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2007年01月15日(月)  

親は偉大だ。

時に小煩く 敵にもなるけど
でもやっぱり
最後に守ってくれるのは
あたしを一番想ってくれるのは
他の誰でもない。


なのに
こんなに不出来な娘でごめんなさい。
あなたがたを少しでも多く 喜ばせたいと 安心させたいと
そう思うのに 何一つ 実現できなくてごめんなさい。

今まで
親は自分達の事情で勝手にあたしを産み落としたと思ってたけど
そうじゃなくて
あたしが勝手にこういうふうに生まれてきちゃったんだよね。

なのに 今まで守ってくれてありがとう。
せめて あなたがたを騙せる程度に強くなりたい。笑っていたい。
偽っても耐えてみせても
根本的には何も解決になりはしないけど
それで少しでも迷惑や心労をかけなくて済むならば
それはそれで良いと思うから。

あーこの先 どうなるんやろ、あたし。








昨晩から久しぶりにハンパなく泣いた。泣きすぎた。
お陰で今、目は腫れまくりど頭が痛い。

こういう時の甘え方なんてしらないよ。
誰でもない自分自身でどうにかせなあかんのは解り切ったこと。
あー強くなりたい。

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[経緯を追記] 

えっと。
この話に至るまでの経緯を説明せにゃあかんよね。
ってことで説明します。

ことの始まりは0114〜0115。
あたくし、就活で実家に帰っておりました。
0115の午前中に大阪で面接だったので前乗り。
夏以来の帰省でした。
その間に就活の所為で精神的にヤバかったり、持病が超悪化したりしてました。

で、実家に帰って私を見て うちの両親はひそかにこう思ったそうです。
「あぁ、実家在住のころよりも確実に持病が悪化している…酷すぎる」と。

そして、面接当日。
面接時に持病のことを聞かれまくった私は
面接終了後、父親にそのことを漏らしました。
「人物や学力、そういったことの以前に、
   持病の件で落とされるやもしれない」と。

いや、以前から薄々は感じて、気になってたんですよ。
この時期にまだ就活をしているような学生には
私と同じ持病を持っているであろう人や
それ以外の慢性疾患を持っている人が多いこと。
そりゃ、採用する側だって、健康じゃない人よりは健康な人のほうがいいわけですから仕方ないって話です。
特に、私の場合は志望業種が
メーカー系の研究とかの現場技術的なものが多かったので
有機溶剤とか色々と劇薬も扱う関係上ネックになってたのかも。
ほんと自分ではどうしようもないことだし悔しくて仕方なかった。
ソレが事実がどうかもわかんないけど、
そんなことをさておいてもこの子を採りたい!と
企業側に思わせられない自分も悲しかったし。
正直、奇麗事を立て並べてても現実はこんなものか…とも思った。

だから、面接の内容はともかくとしてちょっと凹みながら
その足で北海道に戻りました。

午後21時くらい。
室蘭の自宅に到着したこと、二日間お世話になったお礼等々で
実家に電話をしました。
そこでコトは起こるのです。

あんな胸を締め付けられるような会話を親としたのは初めてだし
これっきりにしたいですよ、ほんと。


その電話で親に告げられたこと。
「今、書類とかを出してる企業はそのまま受験すればいいけど
 これから新たに企業を探したりしないでいいから。
 とりあえず実家に戻って来なさい。それで、半年とか自宅療養しながら
 来秋、公務員試験でも受けなさい」
「一時期、お母さんたちもやれ正社員じゃなきゃだめだ〜とか
 あの企業はイメージよくないからだめだ〜とか言ってたり
 貴女(あたし)を追い詰めたけど、もういいから。」

この時点であたし軽く泪。
で、こういう意見に至った経緯を話し出す母親。
・やっぱり貴女(あたし)は思ってた以上に強くなかった。
・いつもなんとか乗り越えてたみたいだったから過信してた、ごめんね。
・6年前、ちゃんと準備もせずに北海道に放り出してごめんね。
・結果、いきなり一人暮らしで、満足にサポートしてあげられなくてごめんね。
・いきなり放り出したことは間違えだったよ…

ここまで来てこらえきれなくなったあたしが大号泣。
おかんもつられて泣き始めて話せなくなりおとんに交代。

「もう、これ以上、自分を追い詰めなくていいからな」
「お父さんたちは、お前の味方だから。もっと頼ってくれていいから」
「お前は ついつい抱え込みがちだから早く家に帰っておいで」


...............もう何にも言えなかった。
嬉しい以上に、もう定年近い親に
こんなにも心労をかけてしまっている自分に腹が立ったし
普通の人ができているはずのことすら満足にできない自分が悲しかったし
親にまで私の育て方を後悔させてしまったことが
何よりつらかった。
とにかく、いろんな感情がぐるぐるしちゃって 
本当にどうしようもなかった。
(あの時の気持ちを言葉にしろって言われても語録の少ないあたしには無理。)

電話先で泣き崩れてもう嗚咽しか漏らせない状態のあたしを気遣ってか
「とりあえず、今日はもうこれで電話切るからゆっくり休みなさい」
と言って電話 終了。

そのあともう泣きまくり。
多分、今まで23年生きてきて一番泣いた。
失恋してもこんなに泣いたことない。
大学受験で第一志望落ちた時も、
自分が行きたかった道を諦めた時もこんなに泣かなかった。
本当につらい時ってうーとかそういう嗚咽しかでてこないんだね。
アタマん中ぐちゃぐちゃでどうにかしたくて
誰かに助けを求めたいんだけど そう簡単に甘えられなくて。

文字通り一晩中泣きました。
あぁ落ち着いたかな。収まったっぽい…と一瞬思っても
すぐまた親のセリフを思い出してボロボロ泣き出す…の無限ループ。
いつもなら泣きつかれて、いつも間にか寝ちゃった…てなるのに
泣きつかれるなんてことがなかった。
泣きすぎでとっくのとうに頭痛は始まってたし
嗚咽の漏らしすぎか、のども痛かったし
鼻水のかみ過ぎで鼻セレブ使用にもかかわらず、ヒリヒリしてた。
けど、それでもなお 泪は止まらないし
途中からなんで泣いてるのかも自分がどうなっちゃってるのかも
良くわからなくなってた気がします。

それでも、なんとか16日の昼頃に少し落ち着いて 
疲れきってたので布団にもぐりこんで 一眠りして 
上記の日記を衝動的に携帯から書きました。

色々心配懸けてごめんなさい。
しかし、この感動話には 壮大なオチが後日つくことになりました…


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