宿題

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2003年04月30日(水) 猫と庄造と二人のおんな/谷崎潤一郎
二三日前にふと気が付いたことと云うのは、女房の不平を犯してまでも食膳に上せる程のものを、

庄造は自分で食べることか、リリーにばかり与えている。

それでだんだん考えてみたら、なるほどあの鯵は姿が小さくて、骨が柔らかで、

身をむしってやる面倒がなくて、値段のわりに数がある、それに冷たい料理であるから、

毎晩あんな風にして猫に食わせるにはもっとも適している訳で、

つまり庄造が好きだと云うのは、猫が好きだと云うことでなのである。

此処の家では、亭主のためと思って辛抱していた女房は、

その実猫のために料理を与え、猫のお付合いをさせられていたのだ。

「そんなことあれへん、僕、いつかて自分が食べよう思うて頼むねんけど、

リリーの奴があないに執拗う欲しがるさかいに、ついウカッとして、

後から後から投げてしまうねんが」

「嘘云いなさい、あんた始めからリリーに食べさそう思うて、好きでもないもん

好きや云うてるねんやろ。あんた、わてより猫が大事やねんなあ」

「ま、ようそんなこと。……」

仰山に、吐き出すようにそう云ったけれど、今の一言ですっかり萎れた形だった。

「そんなら、わての方が大事やのん?」

「きまってるやないか!阿保らしなって来るわ、ほんまに!」

「口でばっかり云わんと、証拠見せてエな。そやないと、あんたみたいなもん信用せエへん」


★猫と庄造と二人のおんな/谷崎潤一郎★

2003年04月29日(火) オイル/野田秀樹
なにも横浜や神戸を買おうって言ってんじゃないんだ。

島根なら、え?とは驚くけど、いくらで?って聞き返す。


いい、自分の敬う人が殺される。その殺した奴に復讐するのは、敬いの心があるからだ。

愛された人が殺される。それに復讐することは、愛する心があるからだ。

復讐心にはすべてが含まれている。

敬いも愛も親切も献身も自由でさえも、すべての美徳が復讐心に繋がる。

復讐こそ神が作った最高の美徳だ。

だから復讐したいと思ったら、ためらいなく復讐しろ。

愛するものがサリンで殺されたのなら、サリンで殺し返せ!

さもなければ、その愛は報われない。

さもなければ!さもなければ!さもなければ!さもなければ!


まずあなたが年を取りなさい。年を取るの、老いるの。

老いて死ぬの。

死んでも老いるの。地面の下の下の方で、もっと老いるの。

腐って、溶けて、それでも忘れぬかぐろき燃える水になるの。


★オイル/野田秀樹★

2003年04月28日(月) 最初の記憶/藤子F不二雄
ワーワーと大歓声。

十人くらいの大人が走っている。

中の一人がこっちへ突進してくる。ランニング姿で汗ビッショリになって。

誰かの手がぼくをその男に手わたす。男はぼくを小わきにかかえて猛然とつっ走る。

ふって沸いた災難にぼくはギャアギャア泣き叫ぶ。

(運動会の借り物レースだったらしい。)

初めて昇った隣家の階段。

ふり向いて下を見たらこわくなり、

降りるに降りられずペタッとと貼りついたままベソをかく。

床屋の椅子。

それまで背中を支えていた部分がググーッと倒れて行く。

ひっくり返りそうで一緒に身体を倒すのがこわい。

いくら大丈夫といわれても信じられない。泣く。

学校のグラウンド。野球という物を初めて見る。

飛んでいる小さな球を細い棒で打ち返す。それをハッシと受け止める。

人間わざとは思えない。

大きくなったら自分もあんな事をしなければならないのか。

大人になるのはいやだなあと、つくづく思う……。

以上を並べてみると、いかにも冴えない幼児像が目に浮かぶ。

その後の多難な人生を暗示していたのでしょうかね。


★最初の記憶/藤子F不二雄★



■「Fujiko・F・Fujio World」から。

2003年04月27日(日) THE ドラえもん展/藤子F不二雄
「藤子プロ作品は、藤子本人が書かなくなってからグっと質が上がった」

と言われたら嬉しいのですが。


★THE ドラえもん展/藤子F不二雄★



■ずっと欲しかった「Fujiko・F・Fujio World」が買えました。
その中の「のび太の部屋に体温を与える徹底研究」から。

2003年04月26日(土) 素顔が一番/綾戸智絵
今までの人生の中で妊娠!妊娠ほど楽しいことってなかったなぁ。

元気な子を産むんやで。


★素顔が一番/綾戸智絵★



■妊娠中というのを聞いて、山王丸さんに言った言葉。
私が妊婦さんだったらこんな風に言われるのが一番嬉しいかも、
と思ったら、実際山王丸さんは泣いてました。

2003年04月25日(金) 猫と作家の物語/赤瀬川源平
猫とは何かというのを一言で言うと、しょうがない、ということになる。

それではわかり難いというなら、なあ、というのをつけてもいい。

しょうがないなあ。

まだわかり難いというなら、まったく、というのをつけたらどうだろうか。

しょうがないなあ、まったく。

これでほとんどの猫の全容がわかると思う。


★猫と作家の物語◇「太陽」1997年5月号/赤瀬川源平★

2003年04月24日(木) KIMONO姫/西村芳明
なにかその辺にあるものを…織物をしている人や何かを見れば、絶えず、

書くものがあればすぐ、紙切れにでも何でも柄を書いとくんです。

いつでも何か種はないかと思ってます。


この柄はね、夏の暑い日、私が電車に乗ったら、すぐ隣へね、キモノを着た、

もう50歳くらいの着こなしが上手な人が乗ってきたんです。

で、この柄を着ていたんです。

早速手帳を出して、横目で見ながら書き留めました。


それはうちへよく来るご婦人が、髪の毛をアップにしてリボンで巻いてたんです。

そのリボンちょうどそういう感じだった。


★KIMONO姫/西村芳明(川越唐桟 西村織物工場)★

2003年04月23日(水) こぶたがずんずん/渡辺一枝
こぶたの はなを みていれば  

だれだって すみを ぬって

さかだちさせてみたいと

おもうでしょう?


★こぶたがずんずん/渡辺一枝★

2003年04月22日(火) よくぞご立派 女の銘柄/木村伊兵衛
フランスの町の女なんていうのは下ごしらえが、

それこそ相撲の化粧まわしのようなもので、いろいろ趣向をこらしている。

   
★よくぞご立派 女の銘柄/木村伊兵衛★



■同じく「文芸朝日」から。
杉浦幸雄さん、吉田精一さんとの対談で。

2003年04月21日(月) 東京トピックス/文芸朝日
<若いもんのコトバ>

近ごろの若いもん、イカスというかわりにカッコイイといい、

ズボンといわずにボンズという。

キッサテンといわずにサテンという。

喫を略して茶店だけ。チャミセといったらどうかな。


★東京トピックス/文芸朝日★



■お土産でもらったもので、
「昭和三十七年五月一日発行」と書いてありました。
定価100円。

記事も面白いけど、広告が欲しいものだらけ。

●スバル ライトバン『ザンバー』30万円
●SONY ポータブルテープレコーダー『801型』5万5千円
●小栗商事株式会社 整髪料『競馬チック』100円〜300円
●合同酒精株式会社 『ハチブドー酒』
●明電舎 洗たく機 『WP−500型』2万6千5百円
●シチズン時計株式会社 腕時計『シチズンジェット』8千5百円

2003年04月20日(日) 失恋はラブミ膏(キテレツ大百科)/藤子F不二雄
キテレツ「ひさしぶりにみよちゃんとあそぼう」

みよちゃん「まあめずらしい。雪でもふるんじゃないかしら」

キテレツ「たまにはボヤーッと無意味な時を過ごそうと思って」


★失恋はラブミ膏/藤子F不二雄★

2003年04月19日(土) しまおまほの小さな旅「奄美大島、そよ風のころ」
(島尾敏雄さんは)86年、69歳で死去。

以来17年間、ミホさんは色のついた服は着る気がしない、と喪服で通している。


★しまおまほの小さな旅「奄美大島、そよ風のころ」★

2003年04月18日(金) ブラック団/つのだじろう
「これから反省会をひらく!なにか反省してきがついたことはあるか?」


「はい!マシンガンをおもいっきりうててかっこよかったとおもいます!」

「マシンガンを海へすてちまったのはおしいことをしたとおもいます!」


「ばか!かば!まぬけっ!そんなことじゃないのっ!

いいかおれたちは世界的なギャング団なんであるぞ!

警察にほめられるなんてそんなはずかしい失敗がどうしておこったのか!!

それを反省するんだ!ばか」


★ブラック団/つのだじろう★

2003年04月17日(木) 動物のお医者さん/佐々木倫子
感動しにくいタチだから。


★動物のお医者さん/佐々木倫子★

2003年04月16日(水) 本気で冗談/赤塚不二夫
十九歳の時かな、一度手塚先生の鬼子母神の並木ハウスに行ったことがあるの。

まだ先生は結婚してなかった。

そしたらピアノがあってね、もう緊張しちゃってさ。

手塚先生が、「何か食べて行け」と言うんですよ。「中華もあるぞ、蕎麦もあるぞ」とか。

「どうしてこの人、日本語を喋れるんだろう」と、おれ不思議に思った。

自分はね、手塚先生を神様だと思ってるわけだよ。

なんで中華料理とか蕎麦のことなんか知ってるんだろうと、不思議でしょうがなくてさ、

黙ってたんだよ。


だけど、もうぼくは漫画は描けないね。

酒飲んでると手はしっかりしているけど、細かい作業はできないし、飲まないと手が震えるし。

だから漫画はちょっとお休み。

おもしろいことをやってるんだよ、いま。

病院のベッドの上で座っていたら、

「あ、そうだよ。目が見えなくても、笑うやつがいるはずだ」って突然、思いついて

「盲人にも笑いを」と思ったの。

目の見えない人と目の見える人が、一緒に読める本というのを作っている。


銀座へ飲みに行くと、吉行淳之介と、星新一とか、小松左京とかみんないたんだよ。

それで「(バカボンの)パパとママは……」そういうことを聞くんだよ。

返事のしようがないじゃない。あれは、漫画です(笑)。


★本気で冗談◇『GQ』2000年9月号/赤塚不二夫★

2003年04月15日(火) ぴったんこカンカン/黒柳徹子
鼻の穴(両方)に1円玉を入れる徹子さん、

水中でヨガをする徹子さん、

パンダの着ぐるみ(顔のとこがあいてないやつ、脱ぐと目をちゃんとパンダ風にしてる)

を着て司会をする徹子さん。

ゲストの歌手の歌う歌のイントロが始まってるのにまだしゃべってる徹子さん、

黒柳の「柳」の字をつい最近までまちがえて書いていた徹子さん。


顔は全部真顔で。

私の大好きな部分の徹子さんがいっぱいいっぱい見れました。


★ぴったんこカンカン/黒柳徹子★

2003年04月14日(月) 筒井道隆のアラスカ冒険旅行/筒井道隆
僕はもちろん不安とかそういうことではなく、ただただ本当に美しいと、

そしてこの世の中にある美しいものはなんでも見ておきたいと思いました。

何が起きるかわからないけど、

もっときれいなものを見ることができるなら、僕は先に進みたい。


★筒井道隆のアラスカ冒険旅行/筒井道隆★

2003年04月13日(日) 大工の弟子/萩原朔太郎
僕は都会に行き

家を建てる術を学ぼう。

僕は大工の弟子となり

大きな晴れた空に向かつて

人畜の怒れるやうな家根を造らう。

僕等は白蟻の卵のやうに

巨大な建築の柱の下で

うぢうぢとして仕事をしてゐる。

甍が翼を張りひろげて

夏の列日の空にかがやくとき

僕等は繁華の街上にうじやうじやして

つまらぬ女どもが出してくれる

珈琲店の茶など飲んでる始末だ。

僕は人生に退屈したから

大工の弟子になって勉強しよう。


★大工の弟子/萩原朔太郎★



■「 青猫 」から。
表紙かわいい(白猫に黒猫がはめ込まれてる)。

2003年04月12日(土) 雑誌のもくろく
いらなくなった(去年の)「雑誌のもくろく」
(雑誌コードのある雑誌約3500誌が50音別、種類別に載ってる冊子)を
もらったのでぱらぱらめくっていたら、見たことない雑誌がたくさん。

武術 (福昌堂)1020円
<中国古代武術の魅力を探る国内唯一の専門誌>

全猟 (全日本狩猟倶楽部)1260円
<狩猟と猟犬の専門誌>

月刊廃棄物 (日報出版)1760円
<環境保全と資源化への提言誌>

百日草のはなよめ (百日草)2310円
<着付専門誌>

●月刊麻酔(克誠堂出版)2730円
<麻酔関係における最高権威の麻酔専門誌>

綱引きマガジン (ベースボールマガジン社)980円
<綱引きの専門誌>

ちぬ倶楽部 (週刊釣りサンデー)1200円
<チヌ・クロダイ釣りファンの専門誌>

月刊さつき研究 (栃の葉書房)1050円
<日本の花さつき、世界唯一の専門誌>

エスペラント (日本エスペラント協会)438円
<国際語エスペラントの学習、研究、情報誌>

●ゆか(インテリアタイムス社)1600円
<ゆかの専門誌>

とか。
とにかくどんな世界にも1冊は雑誌があるみたいで。
読みたいのもいっぱいありました↓

●果実日本(日本園芸農業協同組合連合会)800円
<果樹関係者におすすめしたい必読書>

やさい畑 (家の光協会)880円
<日本で初めての菜園雑誌>

●月刊たる(たる出版)390円
<お酒の専門誌>

●月刊染織α(染織と生活社)1260円
<染織愛好家のための唯一の手作り染織専門誌>

図案ライフ (八宝堂)3900円
<洋装・和装・インテリアなどの総合図案誌>

淡交 (淡交社)840円
<あなたの暮らしの中に伝統のゆかしさを>

島へ。 (青萌堂)680円
<島で暮し島で遊べる自然とふれあうアイランドマガジン>

近代食堂 (旭屋出版)1380円
<メニューから経営まですぐ役立つ情報を満載>

製菓製パン (製菓実験社)1500円
<和洋菓子とパンの情報誌>

趣味の山野草 (栃の葉書房)1050円
<山草の育て方、楽しみ方を主に関連情報満載>


★雑誌のもくろく 2002★

2003年04月11日(金) プラネタリウムのふたご/いしいしんじ
今度の作品は、プラネタリウムと手品を題材にしています。

ぼくにとっては、こどものころから両方とも、少しこわく、また非常にこころひかれる、

という点で共通していました。

またこれらには「見ている人をだます」「目くらます」という共通点があります。

腕のいい手品師や天体解説員と、お客さんとのあいだには、

「だまし、だまされる」ことで繋がれた、堅い絆が張られているように見えます。

ふつうの生活での会話や世間話などより、コミュニケーションの質として、

よほど緊密な感じがするんです。

それはおそらく、「だまされる」とは、裏返していえば「信じている」ということだからかもしれません。

それから「熊」がでてきます。

「プラネタリウムのふたご」は「プラネタリウム」「手品」「熊」が織りなす、

いわゆる三題噺みたいな小説なんです。

われながら変な話だと思いますけれど、

「だまされたつもりで」お手にとっていただくと幸いです。


★プラネタリウムのふたご/いしいしんじ★

2003年04月10日(木) ドラえもん ひみつ道具完全大事典/藤子F不二雄
連載がはじまって25年間に、出てきたひみつ道具はおよそ千三百個ほど。

ただし、その全部がいつもポケットに入っているわけではないのですよ。

たとえば「どこでもドア」のように、いつも使う道具でもたまには修理に出してあったりして、

必要なとき、間に合わないこともあるのです。

ほかには、ここしばらくの間に使いそうな道具を予想して、そろえてあるようですね。

ドラえもんのひみつ道具には”レンタル”と”セル”の二種類があります。

”レンタル”は借りること。”セル”は買うことです。

あまり高価な道具は買えないので、安い使用料で貸してもらいます。

ドラえもんは三分の二くらいを、このレンタルで間に合わせているのです。

メーカーが新製品を発売する時には、試供品をただでくれたりして、

ドラえもんも助かっているようです。


★ドラえもん ひみつ道具完全大事典/藤子F不二雄★



■ドラえもんのひみつ道具系の本はいくつか持ってて、
これは中2くらいの時に買ったもの、っていうのを思い出したら
やだなぁとちょっと思いました。

2003年04月09日(水) 手仕事の日本/柳宗悦
善通寺の荒物屋で見かける品に、一閑張の塵取で、

とても便利なものがあります。

作り方は一枚の厚紙をとり、下の二隅を重ね合わせたものに過ぎませんが、

その合わせ方から自然に生れた形が美しい姿をなすのみならず、

使い工合も申分ありません。

安ものに過ぎませんが、諸国の塵取の中で第一に推してよいでありましょう。

紙は渋色で枝は竹であります。

私はこれを見る毎に誰にでもお土産に上げたい心を起します。


★手仕事の日本/柳宗悦★



■久々に新品で文庫を買いました。

全国の「手仕事」が絵付きで紹介されているのですが、
こういうカタログ的な本大好き。

2003年04月08日(火) 淡い心だって言ってたよ/吉井和哉
シーツはなんともう7週間ろくすっぽ変えてないのに

変えたくない気持ちのほうが今はかなり優勢

自分だけ器用に生きていこうとしたとするよ

全ての人がたとえば失敗だらけの人生だね

この話はやめとこう君に嫌われそうだ

そんな事よりこっちへディナータイムは君がいい


★淡い心だって言ってたよ/吉井和哉★

2003年04月07日(月) 鉄腕アトム/手塚治虫
ひのえうま年生まれ

群馬の人

本名午太郎

家は代代馬鈴薯さいばいをいとなむ

練馬大学を卒業後 馬力に馬力をかけ

うまく高田馬場にある科学省任官試験に

ダークホースとしてパスした

海馬の研究では博士の右に出る駒はない

ついに科学省長官に出馬

いまに馬脚をあらわすなどと

ヤジ馬に馬鹿げた下馬評をされている


★鉄腕アトム/手塚治虫★



■天馬博士の誕生の地、群馬で開かれた
「アトムの誕生会」の様子がニュースで流れてました。

天馬博士は馬鈴薯農家の出身だとかで、
最後にじゃがいもが子供たちに配られたりしていて、
へぇと思ったのですが、読み直してみたら
ちゃんとこんなプロフィールが載ってました。

2003年04月06日(日) あっぱれさんま大先生/ゆうか
ゆうかはおばあちゃんに賛成。

なんでかって言うとな、親にとっては子供はいつまでたっても子供やねん。

ゆうかも宇宙中が敵になっても、

お母さんとお父さんはゆうかの味方してくれはるって信じとんねん。

だからおばあちゃんが正しい。


★あっぱれさんま大先生/ゆうか★



■裁判形式の番組で、
「おばあちゃんはいつもお父さんの悪い所をお母さんのせいにする」
っていう女の子が、おばあちゃん(お父さんのお母さん)を訴えた時のもの。

ゆうかちゃん以外はみんな女の子の味方をしてました。

2003年04月05日(土) こっそり愛読した父の作品/藤本匡美
母は父の「顔立ちの可愛らしいこと」と「知識が豊富なこと」

に非常に重きをおいて、今日に至るまで娘達に自慢し続けてきた。

漫画は一切読まない主婦で、心から素直に

「パパは絵が上手に描けて素敵ね」と尊敬してきた。


私が四歳の頃、父が社長の時代に「スタジオ・ゼロ」が廃業になったり、

児童漫画に不遇の時代が到来し、合わせて父の仕事がグッと減ったらしいのだが、

後に母は、「私はなーんにも不安じゃなかったわ」と楽しげに語っていた。

マンガ家の奥さんというのは、このくらい俗界を超えておおらかな人で

”当たり”なのだと思う。


★こっそり愛読した父の作品/藤本匡美★



■SF短編PERFECT版1巻から。

2003年04月04日(金) 紅の豚/宮崎駿
私、ポルコが生きて帰ってきてくれてうれしい。

私ポルコが好きだもの。


★紅の豚/宮崎駿★

2003年04月03日(木) 少年児雷也/杉浦茂
「きみはいいほうかい?悪いほうかい?」

「いいほうだよ」

「ではきみの家来になろう」



★少年児雷也/杉浦茂★

2003年04月02日(水) Just Thing/Fishmans
気の合う人に また会いにゆけば

心も晴れるし 心も閉じる


喜びはいつも とっておこうね

幸せは何気に 手に入れようね

くたばる前にそっと 消えようね

あきあきする前に 帰ろうね

Oh Just Thing


★Just Thing/Fishmans★

2003年04月01日(火) ピーナッツ/産経新聞4月1日より
「起きて、お兄ちゃん!マーク・マグワイアがうちに来たわ!

うちのチームでプレイしたいんだって!」


「エープリルフール!」


「マーク?マーク?」

「エープリルフールよ!」


「マグワイアさん?そこにいるんですか?」

「エープリルフールだってば!」


「チェッ!行っちゃったらしい…」


「背中にクモがいるわよ!エイプリルフール!」


★ピーナッツ/産経新聞4月1日より★



■画像はここに。

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