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きみと キチンとさよならしなかったことが ここまで得体の知れない何かをもたらすとは 正直 思いもしなかったよ 同じ道を行けないなら いっそキライになろうと 長い時間をかけて 自分を誤魔化し続けたしっぺ返しを こんな形で受けるなんてさ |
真実の前には いつも取り除けない紗をかけて わざと自分で自分を見えにくくする あの頃もそうだった 夏空の下で 汗ばんだ手を翳して 遠く太陽を見上げる振りをして きみの空気を感じていた 空気を掴みそこねた時は 隣にいるのに 太陽よりも遠く感じた こんなことなら 真っ直ぐに見つめていればよかった でも 真っ直ぐに見る方法がわからなかった |
たすけて たすけて このままだと息ができない まだ本当に人を愛していないのに このまま息絶えるわけにはいかない |
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