永遠に
ずっとそばにいる
いつまでも
君だけだ…


そういう類の言葉は受け取る側に選ぶ権利があるのかもしれない。



永遠なんてあるわけないじゃない…
っていう風にいう人がいると思う。


永遠にこの人を愛し続けるわ…
っていう風にいる人がいると思う。



そういう言葉は、受け取った人がどう思うかで
言葉の意味が変わってしまうのかもしれない。



永遠なんてあるわけないでしょう。
どうせあなたは別の人をまた愛するのよ…。
私だけ…なんてあるわけないじゃない。



って思う人には
永遠に
なんて言葉は響かないでしょう？




永遠、永久…




永遠なんて無理じゃない。
だって、たとえあなたが生きている間に
私だけを愛してくれたとしても
あなたは死んでしまうわ。

永遠に側にいてくれることなんて出来ないじゃない。




それでも私は、あなたが言う

ずっと愛してる…

という言葉をいつまでも信じ続けるのかもしれない。


いつまでも、
その言葉にすがり続けるのかもしれない。




言わなくてもわかることがある。
言われなければわからないこともある。



言われなくてもわかることも
たまには言って欲しくなる。


言葉が欲しいわけじゃない。
永遠が欲しいわけじゃない。


別に何が欲しいわけじゃないの。


ただ、側にいて。