絵童飛鳥のエッセイ
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2002年07月21日(日) キーボード

言いたいことは、数あれど、
言えないことの方が多すぎて、
どれがどれか、わかんなくなって、
結局逃げたした…。

逃げ出して良いことなんて何もなかった…。
逃げることで楽になると思っていたのに…。
いや、知っていた。
逃げたって辛いだけだって。

今日も僕は逃げるんだ。
一生懸命に逃げるんだ。

何時になったら逃げずに言いたいこと、
言えないことを言えるのだろう…。

死ぬ前には言いたいなぁ…。


2002年07月14日(日) ツナマヨネーズ

僕は、宝石を見つけた。
僕はその宝石を磨いた。
頑張って、頑張って磨いた。
その宝石は、眩しいくらいに輝きだした。
でも、その輝きは、そう長くは続かなかった。

半年が過ぎた。

僕はその宝石を大切に手の中に
持っていすぎたのかなぁ。
その宝石は、僕の手垢で汚れた。

もう一度磨こうと思うけど、
自分でつけた汚れは、磨いても取れないみたいだ…。

でも、僕は、その宝石が好きだから、
もう一度輝いて欲しいから
僕は、宝石を手放すことに決めた。

だから、僕は宝石に言った。
「絶対に別の人に磨いて貰うんだぞ」

そう言って、僕は宝石を宝石箱に入れて、
宝石を拾ったところに戻した。

僕は、光り輝く宝石を見たいんだ。
其れだけなんだ。
僕の元では、もう輝かないから、
誰かに渡すんだ。
そう、宝石の光が見たいから…。


2002年07月13日(土) 醤油

解らなくなった…。
そう、全部が解らなくなった…。
見えなくなった…。
そう、何も見えなくなった…。
聞こえなくなった…。
そう、何も見えなくなった…。
言えなくなった…。
そう、何も言えなくなった…。

何も出来なくなった…。

此って、僕は、死んでるってこと?
此って、僕には、もう何も出来ないってこと?
此って…。

僕は、今日も生きている。
死ぬ勇気もなくて…。
でも、僕は、明日も生きる…。

生きるという、「勇気」があるから…。


2002年07月04日(木) ミミズ

気づき始めた僕は、
まだ、気づかないフリをしている…。
知らないフリをしている…。
このまま知らないフリをすることがいいことなのだろうか?
それとも、気づいたのだから、みんなに其れを教えるべきなのか…。
今日も、頭を抱える…。
明日も、頭を抱える…。
明後日も、明々後日も…。

僕は、死ぬ。
頭を抱えたまま…。
いずれ死ぬ…。みんな死ぬ…。
何も変わらない…。

死ぬために生きているのだから…。

I was born. I was in pain. And I died.
此が全てである…。


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