4254.0516の日記

2003年02月26日(水) 無駄なこと。


 ■ボランティア。

 前日の和やかなpartyの余韻とささやかな恋の予感に、のんびりと目を覚ます。

 仕事に行くため準備をし、早速出掛ける。
 ここ最近のボランティア先では、採用試験(というか、実習)をする実習生の方が
 たくさんやってきていて、今年就活をする予定の私は同情的。
 頑張って欲しい…。

 今日はHちゃん担当。
 私が何となく苦手にしてきたHちゃん。

 彼はとにかく鋭い。
 人を感じる力が強い。
 ためらいや戸惑いなんて心に秘めていようものなら速攻で見抜く。
 気合を入れて接すること。
 腹をくくること。

 苦手なのは嫌いなのではなくて、見抜かれる自分が怖いから。

 でも、そういうことは少しずつ接近して埋めていくしかない。
 最初は自信を失うし、自分の存在意義を見出せなくて少し苦しい。
 そこを外して先へ進むことは望めない。

 仕事終わりで、ボランティア先の人たちと飲みに行く。
 飲むことによって働きやすくなった人もいた。

 けれど…。
 私が研究をしていること。
 ある意味学歴があるということ。
 それだけで面白くないという人たちがいる。

 研究テーマを言うと「そんなものは…はっきり言って意味ないね」と何のオブラート
 にも包まずに言われた。
 飲み会の席でとはいえ傷ついた。
 「大学の先生なんて、所詮机上の論理でろくな人はいない」とも言われた。

 私は言いたいことはたくさんあった。
 けれどそのほとんどを飲み込んで、自分を守るために最低限必要なことだけを述べた。
 知らないフリをしていることが一番と納得させた。

 私は大学の研究者ですごい人を何人も知っている。 
 すごい人というのは机上の上でも、実践においてもすごい人だ。
 私はそういう人に何人も会って、教えを受けてきた。
 おこがましいけれど、私が進んでいく先にはその人たちという目標がある。

 結局その人は、大学にも行っていないし、ましてや大学院なんて…。
 現場の実践だけで生き抜いてきた人だ。
 それしか武器がない。
 だからそういう人たちを貶めていくことでしか自分を守れない。
 identityを確立できない。
 可哀想な人だ。

 …そう思いなさいと、私の大好きな人からちょうど今日、偶然ののタイミングで
 教えられた。
 やはり私には欠かせない大切な言葉を適切に与えてくれる。
 その言葉もあってか怒りを収めることとする。

 “学生だからわからないと思うけど…”というけど、あなた以上にわかることも
 あるんだよ…。

 ♪BGM/TV



2003年02月23日(日) 職業人としての彼女。


 帰ってきたのはAM4:00過ぎ…。
 それでも数時間後には出掛ける。
 ああー、今日ばかりは行きたくない自分に一喝!!!
 ようやく布団を出る私。

 間に合うかなーと不安になりつつも、日曜の午前中の首都高はすいている。
 すいすいすいと東関道へ。
 天気も良いし、ぶっ飛ばすのは気持ちがいい。
 あっという間に時間前に到着。

 待ち合わせていた友達と落ち合うと、会場の中へ。
 かなりお祭りtaste満載のSTARTに、疲れも忘れ笑みがこぼれる。
 友達も喜んでいるみたい…。
 私もいつもとは違うオマケの多さに、心から楽しむ♪

 準備万端整えて待っていると着々と進んでいく。
 本人の予告通り、休憩後に登場。
 優の緊張感溢れる表情を見ていたら、こっちまで緊張が移る。
 手に汗をかく。
 ぶるぶると震える。

 試合を見ていたらこの1年間のことを色々思い出した。
 優を追いかけてきたこの1年のこと。
 私と優の1年のこと。
 私から見た優の1年のこと。
 思いもかけないくらい彼女は成長していた。
 1年前にあんなにアッサリ負けていた姿が嘘のように、力強く逞しくかっこ良く
 なっていた…。

 気がつくと熱い涙が湧き上がってきた…。

 初めて彼女の『職業人』としての姿に強く感動した瞬間。
 今までは私と優のbackgroundや思い入れに引き寄せられることはあっても、
 それ以上にはなりえなかった。
 でも、今回は彼女の姿そのものに泣けてきた。
 心から認め受け入れられたのだと思う。

 そしてちょっとしたオマケとして靖子とも対面。
 モラル皆無の2人組みにつかまっているところを発見。
 じっと見つめていると、ひらひらと手を振ってくる。
 私もにこにこと手を振る。

 その後2人が一緒に車に乗ろうとする姿を見つけて、いそいそと隠れる私。
 こういう瞬間に惨めさを隠し得ない。
 ふとあとずさる行為の虚しさ、寂しさ。
 疲れもあって、一路自宅へ。
 途中食事を取ろうと思っていたのだけれど、1人でそれをする元気も勇気もなくて、
 結局真っ直ぐ家に向かう。

 気持ちだけ伝えるメールを送り、即眠る。
 数日振りの就寝にホッとする。
 疲れたけれど、また明日になればいいことあるのかなあ…。

 ♪BGM/TV

 



2003年02月22日(土) birthday party。

 朝もはよから友人が出ている、NHKの『おはよう日本』を見るため目覚める。
 TVをつけ、布団の中から観賞。
 いつまで見ているべきから不安になったけれど、すぐにそのコーナーが始まる。

 身振り手振りも激しいその姿に笑みが隠せない。
 普段のその人を思い出すとさらに笑える。
 体当たりのその姿を労うメールを送ろうと決意し、再び就寝。

 目覚めると友人Kが朝ご飯を作っている物音…。
 そうだ、ここはK邸だった。
 お母さんのようなその面倒見のよさに、いつものように甘え、出来上がるまで目を
 閉じる。

 今日は恒例の勉強会。
 しかも、ここのところmemberのbirthdayが続いており、勉強会&
 partyを兼ねる。
 お祭り・仕込み大好きな私は俄然張り切る。

 家主のKと一緒にプレゼントを買うため横浜へ。

 今回誕生日を迎えたSは少し手強い。
 私もKも共通のイメージを持つことが出来なくて、色んなものは見つつも、何を
 買ってよいのかわからずぐるぐるぐるぐる。
 街を彷徨う。

 結局もうひとり友人を合流させ、力技で選ぶ。
 帰ると全員集合しており、秘密のpartyを開くべくお店へ。

 内緒のつもりで進めているけれど、多分本人は気付いている。
 でも、その心遣いが心温まるにぎやかなparty。
 今回はお店の配慮も素晴らしく、みんなご機嫌で楽しむ。
 お酒を入れたmemberもいて、華やかに終わる。
 時間は22:00…。

 こんな時間から何が始まるのかと思いきや、レジュジメを配りSTARTさせると
 ぴしりと締まる私たち。
 今回も本業の勉強会を進めるべく、そんな時間から熱のこもった熱い熱いdiscussion。
 本当に骨の髄まで好きな人たちだ…。

 まさかこんなに真剣にやるとは思わなかったねーと言いつつ、私を含め3人の帰宅組が
 K邸を出たのはAM2:00近く。
 そして私が帰宅したのは4:30過ぎ。
 ようやるわと思いつつ、ほっとしたものを心に感じる。
 あったかい…。

 拡がりと結びつきを感じつつ、疲れた頭を抱えながら、夜が明けそうな家路を急ぐ。
 明日も朝早起きだぁ。

 ♪BGM/TV



2003年02月19日(水) ありふれた1日。


 ◆あっこ’S birthday。
 ■ボランティア。

 起床後、ボランティアに出かける準備をする。
 今日は久々に学部別保育の日。

 今日の担当はSちゃん。
 もう1ヶ月ぶりくらいに見る。
 むちむちしている甘えんぼ。

 公園に行って遊んだ。
 今日はHちゃんとも遊んだ。
 遊びを考えつくと結構嬉しい。
 細い枝を2人でぽきぽき。
 もっともっとと要求してくるHちゃんが少し嬉しかった。

 M兄弟もちゃんと2人で手をつないでとてもかわいい。
 Sちゃんも後ろから抱きしめるようにして歩けと甘えてくる。
 満面の笑みで「ぱてぃぱてぃぱん、とぅくとぅくとぅん」と、Sちゃん語をご機嫌に
 話しながら歩く。

 トイレもちゃんとできるようになったし、帰りの支度もほぼそつなくできるように
 なった。
 お母さん方にも声をかけてもらえるようになった。
 指導員の人たちとも色んなことを話せるようになって居場所をジワジワと拡大中。
 低位置をうっすらと確保できるようになるともう少し楽なのかな。

 指導員のKさんはとても本気で仕事をしている人だ。
 プライドと経験を積み重ねてきている。
 でも、最近人に指示を与える際の方法に少し疑問符を浮かばせつつ、物陰から様子を
 見ている。
 人の見方が少し評価的。
 どうしても私の反発虫が蠢く。

 この人の力量はどれほどなのか。
 Maxで仕事をしたら、どれほどの成果が上がるのか。
 限界はどこなのか。
 それらを正確にアセスメントして、スモールステップの課題をClearさせてゆく。
 totalのlevelが思い通りでなくても仕方ない。
 もともとの力の問題もあるし。

 ちょっと無謀な指示が多すぎる気がしてしまう。
 私に直接指示をすることはないのだけれど、伝達内容・伝達方法は適切なのだろうか。
 人のやる気を削ぐような方法ではないか…と。

 子どもへの接し方以前にこういうものを目にすることから日々勉強。
 臨床は奥深い…。

 昨日は久々の友人と話した。
 彼女は、私の生活とのlink levelはそれほど高いわけではないのだけれど、
 機会があると思い出すという、人生には欠かせない友人だ。
 お互い近接している領域にいながら、お互い積もり積もる話を仕込んでいる。
 来月にでも飲もうという話で電話を切る。
 友達と長電話するのも久し振り。

 そして友人あっこにbirthday callも忘れず入れる。
 ちょうど苦しい局面を迎えていたようで、昼間にメールが入る。
 電話をした時もまだ仕事をしていた。
 大人の女の生きる姿が浮かぶ。
 なんだかんだ言って大人になったなぁ…年を取った。

 深夜TVを見ていたら、哀川翔が出ていた。
 私の哀川翔。
 今好きな男No.1だ…間違いなく。
 もう、かっこいい★★★
 優しくて、思いやりがあって、でも男らしいかっこつけ方をする。
 あの常識的なところもまたいい。
 期待されると断れないってすごい男っぽいって感じがする。

 思いっきり私がそうなんだけど…。

 ♪BGM/J−WAVE



2003年02月18日(火) その視線の先にあるもの。


 ■家庭教師。

 決まらない決まらない。
 どうにもこうにも決まらなく、仕方ないので裸のままの私で参上する。
 今日は修論の検討会。

 妹が車を使うというので、久々に電車にて学校へ。
 余裕を持って到着し、手土産のGODIVAのチョコまで持参する。

 私の先生はとても聴き上手。
 私の想いや熱意をも丸ごと受け止めてくれる。
 でも、最終的に○×の判断を下すことはしても、未熟な私の研究計画を方向付けては
 くれない。
 どうすれば研究として成立するのか…。
 本音を言えばもう少し示唆が欲しい。
 私のidentityは、これほどまでに示しているのだから。

 でも、まるっきり指導のしがいがないthemeを選んだ私が悪いのか。
 …元はと言えば。

 今の私にはカウンセリング的方法の有効性は感じられても、カウンセリング自体の
 有効性は感じられない。
 意味を見出せない。
 人は生きている…自分もその他の人も。
 それを感じられる障害児の臨床は、本当に私に価値を与えてくれる。

 energy効率が良いことは間違いない。
 自分の視線の先にあるものを、追っている限りは。

 疲れて帰ってきて、家の中が殺伐としていうとがっかりする。
 そんな家の空気を察し、それ相応に振舞っている私にも苦笑してしまう。
 私の家なのに。
 帰るべき場所なのに。

 ♪BGM/J−WAVE
 (久し振りのBOOM TOWNだぁ!クリス智子の声から私の元気が生まれ出る
  ようだ。)



2003年02月15日(土) 想像力の欠如。


 ■ボランティア。(バイト。)
 ■家庭教師。

 今日は朝から働く働く。
 朝から晩までというのは正にこのことだと思う。
 職業人的卵の正念場。

 午前中の保育のバイトは中高校生ばかり5人。
 一緒に働く指導員さんも私が若干苦手にしているYさん。
 何もかも勝手違い。

 今日はTがHyperactive。
 昨日から人を押したり、叩いたり、走り回ったり。
 私が見るようになってからこんなに暴れたTをみるのは初めて。
 運動神経のいい彼だけに、落ち着かなさが多動に出る。
 畳の上で便をしてみたり、障子を破ったり、おまけにふすまを剥がす行き過ぎた
 行為に助けを求める。

 苦手だったYさんとも、Tの失態の尻拭いを共にするうち、何となく自然に言葉を
 交わせるようになった。
 同じ室内で言葉を交わせるのは3人。
 私とYさん以外に言葉を交わせるのは、Kだけだった。
 なので2人で色んなことを話すようになる。
 何となくの一体感。

 家庭教師も無難にこなし、依頼されていた仕事場へ。
 久々の緊張感と私が入ることによる周囲の微細な緊張。
 仕事を仕事としてきっちりこなすのみ。

 状況も状態も思った以上に進んでいた。
 頭を抱えそうになった。
 すべてを投げ出してしまおうかと思った。
 それくらいの絶望的な今。
 一刻も早く、一刻も早く…。

 障害児も、女子高生も、中学生も私が今日相手にした人々のそれぞれの生き方。
 人は傷つき、前進し、成長する。
 人はあくまでも自分でしか生きられない。
 自分のペースで、自分の人生を全うする。
 自分の視点から世界を見る。

 でも、みんなみんな生きている。
 自分とは違う世界で、同じ世界を生きている。
 だから想像する。
 その人がどう生きているかを精一杯考える。
 だけど、そういう想像力の欠如している人が多すぎる。
 想像力が欠如していることに気付かない人が多すぎる。

 ああ働いた働いた。
 ぐっすり眠れることの喜びよ。
 明日はまた学校だ。
 今年度最終講義。
 そうやってひとつひとつ歩んでゆく。

 ♪BGM/TV
 



2003年02月11日(火) 適切な場所、適切な言葉。


 今日は朝から授業。
 近いという理由で選んだ今の学校。
 なのに、今日は都内の校舎に出かける。

 10:00〜16:00までのケースカンファレンス。
 参加者6人と教官2人のこじんまりとした授業。
 ひとりひとりのケースを褒めつつ厳しく検討する。
 私のケースは次回発表に持ち越し。
 今日は気がついたことを述べるに留まる。

 私の同級生は、みんな私とひとまわり以上年上の人たちばかり。
 中には倍くらいの人もいる。

 …なのにどうして心穏やかにコメントできないのだろう。
 誹謗中傷、自己弁護。
 お互いの成長を称え合うという種類のものではない。
 自己顕示という立場からの、暴力的な言葉。

 私は時と場所を選ばない発言というのはキライだ。
 授業という場、参加する人全員に平等に勉強する権利が与えられている。
 自分の勢いに任せて、考えることなく発言することは適切ではないと思う。

 1日の授業が終了後、友人と約束がありそのまま直行。
 1年ぶりの再会。
 彼はおなじ年でありながら、妻を持ち1歳の女の子のパパ。
 子育てや私も知っている奥さんのこと、共通の趣味についてのんびり話す。

 変わってしまうこと。
 生き生きしていること。
 寂しさを抱える葛藤。
 そのすべてを理解しつつも、その人を受け入れられない苦悩。
 自分のidentityが拡散してしまう不安を抱えつつ、その人に近づきたいと
 思う。 
 そしてその呪縛から逃れられないツラさ。

 なんと週末よくよく会っていた優とまたまた再会。
 しかもサンボ君も一緒。
 「来てたんだぁ!」と私に近づいて来てようやく気がつく。
 よく会ってるな…最近。

 ♪BGM/TV

 
 



2003年02月09日(日) 神様。


 昨日今日と試合に行った。
 昨日は地元。
 今日はプチ遠征。

 昨日は昼間図書館に行って、ぎりぎりに地元に戻る。
 入り口に到着すると既にアナウンスが始まっている。
 ちょうど良い。
 人もたくさん入っている。
 隠れるように席につく。

 行ってよかった…。
 地元というのがどうにも嫌で、避けつつあったのだけれど。
 何が良かったってライガー。
 もう、あの入場してきた時の歓声がものすごい!
 スターってすごいな、みたいな。
 真霜も良かったし。
 何かちょっと感動した。

 ダメ元で待ってみた。
 出てくるのかどうなのかわからないけどとりあえず。
 まず靖子が出てくる。
 何となく殺伐とした雰囲気。
 仕方なく後ろから話し掛ける。
 数回呼んだのだけれど、気がつかずに道路を渡ってしまった…。

 その後久々に優と話す。
 何だか本当に久し振り。
 楽しく嬉しい♪
 周りの人たちの視線を感じつつ、2人でヒッソリ盛り上がる。
 翌日も行くと伝えて別れる。

 深夜メールが入る。
 彼女なりの配慮と気遣いを持ったメールだった。
 意外だと思いつつ、でも彼女なりの苦悩と寂しさ今の立場を理解した。
 私と彼女の間には神様がいるんだと思う。
 何かを察するとその神様が降りてくる。

 翌日も早くから遠征に向かう。
 首都高以外の高速に乗るのも久し振り。
 お気に入りの曲や思い出の曲をガンガンかけながら1人でdrive。
 高速を降りて、どう向かうのかという道筋まで覚えている。
 少し早めに到着。

 今日もいつも通りのqualityで、着々と楽しむ。
 昨日いい試合をした真霜が今日も図抜けている。
 しみじみとしていい試合が続く。

 今日も待ったけれど、昨日メールで伝えられた事項を守ろうと見守る。
 寂しそうな後姿を見送るのは、少し苦しかった。
 彼女が興味を示しそうだなーと思いながら見つけていたfreemarketに
 案の定吸い寄せられていったのをみて、笑みがこぼれた。

 優は笑顔で手を降りながら出てくる。
 誰も待っている人がいないから、歩きつつのんびり話した。
 快適快適。
 いい具合に話して、今日も別れた。

 そのあとは、同じ県内繋がりというということで、友人の家に向かう。
 dinnerを共にしつつ、色んな話をしてのんびり帰ってくる。
 今月はその友人とは会えない予定だったので、意外なハプニングも手伝って話も
 弾む。
 やっぱり彼女(達)と話すことは私のlifeworkであることには間違いない。

 こんなに怒涛の週末を過ごしたのはいつ振りか…。
 楽しく切なかった…。
 やっぱり私には神様がついてる。
 うん、それは間違いない。

 ♪BGM/TV



2003年02月06日(木) grow up a little。


 ■家庭教師。

 目を覚ますと11時過ぎ。
 12時から修論検討ゼミがあるというのに…。
 完全に遅刻。

 行こうかどうしようか迷う。
 どんな言い訳をしようか考える。
 でも、とりあえずそんな自分にハッパをかけ、学校に向かう。

 だいぶ遅れてしまうことになるとTELを入れ、急いで学校へ。
 何とか時間内に到着…大幅に遅れたけれど。
 「すいません…。」と入室すると「ご苦労様。」との労いの強化。

 寝起きの私には課題が多すぎて、頭の回転数がよくない私は当然キレが悪い。
 必死で考えてくれている先生には申し訳ないのだけれど、どうにも追いつかない。
 結局何もまとまらず、次回に持ち越しだ。

 時間あった割に、私の努力が足りなかったということ。
 もっと文献を探していればどうにかなったかもしれないのに…。
 というか、申し訳ない。
 私のために考えてくれているのに…。
 先生のためにも次回はもう少しいいideaを持って、参上することにしよう。

 とにかく足を止めない。
 踊りつづける。
 川は流れていることが大切だという。
 止まった川には価値がない。

 その後は、個人的な問題意識との闘いのためある場所に向かう。
 あまり何も考えてなかったのだけれど、時間も少ないし話すことをしっかり決めよう
 と車の中で四苦八苦。
 とりあえず今回のthemeは“決断”ということで話を進める。

 相手の愚痴や相談を聞く時間は取りつつも、自分の決断や意思はしっかり伝える。
 相手の努力をしっかりと受け止めて、都合があることに理解を示しつつも、一緒に
 何かをやっていくためにもある程度の条件は提示する。
 今回の私は迷わない。
 もし、寄り添えないならばひとりでもやっていく所存だ。

 その勝負が功を奏したのか、相手の決断は私の希望通りのものとなった。
 相手が選択しているようで、私が選択させている。
 まだまだ最初の一歩への合意が得られただけ。
 これから先の細かな決断が、その時々に待ち構えている。
 そういう時には、ある程度恐れず、自分の決意を伝えることが必要なのだと思う。

 あの人が教えてくれたもの。
 あの人が私の心に残してくれたもの。
 いいバランスで自分の中に吸収、消化できたようだ。

 私の思いを受け入れてくれたその人たちに背くようなことはしないようしっかり
 蓄えておかなくちゃいけないときが引き締まった。
 あと正味2週間…一生懸命貯金しておこう。

 今日は頭をフル稼働させっぱなしだったけれど、今年1番手応えのある日だった。
 大学院生の自分として。
 続けていればこういう日もやってくる。
 だから私はやめられない。

 私のstyleはそのたびごとに向き合うということ。
 関係ない・効率の悪い・計画性のないそれぞれの出来事に、1回1回きちんと向き合う。
 そうすると、私というtotalな部分がそれを受け止めていく。
 最終的にそれらの部分が自分の中に取り込まれていく。
 回り道とか一貫性がないと人に思われようとも、今の私は色んなことに向き合って
 考えることが必要だと思う。
 きっと10年後には何らか見えてくると信じるから。

 ♪BGM/J−WAVE



2003年02月05日(水) ぶつかる。


 ■ボランティア。(1日保育。)

 今日はほんっっっっっとに久々に早く起きた。
 (大したことない…。)
 朝からボランティアのため、県内の動物公園に行く予定で。
 いつもは数時間の付き合いの子ども達と1日一緒に過ごす。

 何人か顔の見えない子もいるけれど、結構な人数で出発。
 私は障害の1番軽いYの担当。
 初めてのことなので不安、大変そう…。

 予想通り走り回るY。
 途中までは追いかける追いかける。
 Yは頭もよく、色んなことを言葉でやり取りできる。
 だから一介のボランティアの私には、イマイチ心を許してくれない。
 身体をくっつけたり手をつなごうとすると、途端に不機嫌になって走り出す。
 手ごわい相手。
 でも私は追いかけることくらいでしかYと繋がれる方法が見つからなかった。

 でも、動物や暗闇が怖かったりすると、じりじり寄って来ておびえる。
 そういう時は私も積極的に話し掛ける。
 おやつの時間くらいにはすっかり体を預けてくれるようになる。
 一緒に歌を歌ったり、おやつを口に入れてくれたりする。

 帰りの時間になり、車まで移動しようと思ったとき事件が起こる。
 来た時もそうだったのだけれど、自分のリュックを持とうとしない。
 脱げた振りをして置いていく。
 私が持ってくれると思って甘えているから。
 意思を示さない相手を見抜く。
 でも私は断固「私は持たないからね!」と宣言する。
 Yは「イヤダ!持って!!」の大反抗。

 持ってしまうことは簡単。
 無理やり叱りつけてカバンを持たせることも簡単。
 でも、私はどちらもしたくなかった。
 指導員の皆さんが待ってくれたので、私も辛抱強く話し掛け、待つことにした。

 私が歩み寄ったり、Yの決意がちょっと緩んだり、でもどうしても素直に取りに
 いけなかったり…。
 でも最後には「いやだよー、いやだよー。」といいながら、必死でカバンの方に
 歩いていこうとする。
 自分の中で必死で戦っている。
 何だか涙が出そうになった。

 「偉かったねー!!!」…たくさん褒めた。
 リュックを自分で持つことは出来なかったけど、そこまでの努力を大いにねぎらう。
 Yも「手、つなぐの!」と言って、車まで手をつないで歩いた。

 少しづつ少しづつ大きくなる。
 少しづつ少しづつ伝わる。

 子どもだから、障害を持っているから、言葉がわからないから…だからと言って、
 やっつけでごまかすことは出来ない。
 ちゃんと1人の人間としてぶつかる。
 そうした私に感じられた確かな手応え。

 帰ってくるともう眠い眠い。
 本当にくたくた。
 あー、でも良かったな…今日は素敵な1日だった★

 ♪BGM/J−WAVE



2003年02月03日(月) ゆるゆる。


 昨日1日布団の中で過ごした…。
 チケットまで頼んでいたというのに。
 あー、自己嫌悪。
 私の生活ゆるゆるだ。

 今日は学校でロールプレイを取る。
 カウンセラー役とクライエント役。
 両方やった。
 何かちょっと煮詰まり気味。
 自分らしさと矯正する部分とのジレンマで、全くまとまらない。
 あーぁ、よく聞き込んで見つめるしかないな。

 家で作業をしようと思っていたら久方振りの友人から電話があった。
 高校時代の友人。
 前々から連絡しようと思っていて、でも何となく縁遠くてかけられずにいた。
 新しく出来た彼とその友人と遊ぶとのことで、そのお誘いだった。

 彼も彼の友人もとてもいい人で、初対面の人と遊ぶのが好きでない私も大いに
 楽しめた。
 自分がいつもよりhighになっているのに気付いた。
 彼の友人がちょっと好きな感じだったし。
 また声かけてもらえるように友人に話しておかなければ。

 ♪BGM/TV



2003年02月01日(土) 焦り、じりじり…。


 今日は朝から起きて、学部生の卒論発表でも聞こうかと思っていたのにまたもぎりぎり
 起床。
 修論発表での2年生の発表を聞くため学校に向かう。

 学校近くのコンビニで昼ご飯でも買おうかと思っていたら…財布忘れた。
 久々にレジのところで「財布忘れちゃったので…」とそそくさと店をでる。
 おなかすいていたので本当にショック…。

 無事お役目を果たし、修論発表も終了。
 同じゼミの先輩の発表のお手伝いを若干して終える。
 良かった〜♪
 来年あんな目にあうと思うと気が重い…。

 学校は土曜日だったおかげか先生のお子さんがやって来ていた。
 彼は多分まだ小学校就学前。
 笑顔がきらきらした子どもだった。
 本当に汚れを知らないというのはこういうことだと思うくらい…。

 たまたま話の流れでお母さん(先生)の話に触れる。
 「お母さん怒んないよ〜!」というので、「お母さん好き!?」と聞いてみる。
 そうするととてもきれいな笑顔で「うん、好き。」という。
 たたみかけるように聞いてみる。
 「お母さん優しい!?」
 まるでお母さんを目の前にしたような顔で、「すっごく優しいよ。」と答える。
 何だか元気になる私。

 その後、学校の近所で開催されたマッキーのLIVEに向かう。
 ツアーの初日。
 ここ数週間マッキーのみを聞いて練習してきた日々。
 ようやくその苦労も報われる…。

 やっぱりマッキーはとてもうまい。
 心のあるところにひょっこり入り込んでくる声を持っている。
 彼のsong writingも好きだけれど、何よりすきなのは声。
 CDより肉感的に聞こえるから生はいい♪
 もう少しmajorな選曲にして欲しかった気は…ものすごくするけど。

 ここのところ、焦っているのだろうな。
 何もしない、うだうだ生きると決めたはいいものまだ馴染まないんだろうな。
 じりじりじりじり焦っている。
 元来強迫的な私の性分。
 どうしてもどうしても落ち着かない。
 これが乗り越えないといけない私の課題なのだと言い聞かせつつ頑張っている。

 ♪BGM/JーWAVE


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