死 - 2006年11月29日(水) 私はたぶん突き刺されて死ぬのだろうな、と思う。 前々からそういうヴィジョンがあって、昨日も夢を見た。 突き刺されるのは私ではなく、別の人なんだけど 上から細い針がぶわっと何百本も振ってくるのだ。 その人は直立し上を向いて目を見開いたまま、死んだ。 どうやらこの「中」は、こういう様々なトリックがあるらしい。 少し見渡すとななめ前方に安物のゴザを敷いて横になる男がいた。 男はこの「中」のどこにトリックがあるか、どうやって脱出するかを 知っている人間だけど私は彼には頼まなかった。頼めなかったのかも。 進むと広い空間で、アラビアな王宮かと思えば、ゴツゴツした大きな岩場が そこら中にあったりする。 何メートルもあろうかという荘重なドアが開き、 「あなた、逃げて!」という声が聞こえた。 見ると黒っぽいような茶色っぽいようなライオンが何十匹もいて、 私をめがけて追ってくるのだ。 逃げてといった人は少しの間食い止めててくれていたらしい。 なんと、その人はさっき針山にされて死んだはずの方だった。 ぐわーっとライオンが追ってくる。 私はバック転したりハイジャンプしたり駆けたりと、 現実には絶対できないアクションで逃げる。 なかなか岩場に上れなくて焦ったりもしながら。 しかも服装は、アフリカの部族のような腰巻一枚…。 鍾乳洞みたいに大きい岩場だらけの「中」を抜けると、 中世の貴族のたちが豪華なエレベーターに乗っていたので 私はすかさず飛び乗り、貴族の背中に隠れた。 そして自分の持ってるものを確認。 どうにかここから脱出できるものはないのだろうか?と思って。 沢山ある中のひとつを選ぶと、声が聞こえてきた。 「北は火、西は水である。」 方向は目で見えたので、西というよりは北西という感じであった。 私は示されたふたつの方向を見ながら考え、西に進むことにした。 エレベーターは昇っていた。 示された方向はどちらも、どこまでもどこまでも続く荒地だった。 草も水もない、埃っぽい砂風だけがびゅうびゅう吹いている岩場だらけの荒地。 ただ空は青くて、東はでかい崖が壁のように立ち塞いでいた。 そして私は立ち上がった。 ... *スープレシピつき - 2006年11月27日(月) ここ最近、腰痛がひどい。そのせいでろくに集中できなくて、勉強もはかどらない。 昨日歌を歌いながらゆっくりと風呂に入ったのが効いたのか、今日は痛くない。 ちょっといい感じだ。 昔はよくお菓子を週に三回は作っていた。 それもクッキーとか簡単なのじゃなくて、パイやタルトといった本格的なやつ。 近頃はもっぱら料理ばかりだ。 先週はチキンビリヤーニを作ったけど水の量が多くてリゾットみたいになった。 図書館に行って色々なレシピを見てみると、炊飯器で簡単ビリヤーニがあったので いつか作ってみたいと思う。 貧乏な私には鶏肉300グラムは結構高く感じるのだ。 とはいえ実家暮らしなので、食べ物に困ることはない。 母はスーパーであれやこれやとたっぷり買うくせに、食材をうまく使いきれなくて 冷蔵庫の中では常に野菜たちが死んでいる。かわいそうに。 そんな食材を出さないためにも、私は毎日料理する。 自分ではお金を使いたくないので家にあるもので試行錯誤するしかない。 今では一日一度は包丁を握らないと気がすまない。 今朝は9時に起きて、身支度を整えたら犬の散歩にいった。 タイツが毛玉だらけでちょっと恥ずかしい。 雨の日は必ずミニスカートにブーツと決めているので、毛玉が丸見えである。 まあ、いっか。 台所の前に立ち、さあ朝食は何を作ろうから始まる。 これではまるで主婦だ。 しかし私は「いい奥さんになりそう」「家庭的」とかいう類の言葉が大嫌い、 ついでにそれらに付属するあらゆるイメージも包括して大大大嫌い。 とりわけ男にいわれるのが嫌いである。 普通は逆だろうが…、私は捻くれてるので。 女性に言われる分には気にならない。 彼女達は単にそう思って、素直にそれを言ってるだけだから。 でも男がいう場合ってちょっと違うのだ。 つまりそれは「俺に何か作って欲しいな」とか「将来の奥さんポイントUP」 みたいなものをヒシヒシと感じるのである。 私は夫に尽くす妻、の構図がいやだし、特に亭主関白はもっといや。 かつて我が家がそうだったのが影響してると思うんだけども、 とにかくさ、そういうものに嫌悪感を抱いちゃうわけ。 挙句の果てに「私は結婚しない」と両親に宣言してるから、もうどうしようもない。 結婚アレルギー? それはさておき、今朝の朝食はこんな感じ。 納豆、ご飯、昨日の残りの変な焼き魚、お吸い物。 冷蔵庫に美味しそうなカブと萎びた白菜、賞味期限がおとといまでのエビがあった。 よって適当に味噌汁でも作ろうと思い、ダシでエビをゆっくり煮てから 白菜とカブを入れた。 いい匂いがしてきたので蓋を開けたら、エビとカブの香りがぶわっとしてきた。 うーむ、これは味噌なんか入れないほうが美味しいかも・・・。 ってことでお吸い物。 *かぶと白菜のお吸い物(2杯分) 1.エビ1〜2匹はあら塩で擦り、水で洗う。 2.沸騰した和風ダシにエビを入れ、弱火で1分くらい。 3.適当に切ったかぶ(半分)と白菜を入れて、かぶが半透明になるまで煮る。 4.天然塩小さじ一ちょい、醤油小さじ一を入れておしまい。 最後に三つ葉を飾れば、もっと美味しいかもね。 私は「ウユニ塩湖の天然塩」という天然塩を使っている。 私の料理にはこれが絶対欠かせなくて、このお吸い物もあら塩や精製塩では作らないで欲しい。 優しいまろやかな味の天然塩をひとつ探してください。 ウユニ塩湖の塩は、とてもきめ細かい塩で入れると一瞬で溶けるので使いやすい。 しかし割にしょっぱいから入れすぎに注意しないといけない。 そういえばこの間、アジアをイメージして作ったスープがなかなかいけた。 *くず野菜のエスニック風スープ 1.水300ccに固形コンソメひとつ入れる。 2.セロリの葉っぱ、茎5センチくらい、 ニンニク1片は芽を取り薄切り、生姜ひとかけをすりおろし、 これらを水から弱火で煮る。 3.人参や冷凍した魚介類(なくてもよい)、何でもある野菜を太目の細切りにして入れる。 (芋類は入れないほうがいい。スープが濁るので。) 4.7割りくらい火が通ったら、ハーブソルトを小さじ1ちょい、 カルダモンを2振りくらいと、スパイスミックスを好みの辛さまで入れる。 5.天然塩で味を調え、ちょっぴり醤油(あればナンプラー)入れる。 6.食べるときにはレモンをたっぷりと絞る。 レモンはくれぐれもポッカレモンとか使わないでください。 不味くなっちゃうから。 私はご飯にスープをかけて、お茶漬けみたいにして食べます。 セロリは弱火で優しく火を通すと美味しいダシが出て、透明な美しいスープになる。 生姜も最初に入れて火を通すと、鋭い辛味が取れる。 好きな人はコリアンダーの葉っぱとか入れてもいいと思う。 生姜やニンニク、スパイスたっぷり、レモンも入って、 食欲のない夏はもちろん、寒い冬も体が温まるスープ。 ついでに冷蔵庫の掃除も出来るので、私はこのスープが気に入ってる。 今は11時30分。 そろそろお昼ごはんの支度をしないと。 今日は寒いから、朝の残りのカブと白菜でクリームシチューかな。 お肉がないのがちょっと残念。あ、ウインナー入れようっ。 ... 坐禅するといつもこんな感覚になる - 2006年11月24日(金) 何もかも駆け出しまえばいい 言葉なんて意味のないものを捨て去って 俗世に漂う波に流されずに ただ受け流すのだ 真っ白だか真っ黒の視界の域に身を任せれば もうずっと長いこと夢見ていた気持ちのいい場所がある 体が段々無くなって行く きらりと光る欠片 無音の世界 ... 知れば知るほどに、 - 2006年11月22日(水) 期待や希望なんてものは存在すらしなくなる。 寧ろ全てを諦めているほうが真実を追えるのだ。 ... 料理旅行 - 2006年11月20日(月) 料理は好きだ。 何といっても食べることが大好き。 温かい料理は心も温かくする。 私はエステや高い化粧品を買ったりはしないけど、 ぐつぐつ煮ている鍋のふたを開けたときの、ぶわっとした湯気は肌によさそうである。 和食が好きなのでよく煮物だとかそんなものを作ってはいるが、 それより特に好きなのはスパイスだ。 コリアンダーやクミンやナツメグに月桂樹の葉っぱ…。 それらは私の鼻からすうっと体の中に染み込んでいって元気にしてくれるパワーを持っている。 スパイスをたっぷりと使った料理を作ると外国に行っていたときのことを思い出すのだ。 写真を眺めるよりも料理の前で目を閉じていると、タイムスリップしたみたいな感覚に陥る。 ワイワイがやがやとした音や海の声、暑い太陽や異国の言葉なんかがわあーっとフラッシュする。 そして目を開けるとそこにはほかほかの食べ物が。 そんなとき私はなんだかドキドキしながら食事をする。 口の中でくちゃくちゃとしっかり噛みしめ、胃に流れ込むのを確認しながら。 部屋にはぷーんとスパイスの強烈な香りが残っている。 空っぽだった体の中がすっかり満たされた気分になる。 そういえば南半球の海の船上で食べた料理はなんだったんだろう。 スペイン人やフランス人が美味しい美味しいといいながら ぱくぱくカレー風味のチキンと一緒に食べていたライス。 なんだか変な白いソースがかかっていて(タルタルソース?)、 色はちょっぴり黄色っぽい。 サフランライスだろうか。 あの味が何となくまた食べたくて、今日は街をフラフラしたけど目ぼしいエスニック店は見つからなかった。 月曜だからインド料理もスペイン料理もお休み。 屋台みたいな小さいヤバブ屋があったから、チリソースのケバブを頼んだ。 食べると唇がひりひりと辛かったけど、ピタが肉汁とたっぷりと吸い込んでて ついでに野菜もたっぷり入っていて、とても美味しかった。 明日はお肉を買って、スパイスとニンニクとヨーグルトで鶏肉を漬け込んで チキンピリヤーニをつくろう。 あの船上の味っぽくサフランで色をつけて、タルタルソースをヨーグルトと混ぜてみよう。 きっと明日はイルカやサメの皮膚の光や無人化した船に大量にとまる鳥達の声、 そして荒々しい波音の冷たさのひとつひとつに、また会えると思う。 ... birds of a feather...... - 2006年11月18日(土) 私は自分が思っているよりも強い人間らしい。 それに周りがいうほどに私は変人でもないと思う。 ただ突拍子もないような「変なコト」をしでかしたり、し始めたりするだけで…。 でもこういうのをエキセントリックというのだろうか。 私の仲の良い友達にかなり変わってる子がいる。 大学生なんだけど、大学で寝泊りしたり焚き火したり気付くといつも外国にいたりとか。 普通の大学だったら考えられないことだけど、研究室でも寝泊りするらしい。 あんたはスゴイ!の一言につきる。 私はといえばあっちの世界、こっちの世界を行ったりきたりするけど でも別に大衆という枠の中に括られても十分浮かない人間性だと自負していた。 結構努力家だし、知的好奇心が旺盛、もともとキチンと躾けられた子なので根は真面目なのである。 しかしよく思い起こしてみれば私が枠の中に納まっていたためしがあったろうか。 没個性的であろうと努力することが全く報われていないどころか、逆にその行為によって 没個性的とは相反する方向へ行ってしまっている気がしてならない。 でもそうなると逆に言えば個性的であろうとすれば没個性的になれるのかな? うん、それは一理ある。 だってさみんな他のみんなより目立ちたいとか出世したいとか思うわけでしょ。 「みんな」思ってるってことはその時点で既に没個性として成り立っているってことだ。 よーし、今日から私は個性的になるぞ! ところで日本には、この話題に関して実に的を得ているというか真実を意味する諺がある。 「類は友を呼ぶ」 あーあ、誰が言い始めたんだろうね。笑 ... 無知のサイレンを鳴らせ - 2006年11月06日(月) あの子を私の世界に引き入れるのは間違っていたのだと、 今なら確かにそう思う。 でもその頃の私は何を判断するにも無知で幼すぎたのだ。 まさか私の世界の人々があの子を今後も招き入れるなんて思いもしなかったし まさか私がその後も「間違い」に気付くことがないなんて。 本当に思いもしなかったのだ。 過去の自分を思い出すだけで、とても恥ずかしい。 穴があったら入りたい!とはまさにこのこと。 タイムマシンで昔の自分に会えたら、迷わずぶん殴って反省させる。 どうかしていたんだと思う。 人間って追い詰められると何でも出来ちゃうんだね。 今はもうすっかりと足を洗ったが、今度は誘惑となって私を誘う存在となった。 こんな風に、すごーく「まとも」に生活しているけれど、 少し振り向けばすぐに闇が広がっている。 例えば電車で隣に座った人とか、いつも生活しているマンションだとか、 会社のお茶くみの女の子とか、本当に色々なところに。 でも私はもうそれらをかわせるだけの強さと経験がある。 私はかつて私の世界だった場所や人から様々なことを学んだ。 代償は私の人としての心の一部だったのだと、それも今になって気付いたのだけれど。 ...
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