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Mi Pensamiento Diario

謝ればいいんでしょって…

やっぱり今月は何も書くことができなかったかぁ。ムース1人が納得って感じかな。

先月くらいからお仕事が忙しくなったと思っていたけれども、今は尋常ではない状態。朝5時半起きでお仕事に行っているにもかかわらず、真夜中になって家に帰ってきたこともあるの。会社を出るのは早くても9時が普通だし、今年に入ってからというもの何かが変わっちゃった感じ。

新しい上司とは折り合いがあまりよくなく、会社で怒ってしまうこともしばしば。この怒りをどこにぶつければいいのって思う日が多くなっているのか、お酒を飲む量が急激に増えているのも事実かな。本当に悪いサイクルの真っ只中にいる感じ。

あれだけ一生懸命外出していた週末も、日々の疲れには勝てず、週末のお出かけもなくなり、気合を入れて、酒屋さんだけは行く感じかな。気合を入れなかったら、もう外出はできないかも。それくらい今は疲れているかな。だから酒屋さんすらいけなくなったときは、終わりかもしれない。もちろん、お仕事へは毎日行くと思うけどね。1人で生きていく限り、お仕事を失うことに対しては、著しい恐怖感や不安感を持っているから、これだけ疲れ果てていても会社へ行くしかないんだよねぇ。悲しいけど、これが現実だもんねぇ。10年前のような田舎でのんびりと暮らすっていうのは、今の状態だと考えられないかも。

過去は美化されたりしがちだけど、やっぱり隣の芝生が常に青いように、過去も良く見えてくるんだよね。もちろん、過去が現在であったときは辛いことばかりだったけど、今となるとその経験も今につながる糧のように感じ、美化されてくるし、よかったって思えるようになってくる。だからいっつも前はよかったなぁ〜って感じるのかな。ないものねだりばかりかもしれないけど、今のように生活に疲れきってしまうと、そういう風にしか考えられないんだよね。悲しいことだけど……。

これだけ疲れているので、やっぱり週末くらいは静かに過ごしたいなぁって思うんだ。先週は日曜日もお仕事だったので、今週こそは……って思っていたら、お昼を過ぎたあたりから、急にお隣の部屋で工事が始まったの。しかもムースの部屋に近いほうの側から。何も聞いていなかったし、いきなり電気鋸を使って作業をされれば、すごくうるさくて家に入れるような状況じゃないし、不快に感じるよね。ってなことで、大家さんに電話をしたら、まるでクレーマーのような言われ方をされ、逆ギレされ、「謝ればいいんでしょ、どうもすみませんでした」っていわれ、さらに不快に気分に。大家さんが依頼主だし、工期だってわかっているだろうから、事前にひとことなぜ言ってくれなかったかって聞いたら、業者に任せてあるから、工期なんて知らないっていわれたの。これを聞いたときにはもう何もいえなかった。ムースの感覚だと、アパートの部屋の改修工事だし、いつから始まって、いつ終わるくらいのことって依頼主は知っていると思ったけど、ここの大家さんはそうではなかったみたい。お金の話だけだったのかな。

何か家にいても会社にいても、休まることはまったくなく、本当に疲れ果てているかな。今は会社の状況があまりよくないし、いつ解雇されるかわからないから、あまり引越しはしたくないけど、出来る限り早くしなきゃダメみたい。

隣の部屋の住人が火事なんて起こさなければ、大家さんとも接点がなく、もう少し快適に住み続けることが出来たけどなぁ……。


2012年02月25日(土)



リビング・デイライツ

今週も忙しく、家に帰ってくるのは毎日夜10時を過ぎてから。家に帰ってきてからご飯を食べたりして、それから寝るのでいつも真夜中過ぎに寝るって感じだったかな。夜遅くなっても、朝はいつも通り5時半に起きてお仕事へ行かなきゃいけないので、本当、くたくたな毎日。

そんなことで、今日はお洗濯をしたあと、午後はずーっとお昼寝って感じだったかな。夕方になって起きて、あわてて洗濯物を取り込んだくらいだから。

最近、週末に007シリーズを見るようになったの。何で007を見たいって思ったかは自分でもよくわからないけど、週末ごとに1、2本見ているんだ。先週はシリーズ14作目の「007 美しき獲物たち」(原題:A View To A Kill)を見たし、シリーズ12作目の「007 ユア・アイズ・オンリー」(原題:For Your Eyes Only)も見たんだ。「ユア・アイズ・オンリー」というと、2年前ギリシャのメテオラへ行ったときに、どこかで見た景色だなぁって思っていたら、最後の方のシーンで使われたのが、メテオラの修道院だったって聞いて、あぁ〜って思ったの。シリーズ全般的にそうなんだけど、この作品は何度も見たことがあったので、よく覚えていたんだ。今はスクーバダイビングをやっているので、海中のシーンでどんな器材を使っていたのかなっていうところにも興味があったけどね。

そして今日はシリーズ15作目の「007 リビング・デイライツ」(原題:The Living Daylights)を久しぶりに見たの。この映画、最初の方のシーンでスロバキアの首都、ブラチスラバが出てくるんだけども、その印象が強く、遠い昔、ヨーロッパを旅したときに、ブラチスラバへ行ったくらいなんだ。

アムステルダムで数日過ごしたあと、他の街へ移動しようと思い、選んだのがオーストリアの首都、ウィーン。ウィーンではシェーンブルン宮殿へ行ったり、ウィーン国立歌劇場でオペラを見たり、トラムで移動しながら、いろいろと観光をしていたの。そんなウィーンでの観光にも飽きがきたとき、ムースは次の目的地を決め始めていたんだ。

そんなとき、候補に挙がっていたのが東欧の都市、ブタペストやプラハ。当時、東欧は物価が安いといわれていたので、貧乏旅行をするムースには最適な場所。それに東欧へ行ってみたいと思っていたので、東欧のどこへ行くかってことしか考えられなかったかな。ただ、その東欧旅行の目の前にはだかっていたのが、ビザの問題。今、東欧へ行くのにビザが必要かどうかはわからないけど、当時は東欧へ行くにはビザが必要。ウィーンは東欧への玄関口のようなところだから、ビザを取得するには問題はなし。ただ、ビザを取得するのに何日必要かという問題。ムースはすぐにでも次の都市へ行きたかったので、ビザを申請したら当日発給してくれるところにしか行く気がなかったんだ。ハンガリーのビザを取得するのに何日かかるんだか覚えていなけど、ビザの件でブタペストは候補から落ちた気がする。でもって、チェコの首都、プラハかなって思っていたところに、「007 リビング・デイライツ」の最初の方のシーンが思い出され、ブラチスラバへ行って、映画に使われた建物を見に行こうって思ったの。

ウィーンからブラチスラバまでは、列車で1時間くらいだったかな。ウィーンを出たころは陽がサンサンとそそぎ、暖かかった列車の中も、ブラチスラバについたころは、どんよりと曇り、冷たい風がビュービューと吹いていたの。本当に寒かったことは、今でも忘れられないかな。

駅かどこかで街の地図をもらい、市内観光をし始めたの。っていっても、目的は映画に出ていた建物を見たいって思いだけだったけど。何となく似たような雰囲気の建物は見たものの、映画に出ていたのと同じ建物は探せずに、吹雪のブラチスラバをあとにしたんだ。ちなみに、ブラチスラバがあまりにも寒かったので、次の街は絶対に暖かいところって思って、ブラチスラバからバルセロナへ移動したんだけど、めったに雪の降らないバルセロナで大雪にあったことは今でも忘れないかな。ムースのスペイン語の先生でバルセロナ出身の先生がいたけど、先生いわく、先生の人生の中で、バルセロナで雪が降った日が数度しかなかったけど、その中の1日に、ムースはバルセロナにいたから。どうも雪を運んでいってしまったみたいだったなぁ。

今日も映画を見たし、さっき何気なくネットで映画のこと見ていたら、ウィキペディアに「メインタイトル後の舞台は、チェコスロバキアのブラチスラヴァ(現スロバキア首都)だが、製作当時は冷戦下の東側にありロケはできず、主なシーンは西側のオーストリアで撮影された。コスコフが脱出を決行したコンサート会場は、ウィーンのフォルクスオペル(Folksoper)が使われている。再三登場する路面電車も、ウィーンのものである。」って書いてあるの。ガーンって感じ。何でわざわざブラチスラバに行ったんだろうって思う。プラハへ行っておけば……。しかもムースの見たかった建物はウィーンのフォルクスオーパー。ムース、実はスロバキアのビザを取ったあとに、フォルクスオーパーへ行って、ムースの大好きなミュージカル「マイ・フェア・レディー」を見ているの。ってっことは……。建物のうしろに走っていた電車はUバーン!?。長い間、心の中に引っかかっていたものが、外れたって感じかも。メテオラで修道院を見たときもそうだったけど、今日もすごくビックリすることがあったかな。

次はどの映画の撮影シーンに行ってみたいと思うのかなぁ。


2012年02月04日(土)




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