アンコールの最後の曲で、爆音でループを繰り返す部分があって、恍惚感を 覚えた。ずーっとその間、頭の中に色んな情景が浮かんでいた。歌の詞世界 とは全く関係のない自分の内的な世界を勝手に描いていた。
演者が思ってることを「伝える」んじゃなくて、オーディエンスが感情を 「自発的に発露させるよう促す」ってすごいな、って単純にそう思った。
クラブミュージックを聴いていると時々そういうことに気づくけど、TAKUも 今、自分の音楽でそれができるかな、ってちょっと挑戦してるとこがある。
例えば「ドリンクバー」、曲の最後のほうでサビを繰り返したくなっちゃう 部分を敢えて歌わず、4コードを回すアウトロを少し長めにとってみたり、 「プリズム」という曲で、最後延々と2コードを鳴らし続ける部分なんかは TAKUが「これを伝えたい」っていうのなんてほとんどなくて、聞き手(って いうか感じ手)の「自発的な感情の発露」を促したいと思っていたりします。
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