感想メモ

2005年02月24日(木) チェーンレター  折原一


折原一 角川ホラー文庫 2004

STORY:
不幸の手紙ならぬ棒の手紙が送られてくる。同じ文面を2日以内に出さないと棒が訪れるというのだ。ばかばかしいと相手にしなかった者たちが次々と棒で撲殺され・・・。

感想:
 途中まではすごく面白かった。この「棒の手紙」というのは、「不幸」を横書きにするうちに崩れていってそのうちに「棒」となったというのである。本当に棒が襲ってくるような恐ろしさがあって、引き込まれるように読んだ。

 しかし、中盤から後半にかけて、事件が解決したかに見えつつも、さらにその手紙の連鎖が続いていくのには、戸惑いもした。一体どういう理由なのかと読み進めるが、それが納得がいくものとは程遠かったし、まどろっこしすぎていまいち理解できなかった。

 この話は前半まででおしまいにしたほうがわかりやすかったのではないかとちょっと思ってしまった。せっかく面白いのに後半で興ざめというのはもったいない。ホラーだからこういう展開になるのは仕方ないのかな。



2005年02月23日(水) 生んだら無敵  松本明子


松本明子 小学館 2001

 タレント松本明子の妊娠と出産後の育児についてのエッセイをまとめたもの。ところどころに本人直筆の文章や写真が入っている。文章も短くすぐに読めてしまう。

 私は元々松本明子が好きだったので、とりあえず読んでみることにした。やはり子供って生まれたら突然にかわいいもので、仕事より育児ってなりやすいのかもしれないなーと思う。でも、やっぱり仕事もしたい場合は、このまま仕事に戻れなくなるんじゃないだろうかという不安とか焦りも出てくるのだろう。

 忙しい中、子育てと仕事、家事を続けるって大変だと思うけれど、周りに協力してくれる人もいるからちょっとうらやましいかな。



2005年02月22日(火) ダンボ(DVD)



 ディズニー映画で名作と言われる『ダンボ』を見た。映画は60分くらいと短い。当時はかなり斬新な作品だったらしい。

 字幕版で見たのだけれど、やはりこうしたアニメは日本語吹き替え版を見たほうが楽しめるような気がする。今度見るとしたら日本語で見たいかも。

 ダンボの母ジャンボが、ダンボをものすごく愛しているのが感じられる映像だった。子供の耳が普通でなくてもそれはもう無上の愛なのだと思う。そして、子供がバカにされたら怒り出し、危険な象として隔離されてしまう。

 ダンボは小心な子供だったけれど、ねずみのティモシーに助けられて自分に自信を取り戻していく。

 映像特典を見て気づいたのだけれど、この映画ではダンボは一言も発しない。言われて初めて「そういえば、そうだった!」ということに気づいた。ティモシーがぺらぺらとしゃべりまくるだけでダンボは本当に話さないのだ。話さずにアニメーションだけでダンボの気の弱さや戸惑い、悲しさなどを表現しているのは確かにすごいのかもしれない。



2005年02月21日(月) デイ・アフター・トゥモロー(DVD)



 先日読んだ『浮き足立ち症候群』に地球温暖化の問題が取り上げられていた。その中に、温暖化のせいで氷河期に突入するというような内容があり、それは映画『デイ・アフター・トゥモロー』で述べられている・・・とあった。夫に聞いてみたら、一応科学的に正しい根拠を元にして作られた映画だということで、一体どういう理論なのかとか、もう少し詳しく見てみたいと思った。そこで、この映画を夫と一緒に見ることにした。本来私はあまりこういう映画は好きではないのだ。

 内容は父と子の信頼関係を元に、異常気象により北半球のほとんどが氷河期のようになってしまう(それも突然)という大災害を描いた映画で、その災害のダイナミックな映像は、いけないのだろうが、美しいとか壮絶だというのを感じてしまうほどであった。でも実際にこういう災害が起きたら本当に恐ろしいと思うのだけれど。

 とにかく息子が父を信頼しきっていて、この年代の息子としてはすごいのではないかと思った。素直というか、本当にまっすぐに育ったのね・・・という感じで、父親の育て方がよかったのだろうと思わされた。

 色々な災害が続き、これでもかというくらいハプニングが起こったりするので、飽きさせないで最後まで見られる映画だと思った。

 この映画では大統領が結構いい人に描かれていた。副大統領が科学者の意見に耳を貸さなかったために避難が遅れて大惨事となるのであるが・・・。この副大統領は生き残り、自分のことを悔い改めたみたいだった。なんとなくこの辺、アメリカをちょっと皮肉っているのかなという感じだった。

 それと日本の描写が一部出てくるのだが、あやしい日本だった。どうやらこの映画によると、日本も凍結するみたいだ。となると、アメリカなら陸続きだからメキシコなどに避難できるのだろうけれど、日本じゃ逃げる場所がないなと思ってしまった。

 それとこのDVDはDTSというサウンドシステムなので、ホームシアターなどを作っている人が見ると、映画館と同じような臨場感が得られる。



2005年02月19日(土) ルームシェアの女

ルームシェアの女

 NHKの夜ドラ。

 フランス語の響きがなんとなく心地いい感じで、毎日楽しく見ることができた。

 奥さんに離婚を要求され別居中の修平と夫に浮気された挙句、離婚、子供の養育費を滞納された上に逃げられてしまい、東京で新しい生活を始めようとしているうさ子。この二人がルームシェアをすることになって・・・というお話。そのうちうさ子の息子太郎が一緒に住むことになったり、修平の妹が乗り込んできたり、うさ子の元夫やうさ子の母が転がり込んできたり・・・とてんやわんや。

 うさ子は友達の紹介のスポーツクラブで見習いとして働き、その人間模様があったり、修平はイラストレーターとしてフリーで働くための営業があったり、それだけでは食べていけないからか犬の散歩のアルバイトをしていたり・・・。犬好きな太郎とともにワンワンカントリーのおじさんと一緒に過ごしたり・・・。

 まあ、色々あったのだけれど、様々な恋愛模様があり、そして、それが典型的なくっつき方をするわけでもなく・・・。

 続編も作りたい!など出演者が話しているというのをスタジオパークで話していたけれど、その通り、中途半端(?)な終わり方だったから、このあとの続編を作るのも容易のような・・・。

 またこのコンビのやり取りを見てみたいので、続編ができたらうれしいかも・・・。



2005年02月18日(金) 暗闇でささやく声  ジョイ・フィールディング


ジョイ・フィールディング 吉田利子訳 文春文庫 (2002)2003

STORY:
前の借家人にお金を未納で逃げられたテリーは、アリソンと名乗る無邪気な女性に家を貸すことになる。しかし、彼女が現れたときから不審なことが起こり始め・・・。

感想(ネタバレあり):
 久しぶりのジョイ・フィールディングの本。これまでに3冊読んだが、どれも面白かった。今回の作品もかなり面白く夢中で読んでしまった。

 主人公は40歳にして独身のテリー。テリーの一人称で書かれるため、テリーの心境に合わせて読んでいくが、途中からちょっと驚くことが起こる。とにかく最初は不審なことの連続に、一体誰が何の目的で?と懐疑的に読み進めるのだが、それが終盤一気に変化する。そして、一体何が正しく本当のことだったかがよくわからなくなるのである。

 主人公のテリーは元々厳格な母に育てられ、いつもけなされ、ちょっとした暴力めいたものも受けていた。つまりは虐待を受け続けていた。母は自分も親から同じようにされたので、テリーを愛しているけれどどうしてもそういうことをしてしまうのだと言う。母の最期は寝たきり状態で、看護婦のテリーが母の介護を続けていた。そのためテリーは結婚願望がなかったわけではないが気づけば40歳未婚なのだ。

 適齢期を過ぎて一人で暮らすというさびしさ、そしてあきらめみたいなものを持つテリーの心情は痛いほどよくわかる。そして、入院患者の息子で妻に逃げられ2人の子供を育てているジョシュに恋心を描く。それが無惨に打ち砕かれたときにテリーはそれまでにも行ってきただろう凶行に走る。

 30歳を過ぎて結婚しないで独身のままだとオニババのようになる・・・という『オニババ化する女たち』という本があったが、それを地で行くような作品だ。もちろんこんな風になる人ばかりじゃないと思うのだが、精神の安定が失われてしまうのは、多分テリーが弱くて孤独な一人の女性だからだと思う。強い女性ならいいけれど、普通の女性ならやっぱり誰かと一緒に暮らして安定した生活を望むものなのだと思う。

 もうこの年だから・・・という戸惑い、でも、それでも幸せはつかめるかもという希望。その希望が打ち砕かれたときの悲しみと絶望・・・。そういったものを繰り返していくうちに心のバランスが崩れてしまったのだろうか。

 テリーだけでなく、アリソンもまた同様に親からの愛情を受けずにつらい境遇で育った。お互いに愛されたいという気持ちを持っていただけに、結末がかなり悲しいものに感じられる。どうにか別の道があったのではないかと思わざるを得ない。私が作者なら違う結末を用意したかも・・・。

★その他のジョイ・フィールディングの既読作品
優しすぎて、怖い
泣くのは、あとにして
私のかけらを、見つけて
その感想ページ



2005年02月16日(水) 続 紅の豚(DVD)

 ふと見たら、カウンターが1万を超えていました。
 それはともかくとして、書くのを忘れていたことを思い出したので以下補足。

 『紅の豚』のDVDには、英語版とフランス語版の2つが収録されている。字幕も同じく3種類ある。

 フランス語版のポルコの声はジャン・レノということで、ちょっと見てみた。このアニメにフランス語はすごくしっくりと来た。声優さんがうまいのかもしれないけれど、やっぱり背景が横文字でヨーロッパっぽいからだろう。本当はイタリア語バージョンとかがあると面白そう。

 ついでに英語版も聞いてみたが、特にギャグっぽいシーンではディズニー映画みたいな軽いノリに聞こえてしまって、なんだかしっくり来ない感じがした。

 この映画を見るなら日本語版か、フランス語版がお勧めかも。特にフランス語版で見ると、なんとなくまた違った雰囲気が味わえる。日本語字幕も出せるので、外国のアニメのような雰囲気が味わえると思う。



2005年02月15日(火) 紅の豚(DVD)



 ジブリ映画のほとんどすべてを見ている私だが、『紅の豚』はあんまり好きではなかったので、そんなに見ていなかった。夫が好きなのもあって久しぶりに見てみることに。

 すっかり話を忘れていて、断片的にしか覚えていなかったため、こんな話だっけ?というのが正直な感想だった。でも、よく考えると宮崎駿監督の世界が広がっているのではと思った。最近の作品を見たのもあると思うけれど、共通したものを感じてしまった。

 映像などに関しては、やっぱり最近の方が鮮やかできれいな気がする。もっと空がきれいかと思ったらそうでもなくて、ちょっと驚いた。多分この間
『ハウルの動く城』を見てきたから余計に思ったのかもしれない。

 時代を映しているというのか、昔はいい世界だったなーというような、ちょっとほのぼのした感じもした。

 それとやっぱり宮崎駿の世界では女が強いし、元気だ。すっかり忘れていたけれど、ポルコの飛行艇を直してくれる工場では、男が出稼ぎに出てしまっているため、労働者全員が女性である。またかなり年を取ったおばあさんたちも働きに出ている。その様子がすごく楽しそうなのだ。『もののけ姫』のたたら場の女たちをなんとなく思い出した。

 一番いいシーンはポルコが戦友を亡くした場面。散っていった男たちの飛行機が雲のように見えるシーン。なんだか美しい。

 渋いシーンとちょっとハチャメチャなギャグのシーンとを交えた、本当にアニメってこうだなーと思うような作品。子供も大人も楽しめるように配慮されていたのかもしれない。



2005年02月14日(月) 浮き足立ち症候群  加藤秀樹編


危機の正体21 加藤秀樹編 講談社 2004

 最近大騒ぎされていることに関して、みんなが浮き足立って騒いでいるのではないか?という見解を元に、21の項目について専門家の意見を聞きまとめたもの。

 様々なテーマがあったが、興味がない内容のものはあまり頭に入らなかった。でも、興味がある内容については非常に興味深く読むことができた。

 特に面白かったのは食べ物についての様々な意見や、出産についてなどなど。何が安全なのかそうでないのかを見極める力が必要なのかと思った。



2005年02月12日(土) オーシャンズ12

 先日、テレビでやっていた『オーシャンズ11』を復習のために見てから、映画館へと見に行った。そろそろすいてきたかと思っていたら、全然そんなことはなく、ほぼ満席状態だった。

 映画は前作に比べると私は面白いかなと思った。でも、前半はまずまずとして、中盤ですごくだれたところがあり、そのあと最後でまた面白くなるというような感じだった。その中盤のどうでもいいようなところをカットするなりすればもう少しテンポが出て面白かったのかもしれない。

 前作は物を盗むということを単純にストーリー化したものだったけれど、今回のはただそれだけでは面白くないということで、脚本とかもひねりをきかせてきたのだというのはわかった。だから、私はただ盗むだけの前作よりは面白いと思ったけれど、12人ものメンバーがいるのか?と聞かれたら、いらないのでは?と思う。主要の3人だけで十分のような。

 今回は主要メンバー以外はあんまり出てこなくて、実際のところいてもいなくてもそんなに変わらないような気がしたのだが・・・。(前回も人数が多すぎてよくわからなくなっていたところがあったし)

 それよりもオーシャンズのメンバー以外のナイト・フォックスだとか、キャサリン・ゼタ・ジョーンズのイザベルといった面々の方が個性的で面白い存在だった。

 ジュリア・ロバーツとカメオ出演らしいブルース・ウィリスの顛末も、どうも強引過ぎていまいちだった。どうせならもっと違うネタで攻める方がよかったような。この辺は脚本の手抜きなのかな。ちなみに私はブルース・ウィリスだと最初わからなかった。そのくらい外人の顔はよくわからない人なのである・・・。この間『アルマゲドン』を見たばっかりだったのに・・・。多分映画好きの人ならすぐにわかっただろうし、そういう人なら楽しめたのかもしれない。

 結構面白い展開とどんでん返しっぽいものが最後の方に終結しているのだけれど、どうせなら中盤のどうでもいいようなエピソードはなくして、すぐにここに持っていけば飽きなかったのになぁと思った。



2005年02月08日(火) たったひとつのたからもの  加藤浩美


息子・秋雪との六年 加藤浩美 文藝春秋 2003

 前にドラマでやっていた『たったひとつのたからもの』の原作。わが子との6年を写真をふんだんに入れて書き綴ったノンフィクションである。

 やはりドラマとは違うところがかなりあったように思う。でも、同じく育てるつらさについては全く描かれていなくて、本当に「生まれてきてくれてありがとう、一緒に楽しく生きようね!」というメッセージが伝わってくるような内容だった。

 写真が本当にかわいらしく撮れていると思った。また園の先生が作ってくれた誕生日のカードがすごく素敵だった。ご両親からのメッセージもなんだか胸を打つものがあった。



2005年02月07日(月) パリ空港の人々(DVD)



 『ターミナル』のネタの参考にした・・・という話を聞いて、ちょっと見てみたいなーと思った作品。

 フランスとカナダと二重の国籍を持つ男が、パスポートなどを全部盗まれてしまったため、空港の外に出られず足止めを食う。空港には同じような境遇で空港内に住みついている人もいて・・・。

 映画はフランス映画で、なんとなくフランスっぽい感じのする映画だった。特に何かすごい出来事が起こるわけではないので、ゆったりした気分で見られる映画かもしれない。

 黒人の男の子が強制送還されることになり、彼にパリの景色を見せてあげようとみんなでパリに繰り出すのだが、その夜景がきれいに見えてしまう。(本来警備があって出られないはずなのだが、フランスの警備は手薄なのか・・・)

 奥さんとのすれ違いとか、この空港に住みついている人たちがこのあとどうなるのかとか、全く何もなく終わってしまう。結論がないといえばないけれど、フランス映画ってこういうのが多いので、これがフランスの味なのかも・・・。



2005年02月06日(日) アルマゲドン(テレビ)



 昔、小さい娘さんのいるお父さんが「この映画を見て号泣した」という話を聞いた。そして、他にも「泣ける」だとか、「感動だ」という話を聞いていたので、一度見てみたいと思っていた。

 見た感想は…一言で言うと、「そんなに泣けるところあった?」という感じ。もしかして自分が人の親じゃないからかな。でも、最後の一部は確かにぐっとくるものもあったけれど、あとはそこまでではなかった。これでもかこれでもかと色々と出てきて、次どうなるのか?というのはあったけど、なんか早く結末を見せてくれ・・・という感じになってしまった。そして、なんだか肩に力が入ってすごい疲れたというか・・・。

 あと私の映像読解力のなさからなのか、緊迫したシーンで何がなんだかわからないところが結構あったのと、宇宙服みたいなのを着ているのもあって、誰が誰なのかわからなくなったりしたのもいけなかったかもしれない。

 でもまあ、そこまで悪くはなかったかな。見て損したとまでは思わなかった。



2005年02月03日(木) 電車男  中野独人


中野独人 新潮社 2004

 巨大掲示板2ちゃんねるの独身男たちが集う場で繰り広げられた嘘のような本当の話。

 大体の人が読む前に電車男が電車の中で女性を助け、その人と付き合うようになるまでを描いたものだというのは知っていると思う。私もそうだった。だから、結末はわかってはいるというわけ。

 2ちゃんねるの世界を忠実に再現するために、アスキーアートなどにも心を配ったとかいう話であった。そのため普通の本は右から左に読んでいくが、この本は左から右に読んでいく。

 なんとなくこの体裁が私にはいまいちに感じられてしまった。最初は面白い試みなのだろうと思い、読んでみたいと思ったはずなのに、読んでいると無理があるという気が。2ちゃんねるの雰囲気はやっぱり2ちゃんねるだからであって、本にして再現できるものではないような気もする。それから、言葉についての解説なんかがあるのかと思ったらそういうのがなかったので、こういう文化に慣れていない人が読むのにはちょっと難しいところもあるような気がした。わざと誤字脱字をしたりとか。私にも意味がよくわからないものもあって、どういうことなんだろう?と思う部分もあった。

 ところどころ、編集部の人が入れたのだろう状況の説明が入るけれど、これもちょっと邪魔な感じがした。

 私的にはどうせ同じようにやるなら、2ちゃんねるの掲示板そのものを持ってくるのではなくて、普通の小説風みたいな感じにしてもらったほうがわかりやすかったような気もするし、その方が感情移入できるような気がした。

 でも、確かに世の中にはこんなこともあるのだなーという新鮮な驚きはあった。電車の中で助けられた人と付き合うなんて、よく言う白馬の王子様が…みたいなノリだし。普通の人にはなかなかないこと。でも、本当にこういう出会いで結婚してしまう人たちも存在するんだなーと思って、そこらへんは面白いと思った。

 ちなみに最近純愛ブームなんだそうだが、この電車男の話って純愛なんだろうか。そんなことはないような気もするし、むしろこういうのが普通なんじゃなかろうか。


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