絵童飛鳥のエッセイ
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2005年10月08日(土) 伝わらない想い

人の心は人に伝わることがあるのだろうか。

言葉で伝える。
それは無理。
人それぞれの解釈が違うから

ならば音楽ならどうだろう。
それも無理。
音楽から人が感じ取るものは抽象的なものだから

ならば肌に触れてみてはどうだろう。
それも無理
肌に触れただけで思いが通じるならどんなに楽なことだろう。

ならどうすれば想いは伝わるのだろうか。
答えは簡単。
人の気持ちなんて伝わらない。

私が本当にそう思っていても
貴方にそれは伝わらない。いや、伝わっていない。


もし、貴方が私を信じ私が貴方を信じているならば、
想いを伝えることができるだろう。


私が、発する私が伝えたい想い(言葉)を素直に受け止めて、
それを信じてくれるなら、私の思いは伝わるだろう。

でも、それは無理。
到底無理な話。

なぜなら私は貴方を傷つけ苦しめたから。
そして傷つけるだけ傷つけて、私は道ばたに貴方を置いた。

そう、貴方の言葉を信じるならば、

私は貴方を捨てた人。
わたしはあなたをすてたひと
ワタシハアナタヲステタヒト
ワ タ シ ハ ア ナ タ ヲ ス テ タ ヒ ト

ワ タ シ ハ ....










きっと貴方の想いも私には伝わっていない。
貴方もきっとジレンマに苦しめられている。

だって、私も貴方も人間なんだから...


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