絵童飛鳥のエッセイ
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2002年09月22日(日) 山姥

A> いつから、僕は変わった?
   あの日から、僕は変わったのか?

B> 君は、いつもと同じだよ。
   なにも変わっていないさ!

A> そんなことは無い。
   僕は変わった。変わったんだ。
   昔の僕はここにはいないんだよ。

B> 昔の僕ってなんだ?
   昔の僕って、どんな君だ?

A> それは…。どうしようもない、だめな僕さ…。

B> 今の君は、まともになったのかい?
   君は、だめなままじゃないか!

A> そう、僕は、だめな奴さ。
   でも、変わったんだ…。

B> 変わっていないさ…。だって、僕は君なんだから。
   僕と君は、同じだろ?
   僕は、君。君は、僕なんだ。
   変わるわけがないだろ?


この後、どちらかが、どちらかを殺したのであった…。
そして、生き残った彼は、自我を失う…。
真っ暗な闇へ…。永遠の地獄へ…。


2002年09月20日(金) チューイングガム

僕は、宝石に傷を付けてしまった。
大切にしていたはずなのに、
消えることのない傷を付けてしまった。

僕は、本当に、宝石を大切にしているのだろうか?
わからなくなる…。

これ以上、傷を付けたくない。
僕は、どうすればいいのだろうか…。

僕がすべきことはなんだ…。
僕は、何をすればいいのか…。


2002年09月09日(月) 天使を殺した殺人鬼

どうしようもなかったけれど、
どうにかなったのかもしれない。

結局、俺は何もしてない…。
結局、俺は何も出来なかった…。

怖い。
怖い。
怖い。
怖い…。

そう、怖かった。
結局、逃げ出した。
結局、すべてを失った。

いや、失ってもいないのか…。
何時かは、失うだろう…。
すべてを…。


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