、何もせずにのんびりと過ごしたい気持ちが大半を占める中に、時々ぽつぽつと、研究を進めたいとか、人と話をしたいとか、日記を書きたいとか、音楽を聴きたいという気持ちが浮かんでくる感じがする。自分のペースが掴めれば一番いいのだろうけれど。 秋が来るのが怖い。情けないけれど。 言葉にできないことや言葉にならないことが、まだまだたくさんある。時々、何もかも壊してもかまわないから、言葉にしたいと衝動的に強く思うことがある。しかし、やっぱり壊れるのは怖いのです。 もしかすると、壊さずにすむ方法もあるのかもしれません。 最初はおそるおそるという感じで躊躇いながら、少しずつ堂々と鳴くセミの声。 不意に、“これが私だ”と思った。少しずつ変わってはいくけれど、でもこれが私で、それは変わらないことなのだと。
今日は、この夏初めてのアイスクリームを食べた。抹茶味の棒アイス。食べ終わった後の棒を眺めていると、何とも言えぬ懐かしさがこみあげる。 テレビから聴き覚えのある歌が流れてきた。それに合わせて声を出して歌うだけの勇気はなかったのだけれど、歌っているつもりで口だけ動かしてみた。歌う機会をあまり持たなくなってからかなり時間が経つけれど、喉の開け方とか表情の作り方とか、けっこう体で覚えているものだなぁと思った。実際に歌ってみるとどうだかよくわからないけれど。 ちなみに、私の家族には、髪の毛をドライヤーで乾かしている最中に歌を歌う者が多い(私は歌わない)。 昨夜よく眠ることができたからか、今日はやる気がないことはない。むしろ、あり過ぎるくらいである。しかし、一度に出来ることは1つであるということが頭から抜け落ちていて、落ち着きを失っているような気がする。その結果、仕事Aの文書ファイルを開いてちょこちょこと仕事Aに取り組み、すぐに仕事Bの文書ファイルを開いてちょこちょこと仕事Bに取り組み、すぐに机の前から離れて食器洗いをし、高校野球の経過を少し見て、また仕事Aに戻り、今度は仕事Cのファイルを開いたりもしてみて、間もなく洗濯物を取り込みに走る…という、何だか落ち着きのないことをしていた(ちなみに、最近は日記もその合間にちょこちょこ書いたり消したりしています。最終的に夜にもう一度見直して更新していますが)。 しかし、今日はだいたいにおいて良い1日だったと思う(仕事が進んだとか進んでいないとかいうことに関係なく)。たまにこんな日があるなら、生きていけるかなと思うことがある。 少し整理をしておこう。 ・来月初めまでに書くべき論文を読み直し、修正する。 ・その論文の要約をつくる。 ・その論文の図表を整形する。 ・学会その1のポスターを仕上げる(図表も整形する)。 ・学会その2のポスターを仕上げる(図表も整形する)。 ・秋からの仕事の準備をする(先方に一度連絡を取る)。 ・学会に行くための交通手段などを考える。持ち物も整理する。 ・学会までに美容院に行きたい。 ・枕を買いたい。 ・涼しくなったら植物園に行きたいなぁ(←願望)。 ・海が見たいなぁ(←願望)。 …最後の方になるにつれて、何だかおかしくなってきたぞ。 BGM:「おしえて神様」(Son montuno version)(作詞・作曲・歌:平松愛理/編曲:清水信之) 「Midnight Sun」のシングルCDの2曲目として入っていたバージョンを聴いたのだけれど、この曲のシングルCDも出ているようだ。 「だけど心 壊れりゃどうしたって 痛いものよ どんなに肩たたかれても 風にゆられうなづく葉の テンポが愛しいよ」 あとは、「風紋」(保科洋作曲)を繰り返し聴いている。答えを探すかのように。
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