Dance日記帳
モクジキノウヨクジツ


2005年05月31日(火) 神の存在や如何に

はたまた、また暗雲が垂れ込めてきたのか。

久々に弁護士S先生より連絡。
原状がどんなだったか、工務店の方に頼んで陳述書を作成し、向こうの嘘っぱちな言い分を叩いたら、今度は「普通の相場よりも安い家賃で貸したのだから、原状以上にして戻しても文句はないはずだ!」と主張してきたとのこと。
あー言えばこー言う。
こういうクソったれな奴等がいるんだから絶望的だ。

日舞なんて習うならば、呪術とかブードゥー教の黒魔術とかを習うべきなのか。本気で呪い殺したい。それくらいに許し難い。

いったい何処に真実の審美眼をもつ神がいるのだろう。
もしいたら、間違いなく奴らは不幸になっているはずなのに。
意地汚く、ずる賢く、人を騙している人たちが堂々と生きていられるなんて絶対おかしい。
正直でいることより、嘘つき狡猾な奴のほうが優位なのか?
何一つ罪を犯さず、真っ正直に生きて来て、どうしてこんな目に合うのだろう。(あ、それは少々大袈裟か。多くもらった釣り銭をがめてしまったりしているからなぁ、、、。窃盗って言えば、そうだろうしなぁ。)大家に対しては一度も家賃を滞納したこともなく、小火を出すわけでも、なにひとつ迷惑をかけたこともないのに、いったい何で?
これが人生なの?

先日、K子と週末にご飯を食べに行った。
週末だから店は混雑している。入り口で4人がけの席を待つ人もいる。私たちは2人だから、すんなりとカウンター席に運良く収まることができた。
その隣に母と娘といったお客が来た。
そりゃ混んでいる週末だ。注文したものが早くこなくても仕方がない。誰だって承知のうえだろう。
それを考えて、ちょっと早め早めにビールやら食べ物のオーダーを追加していくのも客として快適に外食を楽しむためのひとつの工夫だ。
しかし、どうやら隣の席はオーダーしたものがなかなか来なかったらしく、腹をたててしまった模様。レジにて店長お呼出のクレーム。30分ほどもシツコク文句を言い、「本日のお代は結構ですので、、、」とお店の方が謝罪しても文句を言う。
K子と「あり得ないよね。こっちだってオーダーしたものなかなか来ないんだし。週末だからこういう状況予想できるわけだし。」「結局のところ、文句言ったもの勝ちってことか。」と目の前の出来事を情けない気分で見ていた。

自分を正当化させた人がこの世では強者なのだろう。屁理屈こねても、多少道理が通じなくても、文句を言い、強く自己主張すれば、何事でもまかり通るということなのだろう。

この世の何処かに、真実を見極めてくれる神が存在することを願うしかない。


2005年05月30日(月) スクワットトレーニング

昨日に引き続き。少しずつ暗雲が千切れつつあるのか。

雨の中、練馬に稽古をつけてもらいに行く。
もともと荷物が矢鱈と多い私。いつも使いもしないソーイングセットやらファーストエイドセットなどがぎっちりと入っているので「いつ大地震に遭遇したって生き延びることが可能かもしれないバッグ」と呼ばれているくらいだ。
時々「このカバンの中にはダンベルが入っているのかよ」と自問自答したいのを堪えるほど重たい。そしてでかい。
そして、日舞の稽古となれば持参するのは、着物、それに必要とされる下着やら腰紐やらをフルセット、帯、舞扇子、カセットテープ(←ウチの師匠はカセットテープ派を貫くそうです)など、大きな風呂敷にどっかり詰まったグッズ。
知らない人は「引っ越し?」「泥棒?」って感じでしょう。

雨の日は好きなのだが、こうも荷物が多いと、悠長なことは言ってられない。

皆さん、知ってましたか?
日舞はスポーツです。ハードな部活です。本当です。
スクワット状態で踊るのですから、腿はパンパンになり、膝が笑います。腰が痺れ、動きがぎこちなくなる。
そこに師匠の「そこ!出す!」(「え?出す?何を?足?手?腰?」わからんので、取り敢えず思い付いたものから順に出してみる)「だから、出す!出しなさいっ!」(「ひーーー、何を出すんだよう。主語言ってよう。動詞だけじゃわからないしー。」)
本当に「挙動不審」とはこういう動きを言うのだろうなぁ、と思うくらい、中腰でジタバタ。
自分の無様さに吹き出しそうになるのを堪えるので必死だ。
右にヨロヨロ、左にヘロヘロ。
できない動きはその場で何度も叱られるから、中腰状態が永遠と続くのだ。
ジャズに比べれば、ジャンプも心拍数があがるような激しい動きもない踊りだというのに、顎から汗がポタポタと滴るほどにハード。
稽古が終わった時には、肌着などをしっかり付けているというのに、着ていた浴衣が汗でびっしょり。明日、洗濯しなきゃならない。(しかし、明日は雨とかいうし。)

目一杯踊って、汗が出てくると、それと一緒に悩みや不満やストレスみたいなものが身体から絞り出されていくような感じがする。
踊り終わった時には身体も心も軽くなっているのだ。
そりゃ、間違えてしまった部分や、叱られた部分などがあって、稽古の内容としては「まだまだ不完全燃焼!」なのだけれど。
稽古の終わりに師匠が言う一言がいいのだ。

「今日は、こんなところにしときましょうか。」

そう、「今日は」「こんなところ」なんだ。次の日はもう少し進むだろうし、もう少しかためて貰えるだろう。
先を焦ってはならないし、今日という稽古を重ねて、次の稽古がある。
まだ、私の稽古は始まったばかりだから、この先を楽しんでいければ良い。

話は突然変わるが。
某制作さんときちんと話をつけていないので確定ではないのだが、というか、たぶんこの日記を読んでいるだろうから、業務連絡になってしまうだろう。
今年のうちにはMDSでプチサイズのスタジオパフォーマンス、発表会ができるように、少し前進しようかと思う。
まだ迷っているのだが、「やっぱり発表会がやりたい」という熱意をもってくれている人たちがいるというのが明確になってきたので。
そして、そういう目標を大切に踊り続けてきている人たちの夢と希望に応えたいと思うから。

5月病から抜け出せるのかな、私。


2005年05月29日(日) 定番作品になるのか

今日はひとつだけスッキリした。
来月のオープンクラスについてだ。

毎月、月半ばあたりになると「来月何を踊ろうか」と、曲探しに彷徨ったり、振り作りに何日も徹夜したりということになる。
振りを作るというのは、創作活動なので非常に不安定だ。
良い楽曲に出会えば、まるで「振付けの神様」が此の身に宿ったかのように、スラスラと振りが出てくる。
しかし、時には、どんなに悩んでも考えても努力しても、振りが浮かばないで絶望的になることもある。

さて、来月、何をやろう、、、と悩みつつ、この数日を過ごして来たのだが。
レッスン後にRちゃん、Sちゃんと「何踊りたい?」とか話しているうちに、「あの作品をもう一度踊りたい!」という話になった。
「あの作品」とは、「Just missed the train」。過去にレッスンや発表会で踊った人も結構いることだろう。

ということで、ひとつ悩みが解決した。

あとは、もしあの作品を少しでも覚えている人がいたら、今度の火曜日のオープンクラスのあとに「思い出し」の作業を手伝ってください。


2005年05月28日(土) なかなか難しいものだよ

モチベーションを保つことは、本当に本当に難しいことだと思う昨今。
皆様は如何でしょう。

スッキリしないのだよ、なんとなく。
何がどうスッキリしないのか、何をどうしたらスッキリするのかも、何もかもわからなくなってきている。
考えがまとまらない。

唯一踊っている真っ最中は何もかも忘れている。
踊ることって凄いなと思い返す。
私にとって、踊るということは、最大のストレス解消法であり、最高の現実逃避方法であり、集中力を高める方法であり、自分を再発見できるものだ。
手先、足先の動きひとつに思いを寄せる時、余計な考えや心配事などは全て消えてゆくし、ちっぽけな悩みなど下らなく思えてくるのだ。

魔力はそうは保たない。

踊り終わって、心拍数が戻れば、現実の自分が待っている。

ふと、「モチベーションを保つことって難しいなぁ」と漏らしたら、そこにレッスンを終えて着替え終わったHくんが「レッスン出たらモチベーションアップしましたよ!」と一言。
これほど力強い言葉はないだろう。ありがとう。

でも、、、自分の気力維持も困難になっている私が、みんなのモチベーションアップに役立つなんて、少し複雑。


2005年05月26日(木) 姿勢を正そう

久しぶり(3か月ぶりくらい?)に髪を切りにお台場へ。

そう、この3か月、怒涛のように過ごしてきて、前髪を整える時間さえも作ることができなかった。

伸びた前髪を自分で切ると恐ろしいことになるので(過去に何度も体験済み)ひたすら今日の日まで我慢。自宅では前髪を中坊なみにピンやゴムでくくっておくというスタイルで過ごしてきた。
こっそりプリンになってきていたのも知らぬ振りを通した。

本当はうんと短く切ってしまいたかったのだが、夏の間、日舞の稽古で髪が邪魔になるだろうから揃える程度に。
秋口には絶対に、絶対に短くしよう。

このところ「私って、時期遅れの五月病か?」と思うくらい、気分が落ち込むことが多い。ショボーンとすることが多いのだ。
以前の私だったら「ムカつく!」と腹をたてるような場面であっても、何となくショボーンとしてしまう(誰?歳とったから怒りのパワーを維持する体力がなくなったとか言うのは??)。もともと根暗な性分なので、余計に落ち込むし、嫌なことがいつまでも忘れられない。気丈で楽天的な取り繕いをしているのだから、このギャップは結構大きいのだ。
しかし、根は単純なもので、こうして前髪をわずかに整えただけでしょぼくれた気持ちが立ち直ってくる。
これで、また明日、着物を着て、きつめに帯を締めることで、背筋がシャンとしてくるのだろう。そうすると土日のレッスンには普段の私に戻れるのだろう。

話は反れるが、先日新聞のコラムに「背筋を伸ばすことの大切さ」が語られていた。背中を伸ばすことで、脊髄から脳に新鮮な血液や酸素が回る。そうすれば、脳の働きも身体の働きも良くなり、前向きになれる、、、つまりは、強くなれる、、、みたいな内容だったような。うろ覚えですが。
嫌なことがあった時も、辛い時も、レッスンやトレーニングで姿勢を正す、それだけで小さい悩みごとはくだらないことに感じるようになるし、気持ちも身体もスッキリするってことね。なるほどな、、、と思った。
姿勢が良いと、自分も気持ち良いが、周囲も明るい気分になるのだろう。

お台場からの帰り道、車に乗ろうとした時に、うっすらと潮の匂いを感じて、また少し夏に近付いたのだなぁと。


2005年05月25日(水) ついに!

ついに!『運転免許証更新』のお知らせが今朝届いた。嗚呼、1か月すると、また私はひとつ歳をとるのだ。 少々がっかりしつつも届いた葉書を見てみる。 なんと!なんと!「優良区分」だって!ついにゴールド免許獲得!! わりと頻繁に車を運転しているわけで、決してペーパードライバーではない私がゴールドを獲得できるなんて。感激だ! 思わず届いた葉書の「優良区分」と記載された部分を記念撮影。 このところ良いことがあまりなかった毎日だったものだから、1か月早い誕生日プレゼントが届いたという感じで、嬉しくて、、、たまには自慢したって罰はあたらないだろう。 (写真はブログに掲載されています)

26才の泥酔ドライバーが高校生を3人も轢き殺した事件。
ひと事だと片付けることよりも、今後も自分がこのような事件を起こしたりすることがないように、また幇助したりすることがないように、今日という日にゴールド免許を貰うことができた喜びを心に刻んでおきたいと思う。
誰だってズルはするし、ちょっとくらいなら、、、(この事件の場合は決して「ちょっとくらい」なんていう程度ではないけれど、酔っ払いに程度や割合を判断する能力があるかどうか)と思う部分を、「糞真面目」と思うくらい地味にルールを守り続けた結果。自分にとってのささやかな表彰と思いたい。(ちなみに過去の違反はほとんどが駐車禁止。一度だけスピードオーバー。50キロのところを60キロで走って捕まったのでした。)


話はかわって。今日、ついに『暴欲団』のCDがリリースされました。タワーレコードでは昨日から発売された模様。
来月のライブに合わせて、今日からリハーサルが開始。
二平次とバンジマンがやってきてハンドマイク代わりの差し入れゲータレードのボトルを持って振りを合わせる。どんな振付けなのか、気になる人は是非ライブに行ってみてください。
私の勝手なプロデュースでは彼らをスーパージャズダンスセッショングループに育て上げる予定。
ツッパリ&パンチパーマの連中が格好良くピルエットを決める瞬間を見てみたいものだ。
是非皆様も応援していてください。ちなみにブログの「寄り道リンク」にて『暴欲団』のオフィシャルサイトを紹介しています。


2005年05月23日(月) 睡魔と筆無精

日記というよりも「週記」ってことになりつつある昨今でございますが、皆様お変わりなく過ごされていらっしゃいますか?

実は、多少体調も悪かったのですが(土曜日には喉が腫れていて、唾を飲み込むのも辛かったの、、、)無理矢理週末に友達と飲みにいったら、アルコールで消毒されたのか日曜には復活していました(頭痛、別名二日酔いというオマケ付き)。
飲みに行く時間あればホームページ更新しろと叱られそうですが、、、。先に謝っておく、ごめんなさい!

なんだか、日々忙しいのです。
やらなければならないコトが沢山あるくせに、要領が悪いせいでなかなか片付きません。
私の部屋には稽古で着た着物が衣桁にかけられたまま。(このまま次の稽古の前日まで畳むことなく吊るされているのだろう。本当は良くないんだけどね。安物の化繊着物だから適当です。)たまに、何がどこにあるのかわからなくなり、発掘調査が必要になっています。

最近は、椅子に座ると瞬間にスイッチが切れて寝てしまいます。テレビも見られないし、こうしてパソコンの前に座っても2分ともちません。
いったいどうしてこんなに眠いのでしょう。
毎晩「今日こそ日記書かないとー」とパソコンの前に座るのですが、、、
ネタもたくさんあるのですが、、、

なにはともあれ。
筆無精、ごめんなさいね。


2005年05月20日(金) 週に一度のお楽しみ。

5月も残すところ10日。
寒くもなく、暑くもなく、薄手のジャケットがあれば十分過ごすことができる、この季節は、短いからこそ喜びも大きいのかもしれない。
夏にならないでおくれ〜!!!(←夏生まれで夏嫌いの悲鳴)

我が家にはちっぽけな池があり、ピラニア紛いの鯉と金魚と呼ぶには成長しすぎてしまったでかいサカナたちが泳いでいる。
この子たちが頑張って退治してくれているのだが、小さな池のある小さな庭は、夏になれば虫たちのワンダーランドと化す。
嗚呼、今から考えても憂鬱だ。

夏は薄着もイヤでならない。暑いからと薄着をすると、入った店などがクーラーで冷蔵庫状態になっていて一瞬にして鳥肌。

ついつい暑いからと冷たいものばかり飲んだり食ったりの結果、腹は下るし。良いことのない季節が夏だ。
何よりも最悪なのは、夏に誕生日を迎えることだろう。

いつまでも、この季節でいてくれたらいいのに。

今日は1週間ぶりの稽古へ。
稽古場に入るなり、夏の「特訓稽古」の話になる。8月中旬に2週に渡って苦しい稽古が入るらしい。
なんと、其れに私までもが「参加してしまいなさい」と。
「え?」などと聞き返す間もなく、日程を言い渡され、強制参加。因に、この特訓は「名取り試験」のための対応稽古で、3年以上の稽古経験のある方が対象となる。そんなレベルの高い稽古に参加しろと言われ、名誉に思いつつも「ついてゆけるのだろうか、、、、」と逃げ腰になってしまう。
そして、稽古も何故かこの特訓で踊られる作品に突然突入だ。まだ1曲目の作品が仕上がってなくて、後半がうろ覚えだというのに。
たじろぐ私を完全に無視して、ガンガンと進む。
しかも、今日は帯の結い方が弱く、何度も扇子を抜き差ししていたらユルユルになってしまったため、集中力がもたない。
しかし、極限状態で踊っていると、まるでマゾヒスティックなほどに、楽しくなってくるから不思議だ。踊りつつ、ニヤニヤしていて、自分でも薄気味悪い。
稽古を終えて、稽古場を出て、先輩方に「お疲れさまでした。また来週もお願い致します。」と挨拶をして帰途につこうとすると、ナナメ後ろから「何をやっているんですか?」との声。
え!こんなところで知り合い?と、慌てて振り向いてみたら、そこにはロン毛の知らない兄ちゃん。「?」・・・。すると、畳掛けて「ここで、何かやっているのですか?」と。思わず「日本舞踊です」と答えてしまった。
兄ちゃんは妙に爽やかな笑顔で「そうですかー。お疲れさま!」と。
そういう、この街の気さくなところが私は好きだ。
人の匂いがしていて、どこか少し古くて、人なつっこい笑顔があって、それは私の子供の頃の景色にも似ていて、人の家の軒先から今晩のおかずだと思われる焼き魚の匂いがする処だ。
稽古の帰り道、疲労しきった足腰を携えつつ、心は澄みきった感じがした。


2005年05月19日(木) サボリの言い訳

本当に最近筆無精で申し訳ない。

別に五月病になったというわけではありませんので、心配いりません。
単に、忙しいだけなんです。いえいえ、カレシが出来たと言う訳でもありませんので、安心してください。

あえて良い訳するならば、稽古ごとと仕事で手一杯ということなんです。

MDSでダンスレッスンを始めた皆さんが、趣味と仕事を両立するので精一杯になってしまうのと同じです。
1週間が稽古を中心にまわっています。

着付けの稽古にも通い始め、先日、ついに「お太鼓」を自力で結ったのです。着物を着慣れている方にしたら、別に大したことではないのでしょうが、私にとっては大きな飛躍。今さら笑っちゃうけれど「大人」になったような不思議な感動があったわけです。
帯締めを結って、姿見で後ろ姿をチェックした時には「ついに此処まで来たか。」と顔がにやけてしまうような状態。
何かにハマるのって、たまらなく楽しいものですね。

また、「先生」「師匠」が存在してくれることも嬉しい。
何もわかっていない私を導いてくれるわけで、只管に頼って、最初の一歩から手解きを受けている。これまた、皆さんが初めてMDSのスタジオに来て、ビギナークラスでパドブレを練習するのと同じようなものなのだろうと、思わず気持ちを重ねて考えてしまう。
「わからないのが何か、それさえもわからない」そういうのを痛いほどわかるのだ。
だから、自分のクラスを進めていく上にも十分役立つと思う。少しでも皆さんの立場や心情を理解できるようになれるだろうと。

*槙村さとるの『Do Da Dancin'』が発刊されましたね。これについてはプログのほうで紹介していますので、興味のある方は是非ご覧ください。


2005年05月15日(日) 継続は力なり

どうも、此のところ、ブログに移った所為か、日記をさぼりがちでいけない。反省しよう。

何事においても「継続こそ力」であることを感じる今日この頃。
せっかく今まで続けてきたことでも、此れから先続けていくことができなければ無意味になってしまう。
「努力」という大それた物事ではない、些細な物事だからこそ、日々の継続が意味を成す。

たとえばストレッチ。たとえばダイエット。たとえば掃除。

ある日、ふと「まあ、いいや、今日はさぼってしまえー」という思いに取り憑かれる。(誰でもあることだと思うけど、、、)
一度さぼると、それが「当然」になってきてしまう。
いけない、いけない。

しかし、たまには「さぼっちゃえ!」というのも悪くはない。
継続することの大切さや、「さぼろう」と思う自分の愚かさに気付くことができるから。
そして、またその翌日から「継続」を楽しむことができれば良いのだから。

今の生活を打ち破る、、、なんていう大胆なことを考えるわけではない、時として誰もが今の生活の循環にふとブレーキをかけてしまいたい衝動に襲われるだけなのだ。私もそのひとり。
ただ、貧乏性の私は、今までこつこつと「塵も積もれば・・・」の感覚で重ねてきたものを全て無駄にできないだけ。
1日〜2日程度のサボタージュが限界。
唯一、其れさえも受け付けないのが「禁煙」という習慣。これは、単に、またスモーカーに戻って、煙草に捕われた生活の苦しみを再び味わうのがイヤだというだけ。禁煙することが習慣になっているのかというと、そのあたりは大変疑問だけれど、確かに続けてきていることではあるし、「やーめた!」と煙草をくわえることはいつだって可能だけど、それをやろうと思う自分がいないから。

話を戻して、、、
ブログに移行してからも、携帯で読める日記はマイペースで継続してゆきます。


2005年05月12日(木) 日本人であること

いったいどうしたのだろう、、、、と思うくらい寒いですね。皆さん、風邪など召してないでしょうか。Monie家では、電気ストーブとオイルヒーターが復活しております。

この数日、別に体調を崩したというわけではないのですが、身の回りのことを細々やっていたら、あっという間に時間がなくなっていました。
私の日課の中に「毎日10分でいいから映画を観る」というのがあります。前にも日記に書いたのだけれど。朝食の時とか、夜のお風呂上がりの時とか、細切れで映画を見るのです。そう、移動中に文庫本を読むような感覚で。
時間というものは、無理しても作らなければ、結局タイトすぎてしまうもの。2時間の作品を見ようと思えば、なかなかそれだけの単位の時間というのを割くのは困難となるけれど、10分、15分づつならば生活に支障はない。(問題は細切れで映画を観て、ストーリーが理解できなかったり、逆にその後の展開が気になって一日上の空なんてことがあるってところでしょう)

どんなに忙しい時であっても、自分をリセットしたりするために、この日々10分映画鑑賞会は欠かせません。


ということで、この数日で観た最近の映画は、なんと此れ。『隠し剣 鬼の爪』。
前作『たそがれ清兵衛』を観て、これが良かったので、新作もチェック。
幕末の日本の、日本人の清く美しい部分が綺麗に描かれていると思う。それも空々しい「美しい」ものではなく、人の匂いのするようなものだ。
子供の頃には理解するどころか、反発しか覚えなかったような、日本の規律やルール、心情などが、今と成っては納得できるのが不思議。
このところ日本人というのは世界で不評のようだ。まるで世界の嫌われ者のように感じてしまう出来事も多く、哀しくなる。
しかし、このような映画を観てみると、日本人の日本人らしい清さや、優しさというようなものを確認できて、少し安心する。日本人ってイイじゃない、なんて思えてくるから。
ちょっと前まではチャンバラ系の映画というのは一切見ることがなかったのだが、着物を着るようになった影響からか、最近は此れが面白くてたまらない。


日本人としてのアイデンティティを忘れていたことを今頃になって気付いたりする。英語を勉強するよりも先に、きちんと正しい日本語を使えるようになるべきだったのだとか、パスタやサラダを作る前に出汁のとり方や胡麻和えの作り方を知っておくべきだった、などなど。今さら遅いけれどね。



日本人ということに自信がなくなったというか、日本人であることに疑問を感じたり、自分が日本人であることを自覚していない人は、是非この映画観てみましょう。
日本人っていいよ、、、と思えてくることでしょう。


2005年05月11日(水) チクチク........

着付けの稽古へ。
まずは、半襟を付けたり、補正用のタオル付き腰紐を作ったりで「糸針」の2時間。
正座のままチクチク....チクチク....。
まるで、小学校か中学校の家庭科の授業という感じ。
「そこで返し縫いをしてね。」(えっ、、、先生、返し縫いって正確にはどうやったのか覚えてませんーーー)暫しフリーズ。

覚悟はしていたものの、やはりキモノと付き合うとなると糸針との縁が深くなるわけね。
もともと「几帳面さ」に欠けるうえに、手先が不器用なわけだから、裁縫なんて「できることならやらずにいたい」というのが本心だった。
しかし、人間って変わるものですね。着物を自力できちんと着れるようになりたいという強い意志のもと、避けて通っていた裁縫だって、いざとなりゃ苦じゃないのですから。

毎年嫌々ステージ衣装の作成のために糸針を持って、スパンコールを付けたり、裾をあげたりなんていうことを繰り返しているからか、雑ながらスピードだけは出るのだ。
考えてみれば、そもそも単純作業が好きなのだから、運針みたいなのは根本的にキライではないみたい。隣に先生がついていてくれるなら遠慮なく「これは、どうすれば良いのですか?」と聞くことだってできるのだから有難い。この際だから恥を曝しつつも、衣装縫いの感覚で針を動かしてみる。
思っていたよりも、半襟付けは大雑把な作業だった。ざくざくと縫う。そして襦袢の衿に付ける(ここは長襦袢の種類が夏物のうえ関東衿というものだったので先生の手を拝借して待ち針をうってもらったが)。これなら、毎回とは言えなくても、「今度はあの着物着ようかなぁ」と思った時にチクチクできる。思ったよりも簡単で楽しい作業なので、増々「着物いいじゃん!」というキモチが盛り上がってくる。(だって、噂というか、ウチの母曰く「着物は面倒くさいのよ。準備も後片付けも大変。今の世の中で生活するのにキモノは不適切だからね!」「襟付けなんて毎回やらなきゃダメだし、気軽に着れるようなものじゃないのよっ!!!」と否定的だったから。先生に毎回半襟を付け替えするべきなのかと聞いてみたら「そんなルールはないのよ。汚れたら外して洗えばいいの。平気な人や、そんなに頻繁に着ない人だとずーっと同じ半襟付けっぱなしだったりするからね。」って!)

私の脳天気で都合の良い、勝手な考えだけれど、こうして襟をつけたり補正用の紐とかを作っていると、だんだんワクワクしてきて「今度はあのキモノのためにこの衿を付けようかなぁ」と楽しくなるので、「面倒」だとか「気軽じゃない」というのとは全く逆に思える。ま、確かに「面倒」と思うようだったら、着物は一生楽しめないと思うし、一生「ジーパンとTシャツね」ってことだろう。お洒落とか、スタイルだとか、そういうのって「面倒」を「楽しい」と都合良く置き換えられて、その「準備の面倒さ」も「準備自体がトキメキ」と思えるようじゃなきゃ無理だと思う。

左上の画像は、私の浴衣の柄。大学時代から愛用している仕立ての浴衣だ。「虫もの」が基本的に苦手な私がこの柄を着るのは、祖母が見立ててくれて採寸したうえで仕立ててくれたものだから愛着があるから。考えてみれば、この浴衣、大学で生まれて初めて日舞をやる時に仕立てたのだから、もう20年近い年季ものだ。
浴衣は「藍」が一番好き。今年は絞りの浴衣が欲しかったのだが、堂々と5万円くらいしちゃうわけで、3年後くらいまでに貯金するしかないなーと断念。
今年もMDSでは浴衣で参加の「夏の飲み会」が開催されることを楽しみにしている。
MDSのメンバーの皆さんが色とりどりの可愛らしい浴衣で集まると、それだけで艶やかでいいのだ。それぞれに似合った浴衣をチョイスしているから、それまた「やっぱりこの子ってこういうの似合うのね!」と思えたりして、いろんな意味で楽しめる。
最近は男性の間にも着物がブームになりつつあるらしい。
着物ファンの一人としては、もっともっと多くの若い人が着物の楽しさに目覚めてくれたらいいなぁと思うのだ。



2005年05月10日(火) 何処見てんのよーーーー!

<プログの内容をコピーしておりますので、画像などは見られません。>

レッスン中の男性メンバーのセクシーな動きを見ながら、ふと、青木さやかの写真集のことが脳裏に浮かんでしまった。
先日書店で見かけたのだが、手に取るのが少し憚られた、例の話題の写真集だ。
黙ってりゃ良いものを、ついつい口にしてしまったら、案外MDSのメンバーも「見てみたいって少し思うんだけど、買うのに抵抗が、、、、」ってことだったみたいで笑ってしまった。
なあんだ、みんなも少しは気になっていたのね。


レッスン後にその話題で盛上り「みんなでカンパして写真集買う?」とかいう計画まで浮上!
←ということで、気になる貴方に青木さやかの写真集のリンクをお届けしましょう。
しかし、私もこのリンク辿ってみてみたら、コメントがステキ。写真集のタイトルの意味とか、男性よりも女性のほうが購入しているってこととかがわかるのね。
でもって、結構多くの同世代女性が彼女を応援している感じが伺える。
かくいう私も応援している。彼女が頑張る様子を見ながら「私も負けてはいられないぞー!」と励まされる部分があったりもする。(自分的にはキャラがかぶっているように思えるから、ついつい依怙贔屓してしまうって面も、、、)
買うのに恥ずかしい写真集も、amazonなら注文できるかもなぁと思う。ひとり100円づつカンパとすると15人集まればゲットできるってことか。企画に賛同するという方はコメントをどうぞ〜☆


2005年05月09日(月) iPodのある生活

<ブログの内容をコピーしています>
休みの一日というのは、何故、こんなにもサラッと呆気無く過ぎ去ってしまうのでしょう。
私の場合は、皆様とは違って黄金週間もありませんでしたが、皆様にとっての連休も矢張り呆気無く過ぎ去ってしまったのでしょうか。レッスン後に、Tちゃんが溜息まじりに「あ〜あ、ゴールデンウィークも終わりかぁ、、、」と呟いたのが印象的でした。

休日の私のパターンはほぼ決まっていて、掃除、洗濯というのが大部分を占めてしまう。合間に普段あまり構ってやっていない駄犬チョコを「調教」とか言いつつ、戯れて遊ぶ。そして、一段落をして時間があれば、DVDを見たり、CDを買いに行ったり、整体へ行ったり。ふと気付けば夜になっている。あまりにも呆気無いのだ。

休日は、チョコを連れて散歩に行ったり、整体に行って順番を待つ間、大体スタジオと自宅にいる時以外はiPodが必須になっている。
MDSのメンバーも結構iPodを愛用している人が増えているらしい。
何がいいって、まず、どっさりと曲が入るということと、携帯が楽ということ、応用がきくということが魅力でもある。CDだと、どうしたって重くなるし、持ち歩くにしても2〜3枚が限界だったりする。
でもiPodだと、凄い量の曲が入るので、ほぼオールインワン状態で使える。混雑した車内とかでCDを入れ替えるなんて荒技をやらずに済むし。

昨日に引き続き「音楽をしっかり聞いてみよう!」という提言をしたくて、ついつい話がそれているけれど、、、(ついでにiPodのリンクも貼っておきます。)しかし、すごい種類が豊富なうえに、アクセサリとかも多いのね。私のiPodは古い世代のやつなので、周辺機器やアクセサリも対応していない。哀しい。新しいのが欲しいなぁ。でもiPod miniだと容量が少なすぎるからなぁ、、(現在20GB一杯いっぱい!!!)ああああ、更に話しがズレてゆく。
そう、「音楽をしっかり聞く」ということは、上達への一歩でもあると昨日も書いた。「好き」な曲だけじゃなくて、いろんな曲をいろいろ聞くことが大切なんです。いろんな曲を聞いて刺激を受け、イメージを豊かにしていくことで、表現も深くなっていくもの。




兎に角、漠然とでもいいので音楽を毎日耳にする生活をしていって欲しい。そういう意味ではiPodのような素敵なツールを使うのもお奨めだ。ヘッドフォンやイヤフォンで直接耳に音楽を流し込むのは、ダンサーにとって大切な作業。直接耳に入ってくるから、ベースの音や、気付かなかったパーカッションの音なども聞こえてくる。何もアカデミックに聞く必要はない。だからこそ、今までの自分の辞書ならぬiPodに無かった曲をあれこれ無作為に選んで聞いていって欲しいのだ。

先日、友達にiPod見せて欲しいと言われて、その子のiPodと交換してお互いに中を見たのだけれど、なるほど、まるでその子の家にあるCD棚をモロに見るような感じなのだ。そうして、ふと冷静に自分のiPodの中身を見直してみると、かなり支離滅裂なラインアップ。
邦楽も、都々逸や端唄から始まり、林檎は勿論、サザンまで入っているし、何故かオペラとか、クラシックも当然入っている。しかもバレエのレッスン用のアルバムも入っているし、オープンクラスのウォームアップの曲も一通り入っている。HIPHOPもR&BもHouseだって当たり前に入っている。節操がないというか、無茶苦茶というか。
MDSのメンバーならば、たぶん私のこの支離滅裂なラインアップのひとつひとつに意味があり、背景があるのをうっすらとでもわかってくれると思うけれど・・・
誤解されても困るので、一応言い訳しておこう。邦楽の端唄はもちろん日本舞踊の稽古のため。(たまにプラットフォームでShall We ダンス?並みに踊っている。しかし、社交ダンスのステップならちょっとイイ感じだけれど、日舞って微妙だよね。完全に「変な人」に見えているのだろう。)林檎やサザンはドライブだったり、散歩だったり、何も考えずにいたい時に流すもの。クラシックはイライラした時に効果的だし、バレエレッスン用の曲は勿論自主的にバーレッスンなどをする時に役立っている。ウォームアップも同様。

iPodの場合、「プレイリスト」というのがあって、自分でiPodに入っている曲を好きに組み合わせてアルバムみたいなものを作れる。これがとっても便利なのだ。
私の場合は、リストの名前に「まったりLouge」「朝一番元気を出すための曲たち」「疲れた時、癒されたいから聞く曲たち」「寝る前のMidnight Listening」「晴れた日の散歩用の曲たち」「満員電車の移動中にこっそり聞く曲集」などとくだらぬタイトルを付けていたりする。そして、そのシュチュエーションに合わせて聴くのだ。、、、しかし、矢張り、他人に見られたら赤面ものだ。

そう、折角昨日はコメントの付け方なども説明したわけですから、ここで皆さんにもう少しプログに参加してもらいたい。
「もしiPodを買ったら、どんなリストをつくりますか?そのリストの中にはどんな曲が入りますか?」是非、この質問に答えてみてください!

話をもとに戻して、、、。ダンスを習い始めたら、仕事中以外の時間は「音楽漬け」になっちゃうくらい、いろんな音を浴びてみてください。
特にジャズはカテゴライズがされていないジャンルですから、邦楽もロックも、なんでも聴いてみるようにするのが良い。8ビートだけじゃなく、5拍子だったり、3拍子だったり、アカペラとか、ボイパとかまで!そして、シュチュエーションに合わせて、いろんな曲を楽しめる生活をして欲しいと思います。


2005年05月08日(日) 誰の曲?

<ブログの内容をそのままコピーしています。ブログでは画像なども一緒にアップしてありますので、PCにてお楽しみください!画像がないと、意味不明に思う部分もあると思いますが・・・>

ブログになって、お気に入りのCDや書籍の紹介が驚くほど楽になった。
レッスンをしていると「先日使っていた曲ってどのアルバムですか?」「誰が歌っているのですか?」と質問されることが多い。
普段からレッスンの時に「よく曲を聴いて!」「カウントだけで踊ろうとしないで!」と注意しているので、そのような質問が届くと大変嬉しいものだ。好きだろうと、キライだろうと、踊る題材になっている楽曲を何度も聴いて、メロディーや曲の特徴(よく言う「フック」というもの)を把握することが上達への一歩でもあるから。

またビギナークラスや休憩時間にBGMとして流している「お気に入りのCD」も、「誰のアルバムですか?」と質問されるのも嬉しい。自分が「好きだなぁ、この曲」と思うものに共感してくれるというのは非常に嬉しいものだ。 ということで、こちらのアルバム。Oliviaのアルバムも「誰のCDですか?」という質問があったので、こちらにアップ!ビギナークラスの前半のアップなどで流していた、癒し系、おっとりボサノウ゛ァ。Oliviaの声に透明感があって、さらりと聴けるCD。 何となく嫌なことがあったりして、鬱積した気持ちをリセットしたりする時に活躍する一枚だ。 収録されている曲は、どれも名曲ばかりで、ボサノウ゛ァに詳しくない人でも「聞いたことある!」と言うはず。

私の選ぶCDというのは、わりとメジャーではないものが多く、普通のCD屋さんでは店頭に並ばず、取り寄せなければならないみたい。
ボッサやハウス系のCDは、ジャケ買いや衝動買いをしてしまうことが多く、シリーズで買っているものもあるので、どこで買っているかというと雑貨屋だったり、レアな音源を扱う小さな専門のショップだったりする。そして、最近はオンラインショッピングでのAmazonを活用しまくっていたりします。まずは、真夜中だろうと遠慮なく買い物できるし、古いアルバムなら試聴もできる。在庫のないアルバムでも取り寄せてもらえるし、何度か買うと、買ったもののリストからサイトが「お奨め」をリストアップしてくれるので、それが嬉しい。(←ある意味、自分の趣味の偏りを突き付けられるという側面もあるが、、、、)忙しくてCD屋に立ち寄る時間などがない時には本当に助かる。
新しいアルバムの予約も忘れずできるし。皆様も是非、怖がらずに使ってみてください。音楽が身近になってきますよ絶対に。

私と皆様との間には、ちょっと見えない壁のようなものが存在しているのか、どうも本意というのが伝わりづらい。誤解されてしまうのが残念でならない。
曲についての質問や、レッスンについての感想、ダンスなどには全くもってっ関係のないくだらない話など、遠慮なく伝えて欲しいのに、何故だろう、遠慮し過ぎです。それが、逆に私にとっては寂しく思える。
確かにレッスン中などは、他のメンバーもいるから、質問したりすると図々しく思えたり、他のメンバーに迷惑になるのじゃないかと気配りされる方もいるので、わからないわけでもない。
だとしたら、是非メールでもコメントでも構わないので、他の方法がいくらでもあるのだから是非質問や意見、感想を聞かせて欲しい。いつも其のように切望しているのだ。


2005年05月07日(土) たかが挨拶、されど挨拶

稽古場へ。
少しづつは、慣れてきて、多少ははっきりと「よろしくお願い致します」「お先に失礼致します。ありがとうございました。」と正座で挨拶するようになってきたかな?と思う。

挨拶というのは曖昧だ。
「取り敢えず」という感じで頭を下げるのは、目上の人に対して失礼とは知りながらも、ついつい日常の流れで「ぺこり」とやってしまうのだ。タイミングなどをはかるのが大変難しい。

きちんと相手に向き合い、頭を垂れ、相手に聞こえる声の大きさで挨拶をする。基本的には目下からするものだ。
稽古場に入り、既にいる先輩方に玄関口で慌てて挨拶をするよりも、まずは靴を脱ぎ、きちんと先輩方の前にまわって膝をつく。先輩方も当然なれているから、新参が目の前に来るまで待っていてくれるのだ。(そういう部分にも「先輩」が「先輩」である余裕や優しさを感じることができる。)


挨拶がまともにできると、すっきりするものだ。挨拶というものが、こんなにも気持ちの良いものであるなんて、この歳になって初めて気付いたような気がする。
家族の中での挨拶も勿論だが、仲間うちでも、仕事関係でも「挨拶」というものは蔑ろとまでは言わないが、曖昧で適当になってきている。「おはよ」ぺこり。「おつかれー」ぺこり。「ありがと」ぺこり。
確かに近しい人に対しては照れくさくて、きちんとした挨拶というのはなかなかできないものだ。
だからこそ、こうして稽古場で正式な挨拶をさせてくれる師匠や先輩の存在をありがたく思う。

ジャズダンスのレッスンで、普通に歩く「ウォーク」の練習をすると、皆さん、本当にぎこちない。
毎日、無意識に歩いているはずなのに、意識すると途端におかしなことになってしまう。
ダンスの素晴しいところは、そういう普段の振る舞いや、身のこなし、動作というものが大きく再認識され、意識できるという部分にもあると思う。
私の場合も、皆さん同様。
挨拶をきちんとしようとした瞬間からぎこちなく、どこか不細工で無理があることが身体を通して恥ずかしいくらいに実感できる。
日常の小さな動作ひとつ。ここに自分なりの「美意識」というものを当てはめられるようになれば良いのだろう。まだまだこの先も険しい道は続くだろうが、それが現在の私にとって、何よりも楽しみな部分であるのだ。

たかが、挨拶。されど、挨拶。
先日、昼食をとったレストランで、となりのテーブルのおじさん(普通のおじさん)が食事を運んできてくれたウェートレスに「ありがとうございます」とサラッと礼を言うのを目の当たりにして、なんて清々しく、そして、素敵なんだろうと思った。
その方の人格というか、品格というか、外見からでは決して判断できない、人間の中身の美しさのようなものを、そのワンフレーズの言葉で垣間見せてもらったように感じたのだ。
運んで来た食べ物を見るのではなく、運んで来てくれた相手を見ながら、ゆっくりした優しいトーンで丁寧に挨拶していた。こういう方ならば、また「ありがとう」と言ってもらいたくて、何かをしたくなってしまうのだろう。
隣のテーブルにいた私までもが、そのおじさんの気持ちのよい挨拶の一言で嬉しいような、仕合わせを分けてもらったような気分になったのだから。
私も、いつか、近いうちにそうなりたいと切実に思う。




2005年05月06日(金) 祖母の箪笥

昨日、祖母の家に届け物をしながら立ち寄った。

以前から「足の寸法が合うのならば、私の使っていない足袋を持っていきなさい。」と言われていたので、早速足袋を貰おうと。
実はちょっとした下心もあり・・・。

先日、出先で見かけた浴衣と単衣が気に入って、欲しくて欲しくて堪らなかったのだが、「もしかしたら、おばあちゃんの箪笥を探せば、もっと良いものがあるのではないかなぁ」などと考えていたのだ。
祖母にしたら、叔母や従姉妹たちが全くもって興味を持たない「和の趣味」に私が目覚めたことを少なからず嬉しく思っているよう。あれこれ文句を言う母も同様。やかましく小言を言いながらも、着物の趣味についてやら、着付けのセンスについてなど、気付けば共通の話題が驚くほど増えた。

「おばあちゃん、いらない単衣とか浴衣とか、ないかなぁ・・・」と言うと「あんたねぇ、90の年寄が、簡単に箪笥を探れると思うのか?若いのと違って、大変なんだよ!」と、文句を言いながらも箪笥のある納戸に。
既に私が来ることを予感していたようで、プラスチックの衣装ケースにどっさりと季節の着物が用意してあった。単衣だけじゃなく、絽に絽の羽織や、夏の雨コートなどなど。それも、ほとんどのものが袖に手を通した様子もないもので、しつけがついたままのものまで混じっている。
言うならばアンティーク着物なのだが、昭和時代のものだから柄や織も綺麗。しかも、私のように長身でも大丈夫な丈!
それこそ、おもちゃ屋さんに来た子供のように凄い興奮状態で、あれこれ広げてみたり、あててみたり。こんなにもワクワクしたのは小学校低学年の頃にリカちゃん人形のドレスを選んだ時以来かもしれない。

これから、このキモノたちと毎年初夏から秋を一緒に過ごします。
おばあちゃん、ありがとう。大切にするね。


2005年05月05日(木) ブログ始め

今までずっと続けていたWeb日記と、ブログと、どういう形で使っていくか、この数日あれこれ悩んだ。
そんなこんなで日記のほうは、この数日、なかなか更新できなかったのだ。申し訳ない!


本当は、ブログの一本化を図りたかったのだが・・・(更新とか面倒だし)
しかし、ブログはPCでしか見られない。携帯での購読はできないみたい(できるようだったら誰か教えて!!)。日記は携帯で読んでいるメンバーも多いから、さんざん悩んだ末、ブログの内容と同様のものをアップすることに決めた。
ただ、ブログのほうは画像やリンクが全部見れて、コメントやトラックバックもできる。
日記のほうは、単純に日記の閲覧のみ(しかも、ブログの記事からテキストの一部のみ抜粋してアップ)となる。
皆様ご理解のうえお楽しみ頂きたい。


ということで、既にテストを含めてブログのほうは記事がいくつかアップされているが、今日をもって「*踊る毎日*舞路倶」を始めたいと思う。

是非とも皆様に応援、御協力して戴きたく思います。
コメント、トラックバックはもちろんのこと、リンクもありましたらご連絡ください。

ブログは、PC版のPeepholeのメニューにありますので、そちらから遊びにいってみてくださいね。


2005年05月03日(火) 思いのほか

黄金週間真っただ中だというのに、オープンクラスは結構賑やかでした。
誰も来ないかなぁ、、、と思っていたので、とても嬉しくて気付いたら随分長時間延長レッスンになっていました。

皆さん無事に帰れたのだろうか。

味気も素っ気もない日記です。
ごめんなさい。。。


2005年05月02日(月) in the middle

ゴールデンウィーク真っただ中。
皆様、楽しく連休をお過ごしでしょうか。

ほんの僅かではありますが、ホームページ更新をしました。
掃除をして、洗濯をして、郵便局と銀行へ行ったりしたら、1日が終わってしまいました。
まだまだ仕事が残ってはいるのですが、体力も気力も限界。
まだ、体調が完全に戻ってきていないので仕方ない。

現在朝5時半。
いいかげん寝るとしましょう。


2005年05月01日(日) 回復見込み

オカマ声にて週末を乗り切る。
現状維持にて、回復の見込みなし(涙)。
同様にラウンジの冷蔵庫も回復の見込みなし。
Mくんがエンジニアパワーを炸裂させて、修理に挑んでくれてはいるが、肝心の交換至極の部品が見つからず、、、、(なんと現在メーカーに問い合わせしてくれているとのこと!感謝!)
私の体調が戻るのと、冷蔵庫が直るのと、どちらが早いのでしょう。


さて、先ほど掲示板に書き込みしたのですが、今月のオープンクラスの振りは、いつもとまた少々違ったものにチャレンジです。
女性で「ジャズヒール」を持っている方は、是非この機会に履き慣らしておきましょう。随分と長い間ヒールにご無沙汰だった人もいるはず。
「ジャズヒールってなに?」というメンバーは気になさらず。
男性は「竹中直人ヅラをご持参ください!」というのは冗談でありますが、その気のある方は遠慮なくご持参ください。

そう、今月は「Shall We Dance?」にチャレンジ。
しかし、本物のボールルームダンスのようにペアを組んで踊るわけではないのでご安心を。どの曲で、どんな感じの作品なのかは明日にでもホームページ更新をして皆様にお知らせいたします。お楽しみに。

窓の外では、心地の良い、雨音。
今日はこの雨音をBGMに休むことにします。


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