早瀬の呟き日記

2005年10月23日(日) 祝!!

東京03の単独ライブに行ってきました。毎度ゆーりさんのお誘いです。
題名はお祝いしてるのではなくて、こーゆータイトルのライブだったのです。いい加減考えるの面倒になったのでしょうか。いや、めでたいけどさ。
追加公演も入ったし、最終日なのでちゃんと声出てるかな〜と心配でしたが、どうにかこうにか3人とも大丈夫でした。
てゆーか、角田さんの脳細胞とかトヨモティの鼓膜の方が心配かも(笑)←笑ってるじゃん。
えーと、今回も安心して笑わせてもらいました。どーもこの「安心」が03のブレイクしきれない原因なのかもとか余計なことを考えたりしますが、ともあれ、笑い疲れて帰ってきました。そーだなあ、油断してたら崖から突き落とされたあ!的な面白さではなくて、お座敷列車に乗ってきました、というか。いや、書いてる本人も訳がわからないので気にしないで下さい。
飯塚君が可愛かったです。(またそれか)
「やだやだやだー!」がね、ちょっと女の子にも真似できないくらい可愛かったですよ、ええ。死んだ演技しながらちらっと角田さんのパフォーマンス盗み見するところとか。蹴り放題殴り放題の乱暴なツッコミも、照れ屋さんな感じでカワイイです。私、彼に関しては感性壊れてるかもしれません(笑)
なんだか今回はフツーに楽しかったのか、あまり記憶がありません。真っ赤になった角田さんのデコが一番印象に残っております。あと、「振り付け 前田健」(笑)
最終日だったのでお花を崩して配っていまして、もらってきました。バラとカサブランカ(たぶん)の入った高そうな束がもらえました。うはうは。(ちゃんと女らしいところもあるでしょ?)←誰にアピールしてるのやら。
そうそう、今後いちごオレを飲むとき、どうかアレを思い出しませんように・・・。

次回、Tourbillionのことを書きます。



2005年10月17日(月) 子供の頃は歯医者が怖くなかった

虫歯になっちゃったので、数年ぶりに歯医者に通っているのだ。(深沢七郎調)
子供の頃は全然怖くなかったのだが、今は怖い。行く日は憂鬱である。たぶん、子供の頃は何をされているのかまったく理解していなかったからじゃないかと思う。見えないし。あるいは、痛覚が鈍かったのかもしれない。身体感覚が鈍かったというか。
で、嫌々ながらも行って、麻酔を打ってしばらくして先生が「唇まで効いてます?」と訊くので、「いや、まだあんまり・・・」と答えると「じゃ、痛かったら手を上げて下さい」
ぎゅいーん。
って、ちょっと待てや! 効いてないっつってんだろ! そんな確認して削るってどんだけ狼藉なんですか。どうも私は麻酔の効きが遅いらしく、ときどき(ぐあっ!)と挙手していた。たまに、脂汗出るかと思うくらい痛かった。
まだ通うのである。
痛いのは続くのである。
我慢である。
つか、最新の治療法ではレーザーで無痛なんじゃ? 近所にないかなあ。数が多すぎて逆にどこがいいのかわからない。

「危険なアネキ」を後半だけ見た。好きな俳優が誰もいないので気は進まなかったが、何しろ姉と弟モノなので。
姉弟のキャラが逆の方が私好みだが(弟の方が背が低いのもちょっと)、姉を悪く言った元彼に弟が殴りかかるところ、それを姉が制止するところでは案の定萌えてしまった。
姉にとって弟は、生まれて最初に出会うナイトなのですよ。
生まれて最初に出会う敵でもあるんだけど(笑)



2005年10月11日(火) 六千人の命のビザ

いや〜いいドラマでした。
まさに「外交官室井慎次」で(笑)列車のシーンは泣けました。

自分の国や家族を守るためには戦うのが当然だ、というのは確かに正論なんですが、それは他人に向けて語るべき内容なのか、単に自分の問題なのでは?と私は思うのです。というのは、「国」と言った途端に何か余計なもの、そしてそれへの目隠しが入り込む可能性があること、ナチスのユダヤ人迫害も「ドイツ民族の権利を守る」という名目でなされたように、被害者意識(良い悪いではなく)が残酷さの温床になりうること、そもそも誰のせいでそんな危険が降りかかる羽目になったのか、という問いを看過する可能性があるからです。別にパシフィズム(絶対平和主義)を賞揚する気はないが、そうした問いに鈍感な政治学的正論の、その危うさへの感受性の鈍さが気に食わない。
ま、そんだけの話なんですが。



2005年10月10日(月) アスペクツ オブ ラブ

〈キャスト〉
アレックス→石丸さん
ローズ→保坂知寿さん
ジョージ→村俊英さん
ジュリエッタ→大鳥れいさん
ジェニー→八幡三枝さん

ロイド・ウェバーの「大人のミュージカル」を見てきました。
う〜ん…悪くはないんですが、そんなに良くもないというか。微妙な作品です。メインキャストの歌唱力にすべてがかかっているため、歌声を楽しむ(ハマるとか萌えるではなく)ことはできるし、ネタがネタだけに見た後あれこれ人と話すにはいい作品なのですが、ローズはやりたい放題だしアレックスは惚れっぽすぎるしジョージはブドウの肥やしになるし(コラ)ジュリエッタは1幕と2幕で性格変わってるし、個人的には最初のアレックスの登場シーンからずっと作品世界に入り込めないままでした。ストレートプレイならこれでもいいんですが、ミュージカルでこの入りはどうなの?というか。演出があまり好みではないです。
「アスペクツ」の曲は複雑で、歌いこなす俳優陣の力量はわかるんですが、日本語との馴染みがすごく悪い気がします。これ、ミュージカルじゃない方がいいんじゃない? 少なくとも、歌でない部分がもっとあった方がメリハリあると思いました。
石丸さんはやはり良かったですが、意外とアレックスは石丸さん向けのキャラじゃないような気がしました。だって嫉妬で銃を撃つなんて、彼ならしそうにないじゃないですか。ローズの打ち上げに参加できることになって「よしっ!」てガッツホ゜ーズするところは抜群に可愛かったですけどね(笑) 保坂さんは言うことなしでした。ま、ローズが25歳という設定より上に見えたのは仕方ないっちゅーか(笑) ローズは「気持ちはわからんじゃないが、それにしてもなあ…」というキャラで、元彼と旦那と愛人と一つ屋根の下にいられる神経がすごい(しかも娘もいる)。寂しがり屋もほどほどにせんと迷惑です。
村さんのファントムは見たことがなくて、ジョージから推測するのもアレですが、「お父さん」ぽくてちょっと色気には欠けるかもしれません。ちなみにパンフによると、ジョージ役に沢木順さんが名を列ねています。
ジュリエッタの大鳥さんは、花組のシシィだった方ですね。さすがにうまかったです。しかし、ジュリエッタがアレックスと葬式でいきなりできちゃうのは展開早すぎでは? まあ最後の台詞からすると、ジェニーが成人するまでのツナギのようですけど(笑) そんで恋人になったジェニーが若い男と浮気したら面白いな。
個人的には、どの恋愛も中途半端に思えたのですが・・・もうちょっと人生経験積んだら感想も変わるかもしれません。



2005年10月04日(火) チョコレート工場の秘密

原作を買ってしまいました。ついでに輸入もののチョコレート(当然板のやつ)も買って食いました。ネスレがウォンカチョコレートを実際に作ったらしいのですが、日本では売ってないみたいです。なんだかんだで楽しかったんだな私(笑) DVDになったらまた見るかも。
原作のウォンカさんは、御手洗潔にそっくりでした。ハイテンションで人の話を聞かない(笑) 映画は脚本より先にジョニーのキャスティングが決まったからああいう、コミュニケーション不全のキャラになったんでしょうね。
あと、原作はチャーリーと家族全員が工場に招かれて終わり。確かに映画見たとき、ここで終わらせた方がすっきりしてるな、とは思ったんですが、断られてしょげるウォンカさんがむちゃくちゃかわいかったので私的には問題ナシ(笑)
ひっかかったお札を拾うシーンは、交番というシステムが日本に独自のものであること、それと原作では飢え死に寸前のチャーリーが拾う、という設定だったことで納得。ちょっとしたチョンボですね、映画は。
以下、一般向けレビューとして「チャーリー〜」を評価してみます。(ヤフー仕様)

採点:★★★★☆
お札を拾うシーンは、観客のチャーリーへの肩入れ度を読み違えたミスであり、ウォンカ氏と父親のエピソードは原作ファンのためのオマケのようなものである。あってもよいが、ない方が話はまとまる。ということで、完成度からすると星は4つだが、5つをつけることはできても、個人的には本作より好きでない作品もある。好き嫌いと、人に薦められるかどうかは別だからである。
ティム・バートンはそもそも、ストーリーテラータイプでは、全くない。センスの人である。だから、好き嫌いでの判断が中心になるのはやむをえないが、こと本作に関して言えば、映画としての魅力、楽しさはちゃんとあると思う。私はチャーミングな作品だと思う。
だが、以下に該当する方にはお薦めしない。
●ネオリベラルである
●子供は、行儀が良いより出しゃばりな方がよいと思う
●人間、社会に順応することが最も大切だと思う
●「あらすじ」でちゃんと説明できる映画しか楽しめない



2005年10月02日(日) チャーリーとチョコレート工場(ネタバレ)

3歳児が泣き出す(本当らしい)ファンタジー映画を見てきました(笑)
確かにファンタジーはファンタジーなんだけど、バートン節全開でジョニーもかなりに悪ノリしてるし、人によっては悪趣味と思うかもしれないですね〜。イヤ、変な感じに楽しかったですが。夢もあるけど悪夢もある(笑)お仕置きサバイバル工場なので、皆さん良い子にしていましょう。道端に落ちてたお札でチョコレート買うのが良い子かどうか多少疑問ですけど(笑)
引きこもりの天才ショコラティエ、ウォンカ氏をジョニーが楽しそうに「アイタタ」な感じに演じてます。もう、めちゃくちゃうさんくせえ(笑) 「シャイン」「アドルフの画集」のノア・テイラーがお父さん役なのも早瀬的にはちょっとお得感。子役の面々も、よくまあ小憎たらしい面構え選んだな、と感心(笑) リスも名演技です。
どう突っ込んだらいいのか全くわからないウンパ・ルンパ・ショーなど、画面も音楽も遊び心溢れてて、溢れすぎてもはや悪ふざけの領域(笑) 唯一物足りないのは「ウォンカチョコレート」が売ってなかったことかな(笑)
「コープス ブライド」も楽しみです。
でも実は、予告でやってた「レジェンド・オブ・ゾロ」も楽しみだったりして。
そうそう、ヤフーの映画レビューで最も的を得ていると思ったのは「その人の選択している生き方によっては。全く面白くない映画になる」というコメントですね。


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琳 [MAIL]